当館の所蔵作品・資料について、特別利用を受け付けています。
利用の種類は下記の通りです。
①熟覧（現在展示していない収蔵作品の観覧）②模写・模造③撮影（掲載・放送等のための撮影、貸出し可能な写真がない場合等）④原版使用（ポジフィルム、紙焼き写真、画像データ等）

１．特別利用料

※原版使用において、同画像を複数の媒体で利用される場合（紙／電子書籍、複数種類のグッズ製作等）には媒体ごとに料金がかかります。

※作品の運搬、設置、組み立て等に作業員および作業費が必要な場合は、別途ご負担いただく場合があります。

２．特別利用 手続きの流れ

１）収蔵品検索（データベース）等で利用希望の資料についてあらかじめお調べください。ご申請前に下記までお問い合わせいただき、作品や画像の有無および利用の可否についてご確認ください。

埼玉県立近代美術館  学芸部・特別利用担当
〒330-0061　さいたま市浦和区常盤9-30-1
TEL:048-824-0110　FAX:048-824-0118
E-mail:  p240111@pref.saitama.lg.jp

２）確認後、特別利用許可申請書の様式をお送りいたします。申請書に必要事項を記入し、利用目的のわかる企画書または概要を添付のうえ、メールまたはファックスにてご送付ください。著作権者の許可が必要な場合、許諾のわかる資料もあわせてお送りください。原則として利用希望日の3週間前までに申請書のご送付をお願いいたします。

３）申請書の決裁がおりましたら、許可書・納入通知書をお送りいたします。納入通知書により利用料をご納入後、領収書の画像をメールまたはファックスにてお送りください。担当の方で領収書の画像を確認できましたら、利用が可能となります。
※作品画像の送付は領収書の確認後となります。

４）①熟覧 ②模写・模造 ③撮影 の場合は、担当者と実施可能な日時について事前に調整が必要です。

３．特別利用の減免申請について

原則として有料となりますが、利用目的等により利用料の減免申請を行うことが可能です。詳細は特別利用担当までお問い合わせください。

４．各手続の留意事項 

①熟覧　②模写・模造
・大型、組み立て式の作品の場合、美術輸送専門業者の作業経費等をご負担いただく場合があります。
・撮影（記録撮影含む）も行う場合は、③撮影の特別利用もあわせてご申請ください。
・作品の状態等によっては利用をお断りする場合がございます。

③撮影
・必要な機材等はご持参いただき、当館が指定した場所・時間内で、職員の指示に従ってご利用ください。
・大型、組み立て式の作品の場合、美術輸送専門業者の作業経費等をご負担いただく場合があります。
・撮影したカットまたは映像が掲載された刊行物、映像データの入ったDVD等を記録のためご寄贈ください。

④原版利用
・画像は領収書の確認後にご送付いたします。
・利用期間は最長で１ヶ月以内としてください。それ以上にわたる場合は複製（デュープ）または画像データを保存してお使いいただき、ポジフィルム等は期間内に宅配便または簡易書留にてご返却ください。
・当該作品の図版が掲載された刊行物または抜き刷りを記録のため2部ご寄贈ください。掲載にあたっては、「埼玉県立近代美術館蔵」等と明記してください。
・原則としてサイン、落款等を含む全体図での掲載をお願いいたします。部分図を掲載される場合は事前にご相談ください。