2015年12月の記事一覧

MOMASの扉アートカードをつくろう!

 今日は、埼玉大学の大学院生が考えてくれた、アートカードを使った楽しいプログラムでした。アートカードは県内の美術館の作品が絵葉書のようなカードになっており、遊び感覚で鑑賞が楽しめます。「○○なのはどっち?」とゲームで盛り上がった後、展示室へ行って好きな作品をスケッチしました。みんなも色鉛筆で絵を仕上げ、世界に1枚の『MOMASの扉アートカード』を作りました! そして、自分のカードに関する3つのヒントを考えました。鑑賞会では「ふわふわ・明るい色・家族、さぁ、このカードはど~れだ?」と、ヒントをもとにそれぞれのカードを選びました。中には同じ絵のカードが2枚並び、ヒントが微妙に違う難問があり楽しめました! お迎えに来た保護者の方が「元の絵はどんなだろう?」と子供に手をひかれて展示室へGO。本物の絵とカードをみて、たくさんお話してくださいね。



◆「音がしそうなのはどっち?」             ◆「絵を描くの? さっきの絵だ~!」



◆「この猫の絵にしようかな?」          ◆「おいしそうな果物だね!」



◆素敵なカードが完成!              ◆「やっぱり、このカードだったんだ!」

 

<参加者の声>

・わたしは、ばらがあったえのなかにいたやぎがちいさかったので、おおきくかきました!(小1女子)

・最初のヒントゲーム楽しかったです。家でももっとカードを作りたいです!(小5男子)

工房「宇宙センターMOMAS ~謎の星を調査せよ~」

 今日はいつもの創作室がなんと宇宙センターに変身! 参加者は隊員となって宇宙の星を調査して、その星を制作しました。プログラムを考えてくれた埼玉大学の学生さんが隊長となり、色々なミッションが出されました。ミッション1では、調査班のチームワークを高めるために、ジェスチャーゲームや伝言ゲームで大盛り上がり! ミッショ2は調査会議です。担当の星群についてチームでたくさんお話をします。「とっても小さい生き物が住んでいる。」「この星はあの星を守っているよ!」などと、星について想像を巡らせます。ミッション3では、紙粘土で星を作ります。「星と星が仲良しだから梯子でつなげよう!」「くさい星の横には、いい香りがする花の形の星を作ろう!」と、どのチームも工夫がいっぱい。最後は、宙に浮くみんなの星たちを鑑賞しながら班ごとに発表をしました。きっと広い宇宙にはこんな素敵な星がありそうですね☆

 

◆調査はチームワークが肝心!!ゲームスタート! ◆「この星には弱虫がすんでいるの」

 ちゃんと伝わるかな~??            みんなで想像したことを話しています



◆「こんな形を作りたいときはどうする?」    ◆みんなでお話しながら作ります。

 「こんな方法があるよ!」「あぁ~そうか!」   絵の具で色をつけたり楽しい~♪


 

◆色とりどりの星ができました!!!    ◆「みんなこの星の周りを回っています!」

                      「なるほど~!」

 <参加者の声>

◆自分だけで星を作るのは大変だったが、みんなで空想が広がって面白かった。(小4男子)

◆初めて参加しました。ただ作るだけではなく、周りの子供達と話し合い考える面白い内容でした。(保護者)

 

アート★ビンゴ【そら】

 アート★ビンゴ【そら】を開催しました。元気な子供たちがたくさん参加してくれました。花壇の近くにある関根伸夫さんの作品は、座れるだけでなく遊べる彫刻として作られました。「みんななら、どうやって遊ぶかな?」の問いに、眼を輝かせながら想像を膨らませます。「《子午線-1993》という機械のような作品が動いたらどんな音がするだろう?」と、作品から聞こえてきそうな音を想像して楽しみました。今日の難問は、2つの彫刻作品《天空へのメッセージ》と《風の中で》の大きさを比べる問題でした。「どうやったら比べられるかな・・・」と、影を歩いて測ったり、家族や友達と相談してこの難問に挑んでいました。今日も、美術館博士が誕生!!皆さんのご参加、お待ちしています。


「どうやって高さを比べようかな?」   ◆「角からボールを転がしたら面白いぞ!」

 「影を歩幅で測ってみようかな・・・」      「水を流して何か浮かべようかな~」

 
◆「機械みたい、どうやって動くかな?」  
◆「おめでとう! 美術館博士に認定♪」 

 「どんな音が鳴りそうかな?」

 



 

み~っけ!「 おおきいね! 」

 今日は常設展示室にある辰野登恵子さんの版画作品《MAY-21-91》を、未就学児の親子で鑑賞しました。作品に描かれた紫や水色の大きなマルを見ていると、大きなブドウの粒やタコの吸盤、お団子にも見えてきます。鑑賞後は制作です。子供が大きく描いたマルを、お家の人が専用のカッターを使ってギコギコ切り取ります。子供たちは自分の体より大きなマルを頭に乗せたり寝そべったりしてとっても楽しそう♪ 次にそのマルに絵の具を塗って、参加者が全員乗れるほどの大きな紙の上にひっくり返してペタンとスタンプ。さらにその上に乗って踏み踏みダンシング! はがしたらきれいな版画が完成!!のはずが、段ボールがくっついてしまう失敗も・・・。しかし、みんなで作った大きな作品を眺めると色々なものに見えてきました。子供たちの想像力に驚かされる観賞会になりました。

 

 

◆「これ何に見える?」                 ◆「も~っと大きく描こう!」

 「ワインがこぼれたところ」


  
◆とっても大きなマルができた!       ◆踏むの何だか楽しいぞ~♪    


 
◆手をつないでダンスダンスダンス♪   ◆「何に見えるかな~?」

                      「怪獣~」「ここはけん玉!」      

 <参加者の声>

◆ペタンとして、ふむのがとってもたのしかった。(4才女子)

◆家ではできない大きな作品が作れて大満足でした。(保護者)