MOMASのとびら これまでの報告

サマー・アドベンチャー「洗濯バサミで絵を描こう!」

夏休み特別企画のワークショップ、サマー・アドベンチャーの第2弾は、洗濯バサミを使った自由参加のプログラム「洗濯バサミで絵を描こう!」です。近代美術館の地下1階センターコートに用意した20000個の洗濯バサミを好きなだけ使って、思い思いに遊びました。洗濯バサミを洗濯バサミで挟み、挟んで挟んで又挟むと、きれいな模様が描かれていきました。上手に組み合わせながら○○レンジャーや何十人ものヒーローを作る子や、立体的なサンゴや花畑、ドームなど、きれいな作品がたくさん出来上がっていきました。子ども達だけでなく、お父さんやお母さんも童心に帰り、夢中になって遊んでくれました。


◆「東京スカイツリーを中心にした大都会、東京を作るぞ!」


◆3時間後のセンターコートには、参加者約100名による作品がずらり! 3体の彫刻達も見入っています。

<参加者の声>
◆すごく面白かった。また来年も参加します。(4年男子)
◆ここまでたくさんの洗濯バサミを挟んだことはありません。子どもの様に楽しんでしまいました。(保護者)

サマー・アドベンチャー「オリジナルくんくんボトルをつくろう」

夏休み特別企画のワークショップ、サマー・アドベンチャーの第1弾は、匂いをテーマに活動されているアーティスト井上尚子先生をお招きし、「オリジナルくんくんボトルをつくろう」というプログラムを行いました。ケチャップを入れるディスペンサーを片手に北浦和公園を散策し、木の葉や草、セミの抜け殻など、お気に入りの匂いがするものをどんどんディスペンサーに入れていきます。そうすると、オリジナルくんくんボトルのでき上がり! 自分が作った匂いにタイトルを付けてレシピを書いたら、全員で嗅ぎ合いっこをしました。匂いの感想シールを貼って、大いに盛り上がりました! さらに、くんくんブックを引っ提げて館内の匂いを嗅ぎ回りました。イスの座面やロッカーの中の残り香などをくんくんして眠っていた嗅覚を目覚めさせました!


◆「くんくん・・・ 俺、この匂い結構好きだな!」



◆「匂いの素をDNAで表したの! すごいクール!」(井上t)

<参加者の声>
◆くんくんかいで いいにおいができるとは知らなかった。(2年男子)
◆いつも遊びに来る公園に、こんなにたくさん匂いを発しているものがあることに驚きました。(保護者)

アート★ビンゴ【きん】

夏休み初めてのビンゴは、子どもだけでなく、たくさんの大人の方も参加してくれました。橋本真之さんの彫刻《果実の中の木もれ陽》の中を覗き込んだり、地下1階から吹き抜けの天井を見上げて模様が何に見えるか喩えるなど、見ることに重点を置いた問題や、レストランの前で漂う匂いを嗅いで何の匂いか想像するユニークな問題に取り組みました。想像力を働かせながらの鑑賞は大人も子どもも楽しいようです。今回でスタンプを40個ためて、美術館博士が2名誕生しました。おめでとう!


◆「中にキノコみたいなものがある!」「私には星が見えたよ!」


◆「この門の先には、夢の世界が広がっているんだよ!」

企画展物語みる+つくる「つくろう★ぼくらのヒミツ基地!」

今回の企画展物語 みる+つくる では、原 広司さんの《原邸》と 石山修武さんの《幻庵》を見て 対話による鑑賞を行いました。本物そっくりにできた模型や大きな写真を見ながら自分の家と違うところを探すなどして、今や伝説となった建築を見て楽しみました。制作は6つのグループに分かれてヒミツ基地作りを行いました。机や椅子、布、段ボール、スズランテープなどをカラーガムテープでとめながら、どんどん作りました。段ボールカッターで♥型の窓を開けたり、スズランテープでカーテンを付けるなど、たくさんの工夫がいっぱい! 二階建ての基地や、屋根にペットのヘビがいる基地まで出来上がり、子ども達のアイディアに驚かされました。発表会の後も自分達の基地でノリノリで遊ぶ、元気いっぱいの子ども達でした。


◆「切り抜いたハートやクローバーも飾りになるね!」


◆「屋根の上にいるのがペットのヘビです。」発表も上手!

<参加者の声>
◆真中の柱をすごくがんばりました。ヒミツ基地を作るのが私の夢だったのですごく楽しかったです。(5年女子)
◆ヒミツ基地のドアを作るのが楽しかった。(4年男子)

MOMASコレクションみる+つくる「墨絵でお宝掛け軸をつくろう!」

今回のMOMASコレクションみる+つくるでは、小茂田 青樹さんの《春の夜》で、対話による鑑賞を行いました。「何が描かれているのかな~?」と質問すると、「花」「猫」「フクロウ」と、子ども達が描かれているものを見つけて答えてくれました。「この猫はいったい何をしているのかな?」と尋ねると、「子猫にあげるエサをくわえて巣に帰るところ!」などと、想像を膨らませて答えてくれました。制作はもちろん掛け軸です。3種類の濃さの墨を用いて、季節の絵を描きました。桜やアジサイや紅葉、カブトムシやバッタなど、季節を感じさせるモチーフを生き生きと表現していました。墨絵に合わせて表装した掛け軸をくるくると巻いて持ち帰る子ども達の顔は、満面の笑みでいっぱいでした。


◆「この猫はいったい何をくわえているのかな~?」「鰹節」「羽」


◆壁一面にずらりと掛けられた掛け軸。壮観です!

<参加者の声>
◆墨で絵を描いたのが楽しかった。(1年男子)
◆さくらの絵のところを描いたとき、楽しかった。(1年女子)

工房「まるまる穴だらけのランプシェード」

今回の工房では、橋本真之さんの作品《果実の中の木もれ陽》を鑑賞しました。鍛金で作られた作品は植物や生き物のようにも見え、生命感が伝わってきます。作品の表面には大小様々な穴が開いており、作品の内部に光が注ぎこみます。子ども達は作品の中を覗き、「星みた~い!」と呟いていました。この作品の特徴である丸みのある形と穴がいっぱい開いていることをもとに、「まるまる穴だらけのランプシェード」を作りました。美術館のポスターをお花みたいに切って、パンチや鳩目抜きを使ってたくさん穴を開け、セロテープで貼り合わせていくと、不思議な形が出来上がりました。最後に暗い部屋でランプを点けると、天井に満天の星空が浮かび上がりました。エンヤのBGMが流れる中、幻想的な一時を過ごしました。


◆初めて使う鳩目抜き。「便利な道具だな~。」


◆音楽に合わせてランプをゆっくり回転させながら、光の動きも楽しみました。

<参加者の声>
◆ポスターでできると思いませんでした。お花みたいに切って組み立てるだけなので、家でも作ってみたいです。電気を点けるときれいでした。(2年女子)
◆驚きの連続でした。1枚の紙がランプになるなんて思いもしませんでした。個性的な作品が完成し、作品の発表の時は感動的な空間になりましたね。楽しかったです。(一般女性)

アート★ビンゴ【わかくさ】

今回は雨の降る中、アート★ビンゴが行われました。小学生のグループが「アート★ビンゴやってこうぜ!」と気軽に参加してくれ、アート★ビンゴが根付いていることを感じました。また、傘をさしながら音楽噴水の巨大なサキソフォンを鑑賞し、「こんな曲が流れたらいいな~。」と想像する親子連れや大学生もいました。1階吹き抜け周りでは、小村雪岱の挿絵の中から問題を探し、お化けのようなキャラクターに名前を付けて盛り上がりました。次回の「アート★ビンゴ【きん】」は、726日(土)です。楽しい問題を9問 用意しておきます! 是非、ご参加を!!


◆「この椅子、デカ過ぎでしょ!」


◆「これ、風呂敷みたいじゃねっ!」

み~っけ!「半分仮面でおどろう!」

今回のみ~っけ!はいつもとちょ~っとちがった雰囲気です。創作室に入るとアフリカの音楽が鳴り響いています。アフリカの仮面を鑑賞した後、仮面作りを楽しみました。その名も「半分仮面」です。美術館の古いポスターを半分に折り、ハサミでチョキチョキすると線対称の模様が出来上がります。それを立体的になるように工夫して貼りながら仮面を飾りました。のぞき穴にカラーセロファンを貼ると、いつもと違った色の景色が広がります。最後は半分仮面を被って、これまた手作りのマラカスを振りながらアフリカの音楽に合わせて楽しく踊りました。


◆ここをテープで留めるとふくらんだ感じになるよ!


体も半分隠れるほどの半分仮面が勢ぞろい。カッコいぃね!

<参加者の声>
◆踊るのが嬉しくて楽しかった。形を切って作るのが楽しかった。(6歳男児)
◆ポスターがこんな立体的なものに変わるとは驚きです!(4歳女児保護者)

MOMASコレクション みる+つくる「カクカクころころ90°」

今回は近代美術館のエントランスの脇にある野外彫刻、松本 薫さんの作品《Cycle 90°》を鑑賞しました。ステンレスのパイプがカクカクと直角に曲がっている作品です。実はこの作品、良~く見ると動いているんです。動きながら形は変わるのですが、直角の部分は変わりません。この不思議な作品をもとに、90°をたくさん使った作品を作りました。曲がるストローを直角に曲げてカクカクつなげていきます。最初と最後をつなぐと「中にビーズを入れて1周させて遊べるよ。」と子ども達が提案してくれました。最後にみんなで作った《カクカクころころ90°》で遊びながらいろんな角度で作品を鑑賞しました。


◆今度はどっちにつないでいこうかな~?


◆最後は鑑賞会。いろんな形の作品が勢揃いしました。

<参加者の声>
◆ストローで面白い形ができたのでうれしかったです。(3年女子)
◆ストローを組み合わせて中にビーズを入れて遊べる物を作ったので、家でも遊びたいです。(4年男子)

MOMASコレクション 親子クルーズ「不思議な生き物親子ストラップ」

今回は北浦和公園に展示してある野外彫刻の中から、山本 信さんの《這うものたちの午後の眠り》を鑑賞しました。3体ある這うものたちの模様や形に注目し、『胸が太陽みたいだから太陽くん。』『首を伸ばしているから、ビヨ~ンちゃん。』などと、素敵な名前を付けてあげました。次に、この作品がタイルのモザイクで制作されていることから、卵の殻を使ったモザイク風のストラップを作りました。まず、“おゆまるくん”で不思議な生き物の形を作ります。特製ボンドを筆で塗り、そこに乳棒で細かく砕いた卵の殻をパラパラと振りかけると出来上がり! 完成した不思議な生き物の親子を主人公にした物語を書いて、作品と一緒に発表して盛り上がりました。


◆エビフライの衣をつけてるみたい!


◆きれいに色分けされたストラップ。作品に素敵なストーリーができました。

<参加者の声>
◆形づくりと卵の殻をつぶすのが特に楽しかった。(3年男子)
◆卵の殻のモザイク、家でも真似できそうで良かったです。名前付けや物語や作品、子供の発想はステキでうらやましかったです。(保護者女性)

アート★ビンゴ【やまぶき】

今回のアート★ビンゴもたくさんの常連さんと初めての親子連れの方々で、大いににぎわいました。北浦和公園にある大きな機械のような作品を見て、「いったい何をする機械だろう・・・」と想像したり、近代美術館に突き刺さった巨大な直方体を見て、「自分だったら何をドッキングさせようかな~?」などと想像を膨らませました。今開催されている県展の作品の中から、自分のNo.1の作品を選ぶなど、親子で鑑賞を楽しみました。次回の「アート★ビンゴ【わかくさ】」は、628日(土)です。乞うご期待!


◆「このロッカーを開けたら何が起こる?」「時間が止まる!」


◆「この人、寒くて毛布にくるまっているのかな~」

工房

   ここ埼玉県立近代美術館は、建築家 黒川紀章さんの設計によるものです。正方形の格子がデザインの基調となっており、いたる所に構成されています。今回の工房のテーマは「しかくいかたち」です。まず、グループごとに美術館にある「しかくいかたち」を探すミッションをクリアーしに行きました。戻ってきたら制作です。障子紙を貼った四角い格子を基に立体を構成し、きれいに色を塗ったらモダンなランプの完成です。最後に部屋の照明をおとすと、たくさんのランプがきれいに浮かび上がり、「わぁ~!」と子どもたちの歓声があがりました。


◆にじみやぼかしを生かして塗ると、きれいだな~!


◆組み合わせた格子の隙間からこぼれる光もきれいですね!

<参加者の声>
◆四角をいろんな向きから見たり、組み合わせたりしておもしろかったです。ライトを当てたらちがう感じにもにもなってきれいでした。(5年女子)
◆とても夏にぴったりのプログラムでした。(6年男子)

み~っけ!ファッションショー

   今回は「みっけ!ファッションショー」を行いました。ファッションショーといっても、ここは美術館。ミラマットというフワフワしていて柔らかい梱包材量を使って、真っ白な飾りのある服を作りました。まず、模造紙に寝転がり、体の周りを鉛筆でなぞって体のサイズを測ります。次に、ビニール袋で下地を作り、そこにミラマットをくるくる丸めた飾りや、ジグザグに折って真中をキュッととめたリボンや、ハサミでちょきちょきしたハートをセロテープでぺたぺた貼るとオリジナルの服のでき上がりです。ファッションショーでは〝決めポーズ“を決めるなど、気分はモデルさんでした。


◆ミラマットをくるくるしたりビリビリして飾りを作ろう!


◆とげとげがいっぱいついて強そうです。決めポーズも決まった~!

<参加者の声>
◆めちゃめちゃすごく楽しかったって感じする!(5歳女児)
◆男の子なので普段あまり興味を示さないファッションに触れる貴重な機会で、夢中になって作っていました。(保護者)

企画展物語 親子クルーズ

「企画展物語 親子クルーズ」で現在開催中の「ピカソの陶芸」展を紹介しました。

展示室にはピカソが描いた様々な「顔」があります。じっと見ていると、どこかで見たことのある「顔」が見つかったり、逆にどこにもない不思議な「顔」に出会ったりします。親子で鑑賞した後、ピカソになって「顔」を陶器のお皿に描きました。お母さんのニコニコ「顔」、ピカソ風の息子さんの「顔」、弟さんの特徴をとらえた「顔」など、いろいろな「顔」が出来上がりました。この食器で家族との食事を楽しんでいただければと思います。


◆「こんな作品もあるんだね」親子で展覧会を楽しみました。


◆たくさんの楽しい「顔」ができました。

<参加者の声>

◆ピカソやみんなの顔を見ることができて楽しかったです。(小学校5年女子)

◆とても楽しかったです。娘も息子も個性的な作品を作ることができました。お家で大切に使います。(保護者)

アート★ビンゴ【そら】

   ゴールデンウィークのアート★ビンゴは、子ども達の想像力をかきたてる問題をたくさん用意しました。カラスの彫刻と会話をしてみたり、作品に乗って時空を旅してみたり、公園にある大きな岩を何かに例えてみるなど、思い思いに想像して答えてくれました。子どもが想像した世界を生き生きと話す姿を見て、お父さんやお母さんの顔もほころんでいました。
次回は531日「アートビンゴ【やまぶき】」を開催します。たくさんのご参加をお待ちしています。


◆カラスが「あそぼ~」って言ってるよ!


◆「背中に乗って、お空に行くの~」「うん!」

MOMASコレクション 親子クルーズ


MOMASコレクション 親子クルーズ」では、小清水 漸さんの《作業台―硯―》を紹介しました。

この作品は真っ黒なテーブルの表面に窪みがあり、そこに水を注いであるので、硯(すずり)にも見えます。そこで今回は、硯をヒントに 墨と水、割り箸を使って“アートな水平器”を制作しました。親子で相談しないで交互に割り箸を付けていき、水を注ぐ小皿を取り付けます。割り箸を墨で真っ黒に着彩し、最後に水を注ぐと、親子の感性が詰まった“アートな水平器”が完成しました。


◆水平にするのって難しいな~


◆墨で真っ黒に塗ると、がらっと雰囲気が変わりますね!


<参加者の声> 

◆てきとうに作っていったらできたのでとってもうれしかった。すみでぬるのも楽しかった。(小学校3年男子)

◆話し合わず、インスピレーションだけで制作していくのは予想もつかない偶然の楽しさがありました。(保護者女性)


企画展物語みる+つくる

「企画展物語 みる+つくる」で現在開催中の「ピカソの陶芸」展を紹介しました。

知っているようで知らないピカソのことを創作室でお話しし、展示室では、「顔」に注目して作品を鑑賞しました。楽しい顔、悲しい顔、不思議な顔などいろいろな「顔」に出会った後、様々な形の紙皿から気に入った形を選び、ピカソになって「顔」を作りました。紙皿が参加者の手でたくさんのカラフルな「顔」に生まれ変わりました。ちょっと紙皿には見えないかも・・・。


◆この「顔」はどんなときの顔でしょう?。


◆できあがった作品は、展示をしてみんなで見ました。

<参加者の声>

◆太陽みたいにして、面白い顔になった。(小学校3年男子)

◆ピカソの気持ちになって作品を作ることができた。とても楽しかった。(小学校6年女子)

MOMASコレクション みる+つくる

今日は、第1回「MOMASコレクション みる+つくる」を開催しました。小学1年生から高校生まで20名の参加者と、新しくなった常設展示室で最上壽之《バッ ドラネコミャオ―》を鑑賞しました。蜘蛛に見えたり、山や相撲の取り組みに見えたりした作品ですが、実は二匹の猫が睨み合っている様子がもとになっていたりします。最後は、最上さんになって木材を組み合わせる作品作りを楽しみました。


◆この作品は木ととっても関係が深いんです。


◆最上さんになってカタカナ題名もつけました。

<参加者の声>

◆つくった人のきもちになれた。(小3女子)

◆どの人も作品の題名のつけ方が面白くて、形もそれぞれ違うところがよかったです。  (小6男子)

アート★ビンゴ【さくら】


   リニューアルオープンしてから初めてのビンゴです。晴天に恵まれ、桜が咲き誇る中、北浦和公園にはたくさんの人々が集い、アート★ビンゴにも多くの親子連れの方々が参加してくれました。作品を生き物にたとえたり、美味しそうな作品を選ぶなど、想像力を働かせながら鑑賞したり、グッドデザインの椅子の座り心地を楽しみながら、親子の会話も弾んでいました。次回は53日「アートビンゴ【そら】」を開催します。たくさんの参加をお待ちしております。


◆同じに見えるけど・・・「あっ、ここが違う!」


◆この唇、あなたに何を語りかけてくると思う?

6月22日 工房


世の中には積み重ねたり組み合わせたりしたものがたくさんあります。たとえば、積木や組体操などです。アートの世界でも積み重ねたり組み合わせたりすることで大きな作品になることがあります。そこで今回は、封筒を輪切りにして切り込みを入れて組み合わせ、高い塔のような作品をつくりました。高く高く制作する人、形にこだわって制作する人、それぞれのこだわりポイントをもちながらの制作になりました。完成後は、美術館の外観をバックに見上げるようにして写真を撮り、作品が、まるで大きなオブジェのように見えました。

皆さん制作に夢中です。


すてきな写真でしょ。

〈参加者の声〉
◆つくる時に、どきどきわくわくしました。ふねを1だい、2だい、3だいつくりました。またやりたいです。(小2 女子)
◆想像力を働かせたりアイデアを出したりして時間を忘れるほどおもしろかった。(小6 男子)

6月29日 アート★ビンゴ【わかくさ】


梅雨なのにお天気も良く、空気のさわやかな一日だったので、今回のビンゴは外で受付をしました。公園内には多くの家族連れが訪れていたので、ビンゴの参加者も多かったです。短いひと時でしたが、お気に入りのイスを見つけたり、作品の中の人物の気持ちを考えたり、美術館にある作品やグッドデザインのイスを楽しんでもらいました。
次回は7月27日に「アート★ビンゴ【きん】」を開催します。今年度最後の「アート★ビンゴ」になりますので、たくさんのご参加お待ちしております。

友達同士で楽しんでいます。


この作品の人たちは何をしているのかな?

7月6日 MOMASコレクション みる+つくる


当館には、GOODデザインの椅子が館内のあちらこちらに置いてあります。今回は、これらの椅子をグループに分かれて、いろいろな角度から鑑賞しました。《ガーデン・リトル・ツリー》という椅子では、その見た目から「きのこのマンションみたい!」と会話が弾みました。創作室では、ひとつの椅子をみんなで囲み、いろいろな角度から椅子の絵を描きました。できた作品を写真に撮り、ひとつの動画にしてみんなで楽しみました。

まさにいろいろな角度から鑑賞していますね。


透明なシート越しに、椅子を描きました。

<参加者の声>
◆いろいろなイスを見て、最後にイスをいろいろな角度から描いたのが、難しかったけれど楽しかった。(小4 男子)
◆片目をつぶって絵を描くのが、楽しかった(小5 女子)

7月13日 み~っけ!


美術館の中にはおもしろい形がたくさんあります。今回の「み~っけ!」では、親子でおもしろい形をさがし、その形をもとに遊びました。画用紙で形を切り、紙を乗せてクレヨンでフロッタージュをしたり、長い障子紙にたくさんの形を白クレヨンで描き、絵具をぬってはじきの表現を楽しんだりしました。描いた形が浮き出てくると「でた!」と言っては喜んで、大きな紙をたくさんの色で埋め尽くしてくれました。

「このランプの形がおもしろいな。」


絵具でぬると、白い形が浮き出てきます!

<参加者の声>
◆絵具でぬるのが楽しかったようです。絵が浮き出たとき、思わず「出た!」とつぶやいていました。(保護者)
◆最後にすてきな大作ができてびっくりしました。自由にさせてもらえて、ほめてもらえて大満足でした。(保護者)

7月20日 企画展物語 親子クルーズ


今回は、企画展「浮遊するデザイン‐倉俣史朗とともに」を楽しむためのプログラムです。倉俣史朗のデザインした《ミス ブランチ》という椅子は、アクリルの中に造花の赤いバラが埋め込まれたすてきな作品です。これをもとに参加者が持参した写真の一片を高透明度ポリエステルで固め、思い出を閉じ込めた作品をつくりました。作品を乾燥させている間に、企画展示室を親子でまわり、「浮遊」をキーワードに会話をしながら楽しんでいました。

《ミス ブランチ》をみんなで鑑賞しました。


できあがった作品は、まるで宝石のようです。

〈参加者の声〉
◆つくったものの中の写真が、「浮遊するデザイン」と共通していると思った。(小5 女子)
◆光、透明、屈折、影、鏡で不思議な世界を見せていただき楽しかった。(保護者)

7月27日 アート★ビンゴ(きん)


夏休みに入って初めての「MOMASの扉」でした。エントランスには、子ども向けの相談窓口である「MOMASステーション」を設置し、連日多くの子どもたちが来館してくれています。
そして今回は、今年度最後の「アート★ビンゴ」でした。受付でビンゴシートをもらい、親子連れや友達どうしで、美術館散策を楽しんでくれました。次回は、来年度になりますが、スタンプカードは引き続き使えますので、パーフェクトを目指して保管しておいてください。

今回もたくさんの方が参加してくれました。


この作品は何に見えますか?

8月3日 「身近なものが生き物に変身!」


身近な素材を使って、キュートな生き物を制作する美術家の富田菜摘さんを講師に迎えてワークショップを開催しました。富田さんが講師を務めるプログラムでは、身近にあるプラスチックのスプーンやストローを使って生き物を制作しました。プラスティックの独特の艶やカラフルな色あいで、どれもかわいい動物が完成し、創作室を彩りました。
また、2階の講堂では、フリーのプログラムも同時開催しました。こちらも富田さんの作品をもとに、新聞紙のカラー刷り広告をコラージュし、海の生き物を制作しました。2時間近くも制作に没頭する、熱心な参加者もいました。

自身の作品《俊彦》に乗って説明する富田さん。


かわいいペンギンができそうです。

8月10日 「せんたくバサミで絵を描こう!」


「幼い頃にせんたくバサミで遊んだことはありませんか?」並べたり繋げたりして楽しいものですが、家にある数ではなかなか満足のいくものができません。そんな体験をもとに今回のワークショップでは、10000個のせんたくバサミを用意しました。初めは子どもたちがワークショップに参加しますが、次第に大人の方が夢中になって1時間以上も制作に没頭する方もいました。地下のセンターコートがカラフルで華やかになりました。

並べるだけでもきれいですね。


センターコートが華やかなせんたくバサミで埋まりました!

8月17日 「親子でペーパーキルト 動物王国!」


色紙の紙片を巧みに貼り合わせ、アフリカをテーマに制作しているテツ山下さんを講師にお迎えして、ワークショップを開催しました。さまざまな色のタント紙という紙を切り、台紙に敷き詰めて貼ります。紙をめくると裏に動物の絵が出てくるので、その形を切り取ると…、カラフルなモザイクで彩られた動物になります。背景や他の動物なども作成して、はがき大の紙の中に、アフリカの世界が表現されました!
オープン参加のワークショップも同時並行で行い、多くの方に楽しんでもらいました。

親子で楽しむテツさんのワークショップ。


オープン参加のワークショップもにぎわいました。

〈参加者の声〉
◆ただの三角や四角が組み合わさることで、もっと素敵な作品に変身できる発見がありました。また家でも親子で作品づくりをしたいです。(保護者)
◆アフリカの大草原の動物たちを見てみたくなりました。(小2 男子)

8月24日 「企画展物語 親子クルーズ」


現在行われている企画展「浮遊するデザイン 倉俣史朗とともに」に関するワークショップです。ガラスでできた透明な椅子や光るテーブルを、子どもたちはとても興味深く鑑賞していました。倉俣作品のひとつに、プラスチック板を熱で軟らかくしてつくったランプの作品《ランプ (オバQ)》があります。この作品をもとに、参加者もLEDライトと白い紙でランプシェードをつくりました。「浮遊」をキーワードに、ふわふわと漂うようなランプシェードが、たくさんできました。

思わず、「この椅子ほしい!」という子も。


闇に浮き上がるようなランプたちが並びました。

〈参加者の声〉
◆すごくすてきなものができて思い出になると思いました。(小2 女子)
◆子どもが切った紙を親が貼りました。共同してできたことがとてもよかったです。(保護者)

8月31日 座れる段ボールの椅子大集合!


夏前から募集を行ってきた「座れる段ボール椅子グランプリ!」の作品がたくさんエントランスと3階に並びました。どのグループも工夫を凝らして制作して出品してくれました。
大人でも座れるような構造をよく考えている椅子、デザイン的に見ても面白い椅子、使う人を想定してつくられた椅子などそれぞれのグループの思いの詰まった作品ばかりでした。
31日は、受賞作品の表彰式と椅子の鑑賞会を行いました。
制作者の子どもたちはもちろんのこと、先生方や保護者の方も参加してくださり、盛況のうちに終えることができました。

副館長より賞状が贈呈されました。


鑑賞会は制作者へのインタビュー形式で行いました。

10月5日 おしりでアートを感じよう!(岸町公民館)


今年度の後期は、当館の改修工事が始まるため、公民館をまわってMOMASの扉を実施することになりました。
1回目は、さいたま市の岸町公民館でした。当館のグッドデザインの椅子を数点持ち込んで、椅子の形や座り心地を親子で楽しみました。その後は、椅子の中にある面白い形を針金でつくったり、黒い椅子に紙をはりつけて「夢の椅子」をつくりました。部屋を暗くして、ブラックライトを当てると、自分でデザインした椅子が光り、「ワーッ」と歓声が上がりました。「公民館でのMOMASの扉」、大成功でした。

紙をちぎって、貼って、椅子をデザイン。


こんなに鮮やかに光りました!

〈参加者の声〉
◆いすにたくさん紙をはって、暗くした時がおもしろかったです。(小5 女子)
◆同じ学校の友達と協力してひとつの作品をつくり、とても満足でした。子どもたちはまだまだ時間がほしい感じでしたが、十分楽しめたと思います。(保護者)

10月12日 ゆれる光と影をつかまえよう!(浦和南公民館)


公民館でのワークショップ2回目は、浦和南公民館でした。今回は当館の所蔵作品瑛九の《タバコ》という作品の鑑賞から始めました。「タコかな?」「犬に見える。」「女の人みたい!」と参加者の感じるままに鑑賞をしてくれました。
その後は、瑛九のフォトデッサンの追体験をしました。自分で型紙をつくり、コピアートペーパーを使って制作をしました。光に当てて感光させ、アイロンをかけるとみるみる作品に色が出てきます。そのたびに「ワーッ!」と歓声を上げ喜んでくれました。
時間はあっという間に過ぎ、参加者は2時間の鑑賞と制作のプログラムを楽しんでくれました。

グループごとに瑛九の作品を鑑賞しました。


アイロンをかけると、鮮やかな青色が出てきます。

〈参加者の声〉
◆初めて使う画材に触れることができて、親子でとても楽しく学ぶことができました。(保護者)
◆親子で学べ、作品をつくり、楽しい時間でした。材料(紙)を買って、家でもチャレンジしたいです。(保護者)

10月19日 子ども向け鑑賞会&ワークショップ(和光市 サンアゼリア)


今回は、和光市の市民文化センターで行われている当館のコレクション展「美の万華鏡」にあわせて、子ども鑑賞会を行いました。スタッフとともに、作品を鑑賞したりグッドデザインの椅子に座ったりして楽しみました。また、同時並行で、ワークショップ「消しゴムスタンプで点描体験!」も行い、多くの方に参加してもらいました。消しゴムをはんこのように使いポンポン押していくと、色が重なって複雑な色合いになりました。展示室ロビーの壁面ガラスが、みなさんの作品で華やかになりました。

スタッフと話しながら、楽しく鑑賞! 


印象派の画家のように、できるかな?

10月26日 ゆれる光と影をつかまえよう!(針ヶ谷公民館)


台風27号が近づく中、針ヶ谷公民館でワークショップを行いました。雨が降っているのに、予定の人数の方、全員が参加してくれました!
美術館クイズからスタートし、初めて会った参加者同士の雰囲気をウォーミングアップ。最初は、もじもじしていた参加者の女の子たちも、作品の鑑賞になると少しずつ声を出してくれました。
制作に入ると夢中になり、自分のつくった作品の説明をたくさんお話ししてくれました。プログラムが終わるころには、参加者の心のように空も晴れ上がっていました。

「ここが目のように見えるよ!」


踊っているようですてきな作品ですね。


〈参加者の声〉
◆初めてすることばかりで、とても楽しかったです。できあがったものを見て、思っていたより不思議な感じでした。(保護者)
◆作品ができて皆さんにほめてもらってから、娘が俄然やる気になりました。とても楽しめたようでした。(保護者)

11月2日 おしりでアート( 北浦和公民館)


この時期は、七五三や地域のお祭りなどイベントが重なるせいか、少々参加者が少なめでしたが、その分、参加者とスタッフが深くかかわりあえる時間になりました。この日は、北浦和公民館で椅子のプログラムを行いました。椅子に座る体験もたっぷりと行うことができ、椅子にあるすてきな線を見つけたり、椅子に紙をはりつけて椅子をデザインしたりして楽しい時間を過ごすことができました。「くだもの椅子」や「虹の椅子」が完成し、暗くしてブラックライトを当てるとすてきな空間が出現しました。

こんな座り方もできるね!  


ワーッ、椅子が光った!

11月16日 おしりでアートを楽しもう!(南箇公民館)


今回は、南箇公民館でプログラムを行いました。美術館クイズから楽しくスタートし、いろいろな椅子に座る体験をしました。おもしろい座り方を考えたり座り心地を確かめたりして十分に楽しみました。「夢の椅子」づくりでは、ハートを幾重にも重ねたデザインや電車の連なっているデザインなど、参加者のおもいがよくあらわされた椅子になりました。

切れ端を利用するのも面白いですね。


色鮮やかに光りました!

〈参加者の声〉
◆いろいろないすに座れて楽しかったです。(小2 女子)
◆「夢の椅子制作」は、夢中になってつくる事ができて楽しかったです。美術館クイズも新鮮でした!(保護者)

11月30日 おしりでアートを楽しもう!(常盤公民館)


公民館を回る「MOMASの扉」は、今回で6回目です。場所は常盤公民館で行いました。
美術館にあるグッドデザインの椅子にすわり、その中にあるお気に入りの形から針金でモビール制作をしたり、夢の椅子制作をしたりしました。「ハートいっぱいの椅子」や「直線の並んだスタイリッシュな椅子」など、個性的な作品が並びました。

この椅子に座ったら気持ちよさそうだね!


恐竜がデザインされた椅子、かっこいい!

〈参加者の声〉
◆椅子にハートをはるのが楽しかった!(6歳 女子)
◆子どもと共同制作できてよかったです。(保護者)

12月7日 ゆれる光と影をつかまえよう!(岸町公民館)


岸町公民館での2回目のプログラムは、当館所蔵の瑛九の作品を鑑賞しました。パッと見ると何が描かれているかわからない作品ですが、よ~く見ると、白い線がたくさんあったり目のようなものが見えてきたりして、その作品から参加者が感じることをたくさん話しました。後半は、瑛九のフォトデッサンの手法をまねて、コピアートペーパーを使い、光で作品づくりをしました。

グループに分かれて鑑賞しました。


アイロンで熱を加えると、絵が出てきた!

〈参加者の声〉
◆自分の思うままの形で表現でき、趣のある作品に仕上げられてよかったです。どこを明るくするか、暗くするかによって絵の雰囲気が変わり、楽しめました。(中2 男子)

12月21日 ゆれる光と影をつかまえよう!(常盤公民館)


常盤公民館での2回目のプログラムは、当館所蔵の瑛九の作品を鑑賞しました。作品をじっくり鑑賞した後は、瑛九のフォトデッサンの手法を真似て制作をしました。自分で型紙をつくったら感光紙の上に置き、さまざまな身辺材を組み合わせて光で絵を描きました。

どの材料を組み合わせようかな?


紙に光が当たらないように慎重に材料を置いて…。

〈参加者の声〉
◆子どもが楽しそうでうれしかったです。(保護者)

1月11日 ゆれる光と影をつかまえよう!(本太公民館)


平成26年がスタートし、1回目のMOMASの扉は本太公民館で行いました。
今回は制作にひと工夫しようということで、感光させる型紙を時間差でずらして作品の色に濃淡をつけてみました。参考にした瑛九の作品にもそのような工夫が施されていることもあり、瑛九の作品を体感しながら味わえました。

瑛九のモチーフに似た型紙をたくさん用意しました。


参加者の作品。すてきですよね。

〈参加者の声〉
◆光の加減で濃淡が現れ、途中で動かすことによって「時間」を切り取ることができたようでとても楽しかったです。浦和ゆかりの「瑛九さん」に少し近付けたような?感じになりました。(保護者)

1月18日 おしりでアートを楽しもう!(領家公民館)


領家公民館でMOMASの扉を行いました。今回はいつもより参加者が多めで、にぎやかな雰囲気の中でプログラムを進めることができました。
美術館にあるグッドデザインの椅子にすわり、その中にあるお気に入りの形から針金でモビール制作をしたり、夢の椅子制作をしたりしました。「ハートの椅子」や「恐竜椅子」など、個性的な作品が並びました。

とても華やかな椅子が完成しました!


暗闇で光る椅子がとても幻想的でした!

〈参加者の声〉
◆椅子が光ったので楽しかったです。(小1 男子)
◆今回のイベントに参加して、近代美術館へ行ってみたいと思いました。(保護者)

1月25日 おしりでアートを楽しもう!(針ヶ谷公民館)


今年度最後のMOMASの扉は針ヶ谷公民館でした。当館所蔵のグッドデザインの椅子に座り、椅子のなかにあるおもしろい形を見つけ、針金で表現しました。最後ということもあって、スタッフも余った材料で制作し、色とりどりの針金作品がずらりと並びました。夢の椅子制作では、参加者が全員女の子ということもあり、かわいらしいデザインの椅子が多かったです。親子で会話をしながら楽しく過ごせたのではないでしょうか。

美術館クイズから楽しくスタート!


ネコちゃんの椅子かわいいでしょ。

〈参加者の声〉
◆楽しかったしおもしろかったし、もう1回やりたいな~。椅子のかざりつけ。(6歳 女子)
◆親子で大いに楽しませてもらいました。(保護者)

6月15日 MOMASコレクション みる+つくる


今回のプログラムテーマは「会話」でした。いろいろな作品の鑑賞を深めながら、そこに描かれるモチーフがどんな会話をしているのかを想像して楽しみました。紙と割箸でふきだしをつくり、作品の前で自分たちの考えた会話を発表しました。

感じたことを積極的に話してくれました。


つくったふきだしを使って、会話の発表。

〈参加者の声〉
◆ふきだしの中に文字を入れて、人の気持ちを考えるのはおもしろかったです。(小4 女子)

5月18日 工房


今回の工房では、箱カメラをつくりました。写真の作品鑑賞をきっかけに、工作用紙と虫眼鏡で手づくりのカメラです。ある程度の部品は切り取っていたものの、組み立てにもずいぶん時間がかかってしまいました。とても天気の良い日で、感光させるには十分すぎる日差しでしたが、逆に強すぎて真っ白い写真になってしまうことも…。しかし、参加者は、苦労して作ったお手製のカメラに画像が写ることに喜び、楽しんでくれました。

常設展示室にも作品があります。


立体的な作品になりました!

〈参加者の声〉
◆作品を探している時の、子どもの楽しそうな様子を間近で見られて、とても貴重な体験ができました。(保護者)
◆ぼくが一番工夫したところは口です。また楽しくやりたいです。(小2 男子)

6月1日 アート★ビンゴ【やまぶき】


美術館に関する9つの問題を解いて回る「アート★ビンゴ」。いつもは、雨の日を想定して、館内の作品で問題をつくるのですが、初夏の気持ちよい公園の中を歩いてもらいたいと思い、外の彫刻作品を問題にしました。題して「北浦和公園スペシャル」です。参加者は家族連れが多く、親子で作品鑑賞を楽しんでくれました。毎回アート★ビンゴに通い、スタンプを40個集めて、賞品を手に入れた参加者が3人いました!
次回は6月29日「アート★ビンゴ【わかくさ】」です。

大人の参加者が多いのも嬉しいです。


作品と同じポーズ「キ・ツ・イ…。」

6月8日 MOMASコレクション 親子クルーズ


現在、MOMASコレクション[Ⅱ]では、「生誕100年記念 点描の詩情‐高田誠の世界」というタイトルで、さいたま市にゆかりのある高田誠の作品を展示しています。今回のプログラムでは、高田誠の特徴である点描に注目しながら親子で鑑賞しました。鑑賞の後は、点描で静物(キュウリやナス)を描きました。高田誠の作品には、四角い点がたっくさんあったことから、小さくカットした消しゴムを使って、スタンプのように点を打ちました。参加者は、できあがった作品を近くで見たり、遠くで見たりして楽しみました。

高田誠の作品をみんなで鑑賞しました。


クオリティの高い作品がズラリ!

〈参加者の声〉
◆初めての発見があり、作品づくりは親子ともども楽しめました。(保護者)
◆点描は、見るのと自分で描くのとでは全然違いました。のせていく色の違いで絵が変わっていくのが実感でき、とってもおもしろかったです。(保護者)

企画展物語 親子クルーズ


企画展「たまもの」を巡るワークショップです。
資料を入れると約1000点の作品が展示されていますので、今回は焦点を絞り、木村直道の作品だけを鑑賞しました。展示室だけでなく、館内のいたるところに作品が置かれていますので、参加者は、あらかじめ作品の印刷されたシートを持って作品探しを楽しみました。創作室では、日用品の部品や廃材を使って、親子でお互いの顔を制作しました。部品の形によって表情が変わりどの作品もおもしろいものになりました。


常設展示室にも作品があります。


立体的な作品になりました!

〈参加者の声〉
◆作品を探している時の、子どもの楽しそうな様子を間近で見られて、とても貴重な体験ができました。(保護者)
◆ぼくが一番工夫したところは口です。また楽しくやりたいです。(小2 男子)

アート★ビンゴ【そら】

ゴールデンウィークの土曜日、北浦和公園にはたくさんの人が訪れていました。おかげで「アート★ビンゴ」にもたくさんのお客様が参加してくれました。現在、企画展「たまもの」を開催しますが、展示室以外のあちこちにも作品が点在していますので、ビンゴに参加しただけのお客様も、いろいろな作品を見ることができ、楽しめたと思います。次回は6月1日に「アート★ビンゴ【やまぶき】」を予定しています。どうぞご参加ください。


多くの家族連れが参加してくれました。


お気に入りの椅子を見つけました!

MOMASコレクション 親子クルーズ

当館のコレクションである、ピカソの《静物》を鑑賞しました。
ピカソは、対象をいろいろな方向から見て、それらを組み合わせるキュビスムの手法で描いており、私たちが見慣れている物の形とは違って見えます。この描き方を取り入れて、親子でお互いの似顔絵を描いてみました。白紙からのスタートでは難しいので、輪郭、目、鼻だけはピカソの作品から取り入れ、そのほかの耳や髪形などは自分で描きました。目や鼻など、ピカソの表現は一部しか使っていないのに、出来上がった顔はどれもピカソが描いたような作品になりました。それだけピカソの表現は力強く強烈であるということですね。

実物とは違って見えるピカソの《静物》。


どことなくピカソのような作品になるから不思議です。

〈参加者の声〉
◆頭ではわかるのですが、自分でピカソのように描くのは難しかったです。次は、もっと思い切って描いてみたいです。(保護者)
◆ピカソになった気分。結構、頭を使いますね。(保護者)

企画展物語 みる+つくる

企画展「たまもの」は32のテーマで構成されています。今回は展示してある作品から「どんなテーマなのか?」を考えながら鑑賞しました。「世界は丸い」というテーマの部屋では、さまざまな球や丸い作品と出合い、中でもマルセル・デュシャンの《ロト・レリーフ》を鑑賞しました。中心のずれた大小の円が重なっている作品ですが、これが回ると奥行きがあるように見えてくるので不思議です。創作室ではこの《ロト・レリーフ》をまねてつくりました。


丸や球の作品がいっぱいです。


できた作品を並べて回してみました。

〈参加者の声〉
◆いろいろな色を混ぜるとどうなるのか予想がつかないところが楽しかった。(中1 女子)
◆回している時と回していない時の感じが全然違ってびっくりしました。(小4 女子)