MOMASのとびら これまでの報告
「くるくる!ぴょんぴょん!線の動きは…?」
◆「ひらがなの❝れ❞みたい!」
「ここがカメの顔になってて泳ぎそう!」
◆ぴりぴり~~~!長~くさいたよ。
◆違う色ともくっつけて…端っこを広げるぞ。
◆「赤と青と…白も入れたらどうなるかな?」
◆くるくるが踊っているよ!
◆「この線の形、虹みたい!」
(参加者の声)
・ながーーーーーーーーーーい作品ができました。(小2)
・はっぱを作った時に、いろんなくるくるができておもしろかったです。(小4)
彫刻あらいぐま「あらって見よう!彫刻作品」
今回の「彫刻あらいぐま」ではフェルナンド・ボテロ《横たわる人》、橋本真之《果実の中のこもれ陽》を洗いました。洗う前に、まずは作品の気持ちになってどんな汚れがあるか考えました。「鳥のフンが落ちてくる…」「ホコリがつくなあ」イメージしていくといつもは気づかなかったところも見えてきます。「あ、緑になってる!」「葉っぱが入っているね…」みんないっぱい洗ってあげなくちゃ、とやる気満々です。彫刻ボランティアの方に教えてもらいながら、スポンジで優しく洗ったり、高圧洗浄機で届かないところに水をかけたりしてきれいにしました。「気持ちよさそう。」「もっときれいにしたいな!」彫刻を洗い終えてから見ると、見え方や感じ方が変わってきます!みんなで彫刻を大切にしていきたいですね。
◆どんな汚れがあるんだろう…?
◆洗い方は…優しくていねいに…
◆「きれいになぁれ~」
◆「高いところの汚れも落とそう!」
◆洗うと大きさがよくわかるね!
◆きれいになった彫刻はどんな気持ちかな?
(参加者の声)
・ちょうこくは思ったよりよごれているんだなと思いました。(小2)
・作品があらってくれてうれしい、と思ってるといいです。(小2)
・普段は触ることのできない彫刻にさわることができて貴重な体験でした。(保護者)
親子クルーズMOMASコレクション「HALF and HALF! わたしは誰でしょう?」
◆「半分の顔があるよ!」
◆「うーん、どこにつけようかな。」
◆「じゃーん!!華やかになったよ!」
◆半分ずつくっつけたら、あら不思議☆素敵になったよ!
◆みんなの作品もイメージが変わってきたね。
◆かぶってみました♪似合うかな?
(参加者の声)
・ちがうイメージを組みあわせてとてもたのしかったです。(小3)
・二人のお面でよりよくなった。(小4)
・お面をチェンジして面白かったです。(保護者)
フリープログラム「洗濯ばさみで絵を描こう!」「風を描こう!」
9月なのに35度超えのぐったりするような日でしたが、館内はフリープログラムで盛り上がりました。『風を描こう!』では自分が感じる風をアクリルボードに表現します。「強い風がふいてるよ!ぐるぐる!」「涼しい風、そよそよ~」みんな元気いっぱいに描きました。たくさんの線が重なり、本当に風を感じるような画面になりました。『洗濯ばさみで絵を描こう!』では、素敵な作品ができました。「太陽がのぼったところだよ」「これはベロが出ているカメレオン!」みんなの楽しいイメージが広がりました。フリープログラムは、どなたでも参加できるプログラムです。ぜひ美術館に遊びに来てくださいね。
◆「風をどんな風に描こうかな…」
◆「暑い風~‼」
◆黒と黄色で強い風だね。
◆きれいな色がならんでいくね。
◆洗濯ばさみが立ち上がったぞ!
◆「カラフルできれい~!」
「どれがわたしの作品かな~?」
「MOMASでヘアメイクアップアーティストになろう!」
サマー・アドベンチャー第4弾は、「May IStart? 計良宏文の越境するヘアメイク展」にちなんだワークショップです。まずはみんなで展示をみました。「観覧車みたいな髪型だね。」「クジャクにも見えるよ。」「こっちの色は夏の夕焼けみたい。」すてきな髪型がたくさん見つかりました。そこで、みんなも美術館に飾りたい髪型をつくりました。土台に細長く切った梱包用シートやひもをつけていきます。でも材料は真っ白なものばかり。絵の具でカラフルに仕上げました。みんなで出来たものをみて楽しく話していると、部屋の電気が消えてしまいました。次の瞬間、ブラックライトがついてみんなの作品が光りました!「もっときれいになった!」「パレードみたい!」キラキラ光るオリジナルの髪型ができました♪
◆「とがった髪の毛!」「タコみたいな髪型もあるよ。」
◆材料を組み合わせて髪型をつくっていきます。
◆色もつけていい感じ♪
◆おだんご、三つ編み、文字になっている髪型も!
◆光っている髪型もすてき!
(参加者の声)
・かみのけをつくるのがたのしかったです。光ってびっくりしました。(小1)
「もう一人の自分、私の影は何色?」
※8月27日から9月8日まで、1階ギャラリーで作品が展示されます。
◆「大きな目ができたよ♪」
◆「パステル使うの初めて!」
◆色を重ねていこう!
◆赤、青、緑、3つの色が混ざり合います。
◆「もう一人のわたしがいるよ~!」
(参加者の声)
・赤青みどりで自分の色ができた。(小2)
・3つの色だけなのに、いろいろな色があってたのしいなと思いました。(小2)
・大きな紙の上で、4才の子供も手や足を使って遊んでいました。とても楽しかったです。(保護者)
『アーティストから「カタチの挑戦状」が届く!』
サマー・アドベンチャー第2弾は、講師の高田洋一さんから参加者一人一人に、ダンボールでできた「カタチの挑戦状」が手渡されました!カクカクした形、お面のような形、タワーのような形、生き物のような形…それぞれの形を手がかりに、君ならどんな作品にする?その挑戦状に応えるべく、イメージを広げて作品をつくります。「丸い形を生かしたいな。」「宇宙人に見えてきたよ。」「ひもをつけたらロープウェーみたい!」挑戦状を読み取り、厚さの違うダンボールやカラーのガムテープなどの材料を組み合わせていきます。カタチを生かした作品もあれば、全く違う作品になったものもあり、それぞれが楽しいカタチの言葉での対話になりました♪
◆吹き抜けの天井から垂れ下がっていたひもを引っ張ると…
◆ひらひらフワフワ、種がいっぱい!
アーティストさんとの素敵な出会いです。
◆カタチの挑戦状がズラリ!
◆いろいろなところから見て…どんなふうにしようかな。
◆挑戦状が変身!
◆いろいろな作品が並びました♪
(参加者の声)
・ちょうせんじょうをもらってたのしい作品ができてよかったです。(小1)
・高田先生とわたしのアイデアが合わさってできた作品です。今までのより大切にします。(小2)
・渡されたお題から考えるアートで、おもしろかったです。(小5)
「フリープログラムDAY」
夏休みはワークショップ「MOMASのとびら」の拡大版、「サマー・アドベンチャー」を実施します。今日はその第1弾!どなたでも参加できるフリープログラムの日です。「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」では、当館の人気コレクションのひとつである上田薫《ジェリーにスプーンC》をヒントにして、スプーンを並べたり組み合わせたりしながら、スプーンに映る世界を楽しみました。「つなげて遊ぼう!」では、細長いビニール袋をふくらませて、屋外彫刻にも負けないくらい大きな作品をつくりました。毎回人気の「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、地下1階センターホールが楽しい空間になります。今日もカラフルな動物や線路が登場しました。夏休みはお子さん向けの相談コーナーもあります。遊びに来てね♪
◆じっくり鑑賞中…「ぶどう味かな。」
◆キラキラの世界が広がりました。
◆どんどん大きくなっていきます!
◆「探検だ!」「ゴールはどこかな?」
◆たくさんつなげて作りました!
「アート★ビンゴ」
太陽が照ってぐったりしてしまうような日でしたが、館内は「アート★ビンゴ」で盛り上がりました。「1階吹き抜け周りのグッドデザインの椅子の形は、何に見える?」というクイズでは、まずビンゴシートに載っている椅子の写真からどの椅子か探します。「こっちから見るとキリンみたい!」「ここはシルクハットに見えるよ!」「カクカクした音符?」椅子をいろいろな角度から見て探すと、角度によってイメージが違います。クイズの答え以外にも話が膨らんでいきました。他にもジャン・アルプ《バラを食べるもの》が話していることを考えたり、館内に描かれているサイがどこに向かうのか想像したりしました。暑い夏、美術館で涼しくアートを楽しめますよ♪
◆オットセイ、馬、おたま…いろいろ見えてきた!
◆「悲しいのかな?」「光がまぶしいのかも!」
◆「すいこまれそう!」「車の滝だよ!」
工房「マイ美術館コレクションをつくろう!」
今回は、埼玉大学の学生さんが考えたプログラムです。最初に質問です!美術館は皆さんにとってどんな場所でしょう?「楽しいところ、絵をみるところ、作品がいっぱいあるところ…」。展示室の中は作品に合わせて壁で仕切られたりケースがあったりしますよね?「作品が大切だからだね!」「守っているんだ!」みんなから声があがりました。美術館は大切なものを飾るところです。そこで今日は、自分の大切なものを飾る「マイ美術館」をつくりました。パネルをスチロールカッターで切ってホットボンドでくっつけて、「マイ美術館」の建物ができました。その中に、大切な気持ちを形にしたものを飾って完成です!「マイ美術館」と同じように、大切なものがある美術館。夏休みもいっぱい遊びにきてくださいね♪
◆「美術館には大切な作品がいっぱいあるね!」
◆「壁はどんなふうにしようかな?」
◆大切なものはキラキラにするよ!ホットボンドもキラキラ!
◆「マイ美術館」ができました!
◆大切なものが中にあります。
◆鑑賞会でスポットライトをつけるともっと特別な感じになりました♪
(参加者の声)
・いりぐちからでぐちまで きらきらにできた。ぜんぶたいせつ。(小1)
み~っけ!「キラキラ枢機卿に大変身!」 | by:管理者
埼玉県立近代美術館の地階センターホールには3体の彫刻作品があります。今回のみ~っけ!ではその中のひとつ、ジャコモ・マンズー《枢機卿》を鑑賞しました。「この人は何をしているのかな?」と聞くと、「寝ているんだよ!」「考え中かなあ?」など様々な意見が出ました。その後、みんなもマントと帽子を身につけ、枢機卿になりきりました。でも、マントがみんな真っ白…ということで絵の具を使って自分だけの模様を描きます!ぐるぐる、カクカク、おしゃれになりました。途中、ブラックライトをつけると絵の具が光り幻想的な世界に…。最後はキラキラ枢機卿になってランウェイを歩きました♪
◆「おだいりさまみたい!」
◆「みんな真っ白だ…」
◆「てんてんてん…」
◆好きな模様がいっぱい描けています!
◆「わあ!絵の具が光った!」
◆私だけの模様のマントができました!
(参加者の声)
・気分がわくわくした。(5歳)
・作品の鑑賞の仕方がこれからかわりそうです。親もワクワクし通しでした。(保護者)
「洗濯ばさみで絵を描こう!」「カクカクつなげて遊ぼう!」
どんよりした曇り空の日でしたが、美術館内はフリープログラムに参加した皆さんの笑顔でパッと明るくなりました。「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、毎回地下1階のセンターホールが楽しい空間になります。洗濯ばさみがどこまでも続いたり、迫力ある作品になったり、カラフルな世界が広がりました。「カクカクつなげて遊ぼう!」は、松本薫《cycle90°》の形や動きをもとにしたプログラムです。「ダイヤモンドだ!」「ピラミッドみたい!」「迷路になりそう!」と、形から想像が広がりました。その後はストローでカクカク曲がる作品づくりに挑戦です!皆さん、面白い形の作品が出来上がりました。フリープログラムは、実施時間中はいつでもご参加いただけます。スタッフ一同お待ちしております♪
◆素敵な模様がいっぱいです。
◆「ドームができた!」
◆カラフルな「お友達」登場!
◆「もっとつなげようかな。」
◆「ぼくのカクカクできた!」
親子クルーズMOMASコレクション「1枚の板から椅子ができた!」
近代美術館にはグッドデザインの椅子がたくさんあります。そのひとつ、《Bin.Chair》という椅子を鑑賞すると、「自分で組み立てるの?」「座る人に合わせて変えられるのかな?」など、椅子のつくりについて話が広がりました。なんだか秘密がありそうです。さらにじっくり見ると、「同じ形がいっぱい!」「あいている穴の形も一緒!」形の不思議を発見しました。実はこの椅子、1枚の板を無駄なく使って作られています。そこで、みんなも1枚のパネルを使ってミニチュア椅子を作りました。スチロールカッターで切って、ホットボンドでくっつけます。親子でパーツを交換したり、協力して組み立てたりしました。「イナズマ椅子」「クマさん椅子」「氷の女王の椅子」…親子のグッドデザインの椅子ができました♪
◆「丸い形と丸い穴が、同じ数あるよ!」
◆くねくね、スイスイ切っていきます。
◆だんだん出来てきました!
◆座り心地もバッチリ☆
◆「木の形みたい。」「森の椅子だね!」
(参加者の声)
・切った形でいすができておもしろかった。みんなのいろんないすも見られて楽しかった。(小4)
1枚の板から椅子をつくり、どんどん出来上がっていくところが面白かったです。(保護者)
み~っけ!「MOMASでみつけよう!いろ・イロ・色!」
「み~っけ!」は、初めて美術館に来るお子様も多いプログラムです。みんなドキドキしながら展示室に入りました。「絵の中に好きな色はあるかな?」と聞くと、「みどり!」「青も好き!」「もっといっぱいあるよ!」と声があがり、色がどんどん見つかりました。そこで今日は色がテーマです!まずは、何色ものお花紙から好きな色を選んで並べたり重ねたり、透かして見たりしました。「この色も好きだよ。」「もっときれいになったよ!」色の発見は続きます。次に、違う部屋の扉を開けると…新聞紙でできた動物が登場!みんな大盛り上がり!でも新聞紙の色のままです。「みんなで色をいっぱいにしよう!」と、お花紙を貼っていきました。最後は、楽しい色の世界の中でみんなニコニコでした♪
◆どんな色があるのかな?
◆「好きな色、合わせたよ♪」
◆色がついたらどうなるのでしょう?
◆お花紙は霧吹きでつけます。シュッシュッ♪
◆いろんな色ができてきました。
(参加者の声)
・色は、絵の具やクレヨンの色だけではないことを実感しました。彩色ができてよかったです。(保護者)
工房「まるまるあなだらけのランプシェードをつくろう」」
橋本真之《果実の中の木もれ陽》を鑑賞しました。みんなで形に注目すると、「ふくらんでいるみたい」「何かとび出しそう」「どんどん増えていきそう」など、話が盛り上がりました。作品の表面には穴がたくさんあいています。中を覗いてみると、「キラキラしてる!」「宇宙みたい!」と声があがりました。そこで今日は、丸みのある形で穴がいっぱいあいているランプシェードを作りました。ポスターにパンチで穴をあけてセロハンテープで貼り合わせていきます。帽子のような形、タコのような形など、様々な形のランプシェードができました。中にライトを入れて部屋を暗くすると、優しい光が浮かび上がり、創作室はまるでプラネタリウムのようです!みんなで幻想的な空間も楽しみました。
◆「宇宙人だ!」「ロケットが飛び出しそう!」
◆普段は覗かないからドキドキ…
◆穴をたくさんあけていきます。
◆すてきなランプが並びます。
◆選んだポスターによって、色が違います!
◆天井にもきれいな光の模様ができました♪
(参加者の声)
・きれいでたのしかったよ。またつくりたい。(小1)
・ライトをつけると、天じょうが星空みたいになって感動しました。(小3)
みる+つくるMOMASコレクション「見つけた色で光を描こう!!」
今回は、埼玉大学の学生が考えたプログラムです!最初に、ポール・シニャック《アニエールの河岸》を鑑賞しました。近づいたり離れたりしてみながら、「ピンクや黄色、茶色、いろんな色がある。」「なんだかキラキラしてみえるよ!」「くもりの日なのかな?」「太陽がかくれて、ちょっと寒くなってきた時かな?」など、色や描かれた時間について話し合いました。シニャックは、その季節、その時間の光に照らされた風景を描いています。そこで今日は、みんなも外に出て、太陽の光のもと風景を描きました。公園に設置したアクリルボードに、指をつかって絵の具を置くように描いていきます。どんどん色が増えていき、今日だけの、初夏の午後の色が広がるすてきなアートになりました。
◆「夕方かな?」「あらしのあとで晴れたのかな。」
◆アクリル絵の具で、てんてんてん…
◆葉っぱの色、空の色、光の色で描いていきます。
◆みんなの絵がだんだんできてきました。
◆最後は鑑賞会♪
◆今日の色の作品です!
(参加者の声)
・とおくからみるのと、ちかくからみるのと ちがってたのしかった。いっぱいかけた。(小1)
・作品をみて、その色の使い方を知って外の絵をかくのが楽しかったです。(小5)
彫刻あらいぐま「あらって見よう!彫刻作品」
今日のプログラムは、彫刻を親子で洗って楽しむ「彫刻あらいぐま」です。彫刻を洗うボランティアの皆さんに教わって、普段はさわれない作品を洗いながら鑑賞しました。「泥がついている!端っこまで洗ってあげよう!」「こんなに大きな彫刻だったんだ!」「ツルツルとデコボコのところがあるよ。」近づいてみたりスポンジで洗ったりすると、新しい発見もたくさん出てきます。洗った後には、橋本真之《果実の中の木もれ陽》をみて「うれしくてもっと伸びていきそう!」、フェルナンド・ボテロ《横たわる人物》は「すっきりした~って言ってる!」など彫刻の気持ちを話し合いました。今までよりも彫刻を身近に感じて、「もっと好きになったよ。」という声もあがりました。作品をずっと大切にしていきたいですね。
◆彫刻の汚れや洗い方について勉強中!
◆「何の汚れだろう?」「雨のあとかな。」
◆普段はさわれない作品を洗っていると発見!
「こんなところにも穴があいていたんだ!」
◆高圧洗浄機で高いところもきれいにします!
◆「背中ながしてあげるね~♪」
(参加者の声)
・大きいちょうこくがピカピカになってとてもうれしそうだった。(小4)
「伝えていきたいことチェア」
企画展「ブラジル先住民の椅子」の、動物の形をした椅子を鑑賞しました。「背中がぷっくりしていて本物みたい!」「どこかをじっと見ているね。」「今から草を食べようとしているんだよ!」「前の部屋の椅子と同じような模様があるね。」など、形や模様について話があがりました。先住民の人々の椅子の使い方は変わってきたけれど、作り方を受け継いで、今では文化を伝える方法のひとつになっているそうです。そこで今日は、世界の人にどんなことを伝えたいかみんなで考え、そのイメージをもとに、紙粘土でミニチュア椅子を作りました。自然、建物、食べ物など、伝えたいことが形になった椅子、世界中の人に座ってもらいたいですね!
◆「さっき見た椅子より、動物の形が大きくなったね!」
「こんなに大きい木あるのかな?」
◆紙粘土に絵の具を混ぜます。
◆細かいところも作っていきます!
◆お城や温泉、富士山…伝えたいこといっぱいあるね!
◆座ったら楽しくなりそうな椅子ができました♪
(参加者の声)
・おふろのいすをつくりました。たのしかったです。(小1)
フリープログラム
新緑の映える青空の下、3つのフリープログラムを行いました。「風を描こう!」は、北浦和公園に吹く風を感じながら、アクリルボードに絵を描きます。「そよそよ~」「ぐるぐる~」カラフルな風が現れました。「リキシャカメラ」は、美術家の佐藤時啓さんが制作した作品です。きらびやかな3輪車の座席に乗ってカーテンを閉めると、中は真っ暗!そして膝の上に置いた白いボードに外の景色が映ります。「すごい!どうなっているの!?」「歩いている人が見える!」お子さんにも大人の方にもカメラの世界を楽しんでもらいました。毎回人気の「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、長~い線路やたくさんの動物など、力作が床一面に並びました。どなたでも参加できるフリープログラム、ぜひ遊びに来てくださいね♪
◆「いろんな色の風が吹いているんだ!」
◆「あ!風の中にいるよ!」
◆何が映るかワクワク☆
◆ただいま「カメラの世界」お楽しみ中♪
◆大きな絵ができました!
◆「どんどん上に伸びていくよ!」
「願いをこめて☆親子の椅子」
企画展「ブラジル先住民の椅子」には、動物の形をした椅子がたくさんあります。「模様がかっこいい!」「かわいい動物もいるね。」普段使っている椅子とは違う椅子ばかりです。その中の、ある動物の椅子について鑑賞すると、「優しそう!」「うれしくて笑っているんじゃないかな。」「みんなで仲良く座れるように大きな木を使ったのかな。」など、動物の印象や作者の気持ちについてイメージが広がりました。実はこの椅子、雨を呼ぶと信じられていたジャガーがモチーフです。そこで今日は、親子の願いをこめたミニチュア椅子を作りました。叶えたいことから形を考え、段ボールや木材をホットボンドで接着します。それぞれの願いが、バラエティ豊かな椅子になりました。皆さんの願い、叶いますように!
◆「するどいくちばしで強そう!」
◆「顔はクマ?」「尾はカモノハシ?」「座ったら楽しくなりそう!」
◆親子で相談しながら組み立てていきます♪
◆願いのこもった作品が勢ぞろい!
◆「本がたくさん読めますように。」
◆「ライオンみたいに足が速くなりたいな。」
(参加者の声)
・イルカのいすをつくった。スイミングがじょうずになりたいです。(小1)
・平和になりますようにというねがいをこめて、花のいすを作りました。(小3)
・子供と考えたアイデアを形にしていくのが楽しいです。(保護者)