2021年8月の記事一覧

みる+つくる「色のリズムで!アーティスト♪」

 この夏最後のサマー・アドベンチャーは、気持ちを手で表現するところからスタート!手を大きく叩いたり、ゆっくり叩いたりするリズムによって「うれしそう〜」「びっくりしてる!」同じ叩き方でも感じ方は人それぞれです。「リズム」は絵の中にもあるかも!?ということで、たくさんの作品からリズムを感じます。白髪一雄《青波》を前に「動いてるみたい!ぐーるぐる!」「ぼこっとしてる…ぼこっぼこっ!」など、作者の表現から作品のリズムをみつけます。展示室から制作する部屋に戻ったら、みんなも絵具でリズムよく描きます。なんと今回は手だけで描きます!最初は普通のサイズの画用紙に描きましたが、最後は机いっぱいに広がる大きな紙にむかってアーティスト気分で大胆に描いていきます。絵の具をたくさん手につけて「ぐーんとのばしたよ!」、はじくように「パシャパシャと手を振って絵の具を飛ばしたよ!」どの作品も動きのある、リズム奏でる作品になりました♪ 

 

展示室で作品を鑑賞します

◆「バシャバシャ!シャチの口みたい!」

 

 

さまざまな角度から鑑賞します

◆「横からみたリズムはどうかな~?」

 

絵の具を使って制作します

◆両手の先で細かい動きを!トントントン!

 

自分の作品を発表します

◆「上と下でリズムを変えて、色をかえたよ~」

 

(参加者の声)

・色をまぜたことで、おもしろい作品ができた!(小学2年)

・いろんなものがかけてよかったです。(小学2年)

 

サマー・アドベンチャー「新聞紙とガムテープで生き物をつくろう!」

 サマー・アドベンチャー第3弾は、講師に現代芸術家の関口光太郎さんをお招きし、小学生以上を対象に新聞紙とガムテープで自分の好きな生き物を作るワークショップを行いました。ワークショップの最初、会場に関口さんの姿はありません。まずは展示室にある関口さんの作品を見に行きました。作品を見てびっくり!大きくて、その中にはたくさんの生き物が表されています。では講師に登場してもらいましょうと関口さんを呼ぶと、なんと!関口さんは展示室の隅にあった「新聞紙の海」から登場されたのです!またびっくり!でも楽しい出会いができました。その後は作品づくりです。関口さんのレクチャーを受けて作っていきます。「大きくて強い恐竜だよ。」「かわいい猫の親子だよ。」思いのこもった生き物が出来上がりました。さらに今回は、出来上がったものを関口さんの作品とコラボレーション!!スペシャル作品が完成しました♪

◆関口さんの作品を鑑賞。「いろいろな生き物がいるね~。」

 

◆びっくり!関口さん登場!

 

◆教えてもらいながら頑張ってつくります!

 

◆好きな生き物が出来てきました♪

 

◆コラボレーション作品です!!

 

(参加者の声)

・つくるのがとてもたのしくて、家でもやりたい。(小1)

・時間が足りないと感じるくらい熱中しました。先生がとてもユニークで、親子でとても楽しめました!(保護者)

 

サマー・アドベンチャー「フリープログラムDAY!」

 サマー・アドベンチャー第2弾はどなたでも参加できるフリープログラムを2つ行いました!「お気に入りの椅子をみつけよう!」では、会場に並んだ8脚のグッドデザインの椅子の中から自分のお気に入りの椅子をみつけます。まずは椅子を目でみて鑑賞。「クモみたい!」「サボテンにもみえるよ!」見方が広がっていきます。その後におしりで鑑賞!座ってみると、「ふわふわでずっと座っていたい!」「座ってみると違う形にみえたよ!」など、みただけの時とは違う魅力も発見できました。「MOMASを夏色に染めよう!」では、埼玉県立近代美術館の略称「MOMAS」を型取ったオブジェに、夏をイメージした飾りを付けていきました。太陽、セミ、すいか、海…。コロナ禍でいろいろと規制がある中ですが、「MOMAS」は夏真っ盛りの楽しさでいっぱいになりました♪

 

 

全身で椅子の鑑賞をします

◆ごろ~ん「みてみて!気持ちいい座り方見つけたよ!」

 

材料を選んで制作します

◆これで何が作れるかな?

 

 

どんどん作品をくっつけます 

◆じゃーん!どんな夏をイメージしたと思う?

 

 

この後、展示室で展示しました

◆「MOMAS」が夏色に染まりました!

サマー・アドベンチャー「光るたまごをつくろう!」

 サマー・アドベンチャー第1弾は、講師に現代アーティストのみゃうかさんをお招きしてワークショップを行いました。光る帽子を被ったみゃうか先生がみんなをお出迎えしてくれてスタート♪まずは、「たまごはどんなところで生まれるのだろう?」「何を食べて育つのかな?」と、みゃうか先生と一緒にたまごについて想像します。イメージが広がったら、白い和紙を貼った風船に、お花紙を貼って模様を作っていきます。お花紙が貼れたら、上から白い和紙を4層重ねていきます。これで「たまご」の殻が完成です。たまごの殻が乾いたら、中の風船を割って取り出して中にライトを入れます。すると、お花紙の色が透けてみえてきます。最後は、部屋を移動してみんなのたまごを全部並べます。部屋の電気を消すと…「やさしい光♪」「お花紙の色がみえるよ!」、みゃうか先生も「たくさんのたまごが集まって私もうれしくなりました♪」参加者それぞれのすてきに光るたまごができました!

 

 

 たまごを作ります

◆「まるい模様のたまごにしよう♪」

 

 

乾燥します ドライヤーでも乾かしました

◆和紙を重ねたら乾燥させます!

 

たまごに合わせて巣もつくります

◆たまご完成!実はたまごの巣も作っていたのです!

 

たまごの置き場を決めます

◆「どんな場所から生まれそうかな~?」

 

電気を消して鑑賞します

◆きれいに光るたまごたち!!

 

(参加者の声)

・和紙をはるのは大変だったけど すごく楽しく作れてよかったです。(小4)

・和紙とライトでやわらかい雰囲気の作品ができてとても嬉しいです。電気を消した時感動しました。(保護者)