企画展等 2026-27

コレクションの舞台裏

2026年2月7日(土) - 5月10日(日)
一般1000円(800円)、大高生800円(640円)

光をあてる、掘りおこす。収蔵品をめぐる7つの試み

1982年に開館した埼玉県立近代美術館は、継続的な収集活動により、現在約4200点の作品を収蔵しています。この展覧会では、その中から学芸部スタッフが各々の視点で作品を選び、7つのテーマを設けて、調査研究(リサーチ)の成果をもとに展示します。親しまれてきた名品からあまり知られていない作品にいたるまで、現在の視座からコレクションに光をあて、その新たな一面を掘りおこす試みです。加えて、美術館の主要な仕事である「収蔵品の調査研究」や「教育普及活動」の舞台裏をご紹介する機会にもなるでしょう。

第74回埼玉県美術展覧会(県展)

2026年5月28日(木) - 6月18日(木)
無料

多くの出品点数を誇る県内最大の公募展です。審査によって選ばれた入選作品等、約1800点を展示します。

部門│日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真

問合せ先:埼玉県教育局生涯学習推進課 tel: 048-830-6925

※県展開催中はMOMASコレクション観覧料が半額になります。

密やかな美 小村雪岱のすべて

2026年7月11日(土) - 9月23日(水・祝)
一般1400円(1120円)、大高生1120円(900円)

雪岱の全貌に迫る大規模展

埼玉県川越出身の美術家・小村雪岱(1887-1940)は、大正から昭和初期にかけて、書籍の装幀、挿絵や舞台装置、日本画と、幅広い分野で活躍しました。本展では雪岱の代表作を網羅しつつ、画業を「人」とのつながりから再考します。小説家、出版人、役者や画家との交流を通し、雪岱の作品世界がいかに生み出されたかをご紹介します。

内間安瑆・俊子展 色を織り、記憶を紡ぐ

2026年10月10日(土) - 2027年1月17日(日)
一般1400円(1120円)、大高生1120円(900円)

東京とニューヨークをつないだ夫婦の軌跡

沖縄からアメリカへと移住した両親のもとに生まれた内間安瑆(1921–2000、米国籍)は、1940年に来日すると、木版画での抽象表現を追究していきます。帰米後は「色面織り」と呼ぶ独自の木版技法を確立し、色鮮やかな〈Forest Byobu〉シリーズで評価を高めました。 大連で育ち、その後兵庫に暮らした内間俊子(1918–2000、旧姓・青原)は上京後、デモクラート美術家協会に参加します。1956年には女流版画会の創立に関わり、安瑆と結婚しアメリカに渡ると後年は詩情豊かなコラージュ作品を制作しました。 本展では、日米の芸術家たちのネットワーク形成においても重要な役割を果たした両者の活動を振り返り、戦後美術の新たな一面に光をあてます。

磯崎新の版画

2027年2月6日(土) - 5月9日(日)
一般1400円(1120円)、大高生1120円(900円)

建築家が版画をつくること

建築家・磯崎新(1931-2022)は、世界各地の公共建築や都市構想に携わっただけでなく、建築をめぐる理論や思想において、卓越した批評活動を展開しました。ゆくゆくは滅び廃墟になるという建築の宿命的な条件を踏まえ、磯崎は実体としての建築以上に、その理念や純粋な姿が永続的に継承されていく模型や版画、ドローイングを重視しました。とりわけ、1970年代後半から建築を2次元の版画に表すことに積極的に取り組み、300点をこえる版画を制作しています。また磯崎は、建築のコンセプトを広く伝えることができる複製メディアとしての版画の特質にも着目しており、1970年代に隆盛した版画によるコンセプチュアル・アートとの関連性もうかがえます。磯崎の版画に焦点をあてるこの展覧会は、1970年代以降の美術における版画の動向も踏まえ、建築と版画の関係を読み解きながら磯崎の建築思想を探っていきます。

アーティスト・プロジェクト

アーティスト・プロジェクト#2.09 江頭誠 夢見る薔薇 ~Dreaming Rose~

2026年2月7日(土) - 5月10日(日)
無料

江頭誠(1986-)は戦後日本で普及した花柄の毛布を使い、独自の立体作品や展示空間を創り出すアーティストです。本展は、眠りの間にみる/憧れや理想を心に描く「夢」をキーワードに、新作を中心としたインスタレーションを紹介します。

アーティスト・プロジェクト#2.10 辻梨絵子

2027年2月6日(土) - 5月9日(日)
無料

他者との対話やインタビューをもとに、人々との多様な関係性についてリサーチを行い、映像を交えたインスタレーションを制作する辻梨絵子(1991-)。手縫いのぬいぐるみをアバターとして用いる辻の作品は、鑑賞者に親しみや心地良さを与えながらも、私たちを取り巻く社会規範や価値観のゆらぎについて静かに問いを投げかけます。本展では新作インスタレーションを中心に紹介します。

MOMASコレクション 2026-27

2026年6月6日(土)-8月30日(日)

セレクション

デルヴォーほか、MOMASコレクションの名品を紹介します。

小村雪岱と谷崎潤一郎

企画展「密やかな美 小村雪岱のすべて」に関連した小特集です。

現代のユーモア v2.0

1984年に開催した企画展「現代のユーモア」を手がかりとしながら、芸術表現におけるユーモアを今日の視点からとらえなおします。

2026年9月5日(土)-11月29日(日)

セレクション

シャガールほか、MOMASコレクションの名品を紹介します。

特集 堀浩哉:ゼロからの実践

美術やその制度を根底から問い直すところから作家活動を始めた堀浩哉(1947-)。新規収蔵の絵画も含め、1960年代末から2000年頃までの制作の軌跡を辿ります。

2026年12月5日(土)-2027年2月28日(日)

モネ没後100年によせて-光を描く

モネの没後100年にあわせて、《積みわら》を起点に、近代絵画から現代美術まで、光の移ろいを捉えた作品をご紹介します。

雪月風花を愛でる ―大熊家コレクションから

近代日本画のコレクションから、四季折々の自然美を描いた作品を中心にご紹介します。

2027年3月6日(土)-5月30日(日)

セレクション

ルオーほか、MOMASコレクションの名品を紹介します。

木のかたち

美術作品の素材としての木のさまざまな「かたち」に着目し、木彫・木版・木をモチーフとする作品などを紹介します。

さいきんのたまもの

近年新たに美術館のコレクションに仲間入りした作品をご紹介します。

MOMASコレクション関連事業

作品ガイド

展示作品について、14:00から美術館サポーター(ガイド・ボランティア)がご案内します。

実施日はトップページのカレンダーをご確認ください。

コレクション・トーク

年に10回程度、展示中の作品について学芸員が解説します。

詳細は各展覧会のページをご確認ください。