MOMASのとびら これまでの報告

み~っけ!「キラキラ枢機卿に大変身!」 | by:管理者

 埼玉県立近代美術館の地階センターホールには3体の彫刻作品があります。今回のみ~っけ!ではその中のひとつ、ジャコモ・マンズー《枢機卿》を鑑賞しました。「この人は何をしているのかな?」と聞くと、「寝ているんだよ!」「考え中かなあ?」など様々な意見が出ました。その後、みんなもマントと帽子を身につけ、枢機卿になりきりました。でも、マントがみんな真っ白…ということで絵の具を使って自分だけの模様を描きます!ぐるぐる、カクカク、おしゃれになりました。途中、ブラックライトをつけると絵の具が光り幻想的な世界に…。最後はキラキラ枢機卿になってランウェイを歩きました♪

 

 

 みんなで作品を鑑賞しています

◆「おだいりさまみたい!」

みんなで作品の真似をしています 

◆「みんな真っ白だ…」

好きな模様を描いています!
◆「てんてんてん…」

 
体全体を使って…

◆好きな模様がいっぱい描けています!

 
電気が消えて絵の具が光りました!

◆「わあ!絵の具が光った!」

 
マントを着てランウェイを歩きました!

◆私だけの模様のマントができました!

(参加者の声)

・気分がわくわくした。(5歳)

・作品の鑑賞の仕方がこれからかわりそうです。親もワクワクし通しでした。(保護者)

「洗濯ばさみで絵を描こう!」「カクカクつなげて遊ぼう!」

 どんよりした曇り空の日でしたが、美術館内はフリープログラムに参加した皆さんの笑顔でパッと明るくなりました。「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、毎回地下1階のセンターホールが楽しい空間になります。洗濯ばさみがどこまでも続いたり、迫力ある作品になったり、カラフルな世界が広がりました。「カクカクつなげて遊ぼう!」は、松本薫《cycle90°》の形や動きをもとにしたプログラムです。「ダイヤモンドだ!」「ピラミッドみたい!」「迷路になりそう!」と、形から想像が広がりました。その後はストローでカクカク曲がる作品づくりに挑戦です!皆さん、面白い形の作品が出来上がりました。フリープログラムは、実施時間中はいつでもご参加いただけます。スタッフ一同お待ちしております♪

 

 洗濯ばさみの模様が広がっているところ

◆素敵な模様がいっぱいです。

 
立体的な作品ができたところ

◆「ドームができた!」

 
楽しい絵ができました。

◆カラフルな「お友達」登場!

 
ストローをつなげているところ

◆「もっとつなげようかな。」

 
作品ができあがりました。

◆「ぼくのカクカクできた!」

 
ストローでアクセサリーを作っているところ

◆アクセサリーもできました♪

親子クルーズMOMASコレクション「1枚の板から椅子ができた!」

 近代美術館にはグッドデザインの椅子がたくさんあります。そのひとつ、《Bin.Chair》という椅子を鑑賞すると、「自分で組み立てるの?」「座る人に合わせて変えられるのかな?」など、椅子のつくりについて話が広がりました。なんだか秘密がありそうです。さらにじっくり見ると、「同じ形がいっぱい!」「あいている穴の形も一緒!」形の不思議を発見しました。実はこの椅子、1枚の板を無駄なく使って作られています。そこで、みんなも1枚のパネルを使ってミニチュア椅子を作りました。スチロールカッターで切って、ホットボンドでくっつけます。親子でパーツを交換したり、協力して組み立てたりしました。「イナズマ椅子」「クマさん椅子」「氷の女王の椅子」…親子のグッドデザインの椅子ができました♪


椅子を鑑賞しているところ 

◆「丸い形と丸い穴が、同じ数あるよ!」

 
パネルを切っているところ

◆くねくね、スイスイ切っていきます。

 
パーツを接着しているところ

◆だんだん出来てきました!

 
ピカソ人形も気持ちよさそうです。

◆座り心地もバッチリ☆

 
親子で話しながら作っているところ

◆「木の形みたい。」「森の椅子だね!」

 
親子の椅子が並びます。

◆親子で違うイメージの椅子が完成!

(参加者の声)

・切った形でいすができておもしろかった。みんなのいろんないすも見られて楽しかった。(小4)

・置いてある椅子をより楽しめるようになりました。
 1枚の板から椅子をつくり、どんどん出来上がっていくところが面白かったです。(保護者)

み~っけ!「MOMASでみつけよう!いろ・イロ・色!」

 「み~っけ!」は、初めて美術館に来るお子様も多いプログラムです。みんなドキドキしながら展示室に入りました。「絵の中に好きな色はあるかな?」と聞くと、「みどり!」「青も好き!」「もっといっぱいあるよ!」と声があがり、色がどんどん見つかりました。そこで今日は色がテーマです!まずは、何色ものお花紙から好きな色を選んで並べたり重ねたり、透かして見たりしました。「この色も好きだよ。」「もっときれいになったよ!」色の発見は続きます。次に、違う部屋の扉を開けると…新聞紙でできた動物が登場!みんな大盛り上がり!でも新聞紙の色のままです。「みんなで色をいっぱいにしよう!」と、お花紙を貼っていきました。最後は、楽しい色の世界の中でみんなニコニコでした♪

 
展示室で作品をみているところ

◆どんな色があるのかな?

 
お花紙を並べたり重ねたりしているところ

◆「好きな色、合わせたよ♪」

 
新聞紙でできた世界を探検しているところ

◆色がついたらどうなるのでしょう?

 
お花紙を貼っているところ

◆お花紙は霧吹きでつけます。シュッシュッ♪

 
色を楽しみながら制作しているところ

◆いろんな色ができてきました。

 
お気に入りの色について話しているところ

◆「この色がお気に入り!」

(参加者の声)

・色は、絵の具やクレヨンの色だけではないことを実感しました。彩色ができてよかったです。(保護者)

・すきないろ いっぱいできた。(4才)

工房「まるまるあなだらけのランプシェードをつくろう」」

 橋本真之《果実の中の木もれ陽》を鑑賞しました。みんなで形に注目すると、「ふくらんでいるみたい」「何かとび出しそう」「どんどん増えていきそう」など、話が盛り上がりました。作品の表面には穴がたくさんあいています。中を覗いてみると、「キラキラしてる!」「宇宙みたい!」と声があがりました。そこで今日は、丸みのある形で穴がいっぱいあいているランプシェードを作りました。ポスターにパンチで穴をあけてセロハンテープで貼り合わせていきます。帽子のような形、タコのような形など、様々な形のランプシェードができました。中にライトを入れて部屋を暗くすると、優しい光が浮かび上がり、創作室はまるでプラネタリウムのようです!みんなで幻想的な空間も楽しみました。


何に見えるか話し合っているところ 

◆「宇宙人だ!」「ロケットが飛び出しそう!」

 
作品の中が何に見えるか考えているところ

◆普段は覗かないからドキドキ…

 
光を通す穴をあけています

◆穴をたくさんあけていきます。

 
ライトを使って照らしたところ

◆すてきなランプが並びます。

 
色んな作品が出来上がりました

◆選んだポスターによって、色が違います!

 
友達の作品を鑑賞しているところ

◆天井にもきれいな光の模様ができました♪


(参加者の声)

・きれいでたのしかったよ。またつくりたい。(小1)

・ライトをつけると、天じょうが星空みたいになって感動しました。(小3)