2019年3月の記事一覧

み~っけ!SMF「フワリつばさで 鏡の国を飛んでみよう!」

 今日は、埼玉県内で展覧会やワークショップを行っているSaitamaMuse Forum(サイタマ・ミューズ・フォーラム)という団体から、造形作家の加藤典子さんを特別講師としてお呼びしました。「みんなの背中につばさが生えたら、鳥や飛行機のように飛んでいきたいね。」という話から、つばさ作りをしました。画用紙にお花紙などの材料を貼ったり、カラーペンで絵を描いたりして、素敵なつばさが出来上がりました。でも、つばさは1人1枚しかありません。そこで、特別なシートをつけて鏡のようになった窓に、つばさを貼って下から覗いてみることに。すると、まるで2枚のつばさが空中に浮いているようになりました!そして、フワフワと飛んでいきそうなつばさを見て楽しみました。オリジナルのつばさで、新しい季節にむかって飛んでいけそうですね♪

お花紙を飛ばしているところ

◆飛ぶってどんな感じかな?お花紙や紙飛行機を飛ばしてみよう!

 
材料を貼っているところ

◆「キラキラのつばさにしたいな!」

 
模様を描いているところ

◆「どんな模様にする?」親子で話し合い中~

 
親子で制作しているところ

◆「ここも材料を貼ろう!」力を合わせて作ります☆

 
つばさを貼っているところ

◆「お母さんのとなりに貼りたいな。」

 
フワリつばさが現れました

◆「どこまでも飛んで行けそう!」「お花畑を飛びたいな♪」

(参加者の声)

・じぶんがそらにまいたちそうだった。(6才)

・とりさんみたいになったよ。たのしかった。(4才)

・制作の時間が足りないくらい、夢中で作っている子供の姿を見られてとても良かったです。(保護者)

みる+つくるMOMASコレクション「なりきり瑛九☆光を使って描こう!」

 今日は、最初に創作室で瑛九《希望》を鑑賞しました。「泳いでいるタコだ!」「ガイコツの頭にみえる!」さらに「電気でビリビリしていそう」「カミナリが鳴ったところかな」など、暗い中で明るく光っている世界ではないかと話が広がりました。その後、描き方のヒントを探しに展示室にいきました。そこで型紙を発見!色々な作品の中に、印画紙という特別な紙の上に型紙や身近な物を置き、光をあてて型を写し取った作品がありました。そこでみんなも、瑛九のように光を使って制作しました。おはじきなど透明な素材や紙の重ね方、光の当て方で、様々な色や形が浮かび上がるのを楽しみました。最後に額をつけて完成です!太陽の光をつかまえたアートができました♪

 

瑛九の作品を鑑賞しているところ 

◆「ステージの上でライトをあびているみたい!」

 
描き方のヒントを見つけたところ

◆「型紙と同じ形が絵の中にあるよ!」

型紙や材料を並べているところ

◆型紙や材料の置き方を考えます。「型紙を重ねてみようかな♪」

 
感光紙を日光に当てているところ

◆「あ!だんだん色が変わってきた!」

額をつけているところ

 

◆最後に額をつけます。「いい作品ができたよ!」

 
すてきな作品が並びました

◆海の中、楽しい遊園地…いろいろなイメージの作品ができました☆

 

(参加者の声)

・光をあててきれいなかたちができてうれしかったです。(小1)

・光で絵がかけてびっくりしました。森の中みたいになりました。(小2)

 

みる+つくる企画展物語「どこまで増える?!MOMAS計画2019」

 近代美術館の中で一番大きな作品は何だと思いますか?正解は、美術館の建物です!今日は美術館を設計した黒川紀章さんの建築を紹介する展示を見に行きました。《東京計画1961Helix計画》の映像や模型を見ると、「鳥のくちばしみたいな形がいっぱい!」「ちょっとずつ動いているみたいな形!」「空まで届きそう!」など、造りや高さに驚きの声が挙がりました。鑑賞した作品は、人口の増加に合わせて生き物のように成長する都市のアイデアを模型や映像にしたものです。海を埋め立てるのではなく、垂直に伸びていく建築が考えられました。そこで、みんなもどんどん増えていく建物をイメージして作品づくりをしました。低学年の子たちはブロックのような角材を、高学年はアイスの棒をメインに、木材を組み合わせてホットボンドで接着します。「川や海を乗り越えるよ!」「建物が好きな方向に増えるんだ!」など想像が膨らみ、100人、200人…もしかしたら世界中の人が暮らせるかもしれない建物ができました。


模型を鑑賞しているところ 

◆「くねくね ねじれてる!」「長~いエレベーターで昇るのかな。」

 
映像を鑑賞しているところ

◆「一番上に住んだら星がいっぱい見られそう!」

 
角材を接着しているところ

◆ホットボンドで接着中♪

 
組み合わせを考えているところ

◆組み合わせ方もポイントです☆

 
鑑賞会で並んだ作品

◆どこまでも増える建物が完成!!

 
思いのつまった作品です

◆デザインも増え方も様々な作品ができました!

(参加者の声)

・とてもたのしかったです。いつかたてられるといいな。(小1)

・外国にあって、よこに広がって、どんどん日本にちかづいていくのを作りました。(小2)

・美術館や見た作品のように、同じ形をつなげていきました。(小6)

「アート★ビンゴ」

 今日は、どなたでも参加できる「アート★ビンゴ」です!親子で、友達で、たくさんの方が問題に挑戦しました。「瑛九の《田園》に、君ならどんな題名をつける?」という問題では、「夕方にドーンとあがった花火」「ものすごい勢いの竜巻」「暗い森の中の洞窟」など、聞こえてくる音やその場の様子などもイメージして題名をつけてくれました。「橋本省の《流水の門》が開いたら何が起こると思う?」という問題では、「長い道が続いている」「魔法の国がある」「宇宙人が出てくる」など、楽しい物語が生まれました。他にも、グッドデザインの椅子や館内のマークに関する問題に、参加者の皆さんの想像力豊かな答えが出ました。普段は通り過ぎてしまいそうなところでも、楽しい発見ができるかもしれません。これから暖かくなる季節、ぜひ美術館に遊びに来てくださいね♪

 背もたれの形を見立てているところ

◆何の形に見える?「オムライス!」「海の中にいるカモメ!」

 
彫刻の気持ちになって考えているところ

◆「困った顔しているよ。」「椅子に座りたいのかな?」

 
美術館にある四角を探しているところ

◆美術館の中には四角がいっぱい!どこにあるかな?

 
門が開いて起こることを想像しているところ

◆「神様が出てくる門かな。」「開いたらパーッと光りそう!」