MOMASのとびら これまでの報告
『アーティストから「カタチの挑戦状」が届く!』
サマー・アドベンチャー第2弾は、講師の高田洋一さんから参加者一人一人に、ダンボールでできた「カタチの挑戦状」が手渡されました!カクカクした形、お面のような形、タワーのような形、生き物のような形…それぞれの形を手がかりに、君ならどんな作品にする?その挑戦状に応えるべく、イメージを広げて作品をつくります。「丸い形を生かしたいな。」「宇宙人に見えてきたよ。」「ひもをつけたらロープウェーみたい!」挑戦状を読み取り、厚さの違うダンボールやカラーのガムテープなどの材料を組み合わせていきます。カタチを生かした作品もあれば、全く違う作品になったものもあり、それぞれが楽しいカタチの言葉での対話になりました♪
◆吹き抜けの天井から垂れ下がっていたひもを引っ張ると…
◆ひらひらフワフワ、種がいっぱい!
アーティストさんとの素敵な出会いです。
◆カタチの挑戦状がズラリ!
◆いろいろなところから見て…どんなふうにしようかな。
◆挑戦状が変身!
◆いろいろな作品が並びました♪
(参加者の声)
・ちょうせんじょうをもらってたのしい作品ができてよかったです。(小1)
・高田先生とわたしのアイデアが合わさってできた作品です。今までのより大切にします。(小2)
・渡されたお題から考えるアートで、おもしろかったです。(小5)
「フリープログラムDAY」
夏休みはワークショップ「MOMASのとびら」の拡大版、「サマー・アドベンチャー」を実施します。今日はその第1弾!どなたでも参加できるフリープログラムの日です。「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」では、当館の人気コレクションのひとつである上田薫《ジェリーにスプーンC》をヒントにして、スプーンを並べたり組み合わせたりしながら、スプーンに映る世界を楽しみました。「つなげて遊ぼう!」では、細長いビニール袋をふくらませて、屋外彫刻にも負けないくらい大きな作品をつくりました。毎回人気の「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、地下1階センターホールが楽しい空間になります。今日もカラフルな動物や線路が登場しました。夏休みはお子さん向けの相談コーナーもあります。遊びに来てね♪
◆じっくり鑑賞中…「ぶどう味かな。」
◆キラキラの世界が広がりました。
◆どんどん大きくなっていきます!
◆「探検だ!」「ゴールはどこかな?」
◆たくさんつなげて作りました!
「アート★ビンゴ」
太陽が照ってぐったりしてしまうような日でしたが、館内は「アート★ビンゴ」で盛り上がりました。「1階吹き抜け周りのグッドデザインの椅子の形は、何に見える?」というクイズでは、まずビンゴシートに載っている椅子の写真からどの椅子か探します。「こっちから見るとキリンみたい!」「ここはシルクハットに見えるよ!」「カクカクした音符?」椅子をいろいろな角度から見て探すと、角度によってイメージが違います。クイズの答え以外にも話が膨らんでいきました。他にもジャン・アルプ《バラを食べるもの》が話していることを考えたり、館内に描かれているサイがどこに向かうのか想像したりしました。暑い夏、美術館で涼しくアートを楽しめますよ♪
◆オットセイ、馬、おたま…いろいろ見えてきた!
◆「悲しいのかな?」「光がまぶしいのかも!」
◆「すいこまれそう!」「車の滝だよ!」
工房「マイ美術館コレクションをつくろう!」
今回は、埼玉大学の学生さんが考えたプログラムです。最初に質問です!美術館は皆さんにとってどんな場所でしょう?「楽しいところ、絵をみるところ、作品がいっぱいあるところ…」。展示室の中は作品に合わせて壁で仕切られたりケースがあったりしますよね?「作品が大切だからだね!」「守っているんだ!」みんなから声があがりました。美術館は大切なものを飾るところです。そこで今日は、自分の大切なものを飾る「マイ美術館」をつくりました。パネルをスチロールカッターで切ってホットボンドでくっつけて、「マイ美術館」の建物ができました。その中に、大切な気持ちを形にしたものを飾って完成です!「マイ美術館」と同じように、大切なものがある美術館。夏休みもいっぱい遊びにきてくださいね♪
◆「美術館には大切な作品がいっぱいあるね!」
◆「壁はどんなふうにしようかな?」
◆大切なものはキラキラにするよ!ホットボンドもキラキラ!
◆「マイ美術館」ができました!
◆大切なものが中にあります。
◆鑑賞会でスポットライトをつけるともっと特別な感じになりました♪
(参加者の声)
・いりぐちからでぐちまで きらきらにできた。ぜんぶたいせつ。(小1)
み~っけ!「キラキラ枢機卿に大変身!」 | by:管理者
埼玉県立近代美術館の地階センターホールには3体の彫刻作品があります。今回のみ~っけ!ではその中のひとつ、ジャコモ・マンズー《枢機卿》を鑑賞しました。「この人は何をしているのかな?」と聞くと、「寝ているんだよ!」「考え中かなあ?」など様々な意見が出ました。その後、みんなもマントと帽子を身につけ、枢機卿になりきりました。でも、マントがみんな真っ白…ということで絵の具を使って自分だけの模様を描きます!ぐるぐる、カクカク、おしゃれになりました。途中、ブラックライトをつけると絵の具が光り幻想的な世界に…。最後はキラキラ枢機卿になってランウェイを歩きました♪
◆「おだいりさまみたい!」
◆「みんな真っ白だ…」
◆「てんてんてん…」
◆好きな模様がいっぱい描けています!
◆「わあ!絵の具が光った!」
◆私だけの模様のマントができました!
(参加者の声)
・気分がわくわくした。(5歳)
・作品の鑑賞の仕方がこれからかわりそうです。親もワクワクし通しでした。(保護者)
「洗濯ばさみで絵を描こう!」「カクカクつなげて遊ぼう!」
どんよりした曇り空の日でしたが、美術館内はフリープログラムに参加した皆さんの笑顔でパッと明るくなりました。「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、毎回地下1階のセンターホールが楽しい空間になります。洗濯ばさみがどこまでも続いたり、迫力ある作品になったり、カラフルな世界が広がりました。「カクカクつなげて遊ぼう!」は、松本薫《cycle90°》の形や動きをもとにしたプログラムです。「ダイヤモンドだ!」「ピラミッドみたい!」「迷路になりそう!」と、形から想像が広がりました。その後はストローでカクカク曲がる作品づくりに挑戦です!皆さん、面白い形の作品が出来上がりました。フリープログラムは、実施時間中はいつでもご参加いただけます。スタッフ一同お待ちしております♪
◆素敵な模様がいっぱいです。
◆「ドームができた!」
◆カラフルな「お友達」登場!
◆「もっとつなげようかな。」
◆「ぼくのカクカクできた!」
親子クルーズMOMASコレクション「1枚の板から椅子ができた!」
近代美術館にはグッドデザインの椅子がたくさんあります。そのひとつ、《Bin.Chair》という椅子を鑑賞すると、「自分で組み立てるの?」「座る人に合わせて変えられるのかな?」など、椅子のつくりについて話が広がりました。なんだか秘密がありそうです。さらにじっくり見ると、「同じ形がいっぱい!」「あいている穴の形も一緒!」形の不思議を発見しました。実はこの椅子、1枚の板を無駄なく使って作られています。そこで、みんなも1枚のパネルを使ってミニチュア椅子を作りました。スチロールカッターで切って、ホットボンドでくっつけます。親子でパーツを交換したり、協力して組み立てたりしました。「イナズマ椅子」「クマさん椅子」「氷の女王の椅子」…親子のグッドデザインの椅子ができました♪
◆「丸い形と丸い穴が、同じ数あるよ!」
◆くねくね、スイスイ切っていきます。
◆だんだん出来てきました!
◆座り心地もバッチリ☆
◆「木の形みたい。」「森の椅子だね!」
(参加者の声)
・切った形でいすができておもしろかった。みんなのいろんないすも見られて楽しかった。(小4)
1枚の板から椅子をつくり、どんどん出来上がっていくところが面白かったです。(保護者)
み~っけ!「MOMASでみつけよう!いろ・イロ・色!」
「み~っけ!」は、初めて美術館に来るお子様も多いプログラムです。みんなドキドキしながら展示室に入りました。「絵の中に好きな色はあるかな?」と聞くと、「みどり!」「青も好き!」「もっといっぱいあるよ!」と声があがり、色がどんどん見つかりました。そこで今日は色がテーマです!まずは、何色ものお花紙から好きな色を選んで並べたり重ねたり、透かして見たりしました。「この色も好きだよ。」「もっときれいになったよ!」色の発見は続きます。次に、違う部屋の扉を開けると…新聞紙でできた動物が登場!みんな大盛り上がり!でも新聞紙の色のままです。「みんなで色をいっぱいにしよう!」と、お花紙を貼っていきました。最後は、楽しい色の世界の中でみんなニコニコでした♪
◆どんな色があるのかな?
◆「好きな色、合わせたよ♪」
◆色がついたらどうなるのでしょう?
◆お花紙は霧吹きでつけます。シュッシュッ♪
◆いろんな色ができてきました。
(参加者の声)
・色は、絵の具やクレヨンの色だけではないことを実感しました。彩色ができてよかったです。(保護者)
工房「まるまるあなだらけのランプシェードをつくろう」」
橋本真之《果実の中の木もれ陽》を鑑賞しました。みんなで形に注目すると、「ふくらんでいるみたい」「何かとび出しそう」「どんどん増えていきそう」など、話が盛り上がりました。作品の表面には穴がたくさんあいています。中を覗いてみると、「キラキラしてる!」「宇宙みたい!」と声があがりました。そこで今日は、丸みのある形で穴がいっぱいあいているランプシェードを作りました。ポスターにパンチで穴をあけてセロハンテープで貼り合わせていきます。帽子のような形、タコのような形など、様々な形のランプシェードができました。中にライトを入れて部屋を暗くすると、優しい光が浮かび上がり、創作室はまるでプラネタリウムのようです!みんなで幻想的な空間も楽しみました。
◆「宇宙人だ!」「ロケットが飛び出しそう!」
◆普段は覗かないからドキドキ…
◆穴をたくさんあけていきます。
◆すてきなランプが並びます。
◆選んだポスターによって、色が違います!
◆天井にもきれいな光の模様ができました♪
(参加者の声)
・きれいでたのしかったよ。またつくりたい。(小1)
・ライトをつけると、天じょうが星空みたいになって感動しました。(小3)
みる+つくるMOMASコレクション「見つけた色で光を描こう!!」
今回は、埼玉大学の学生が考えたプログラムです!最初に、ポール・シニャック《アニエールの河岸》を鑑賞しました。近づいたり離れたりしてみながら、「ピンクや黄色、茶色、いろんな色がある。」「なんだかキラキラしてみえるよ!」「くもりの日なのかな?」「太陽がかくれて、ちょっと寒くなってきた時かな?」など、色や描かれた時間について話し合いました。シニャックは、その季節、その時間の光に照らされた風景を描いています。そこで今日は、みんなも外に出て、太陽の光のもと風景を描きました。公園に設置したアクリルボードに、指をつかって絵の具を置くように描いていきます。どんどん色が増えていき、今日だけの、初夏の午後の色が広がるすてきなアートになりました。
◆「夕方かな?」「あらしのあとで晴れたのかな。」
◆アクリル絵の具で、てんてんてん…
◆葉っぱの色、空の色、光の色で描いていきます。
◆みんなの絵がだんだんできてきました。
◆最後は鑑賞会♪
◆今日の色の作品です!
(参加者の声)
・とおくからみるのと、ちかくからみるのと ちがってたのしかった。いっぱいかけた。(小1)
・作品をみて、その色の使い方を知って外の絵をかくのが楽しかったです。(小5)