彫刻あらいぐま「あらって見よう!彫刻作品」

 今回の「彫刻あらいぐま」ではフェルナンド・ボテロ《横たわる人》、橋本真之《果実の中のこもれ陽》を洗いました。洗う前に、まずは作品の気持ちになってどんな汚れがあるか考えました。「鳥のフンが落ちてくる…」「ホコリがつくなあ」イメージしていくといつもは気づかなかったところも見えてきます。「あ、緑になってる!」「葉っぱが入っているね…」みんないっぱい洗ってあげなくちゃ、とやる気満々です。彫刻ボランティアの方に教えてもらいながら、スポンジで優しく洗ったり、高圧洗浄機で届かないところに水をかけたりしてきれいにしました。「気持ちよさそう。」「もっときれいにしたいな!」彫刻を洗い終えてから見ると、見え方や感じ方が変わってきます!みんなで彫刻を大切にしていきたいですね。


彫刻の汚れについて考えます

◆どんな汚れがあるんだろう…?

 
彫刻ボランティアさんと洗い方を相談です

◆洗い方は…優しくていねいに…

 
優しく洗います

◆「きれいになぁれ~」

 
どんどん汚れが落ちていきます

◆「高いところの汚れも落とそう!」

 
大きさや素材を感じられます

◆洗うと大きさがよくわかるね!

 
洗われた彫刻の気持ちを考えます

◆きれいになった彫刻はどんな気持ちかな?

 

(参加者の声)

・ちょうこくは思ったよりよごれているんだなと思いました。(小2)

・作品があらってくれてうれしい、と思ってるといいです。(小2)

・普段は触ることのできない彫刻にさわることができて貴重な体験でした。(保護者)