MOMASのとびら これまでの報告

「もう一人の自分、私の影は何色?」

 サマー・アドベンチャー第3弾は、講師に青木聖吾さんをお呼びして、影がテーマの親子プログラムを行いました。会場の創作室には、いつもと違って真ん中に壁があります。スタッフが電気を消すと、プロジェクターの光でみんなの影が壁に写りました。「パパより巨人になった!」「大きい手の影から逃げるぞ!」「鳥のくちばしパクパク~」みんなで影遊びをすると、いろいろな形の影ができました。写った影を写しとると、みんなの分身が画面に登場です!その形に、赤・青・緑のパステルを重ねていきます。力強い色、淡い色、澄んだ色、子供の色、大人の色、親子の色…。様々な色の「もう一人の自分」がひとつの画面の中に生まれました。

※8月27日から9月8日まで、1階ギャラリーで作品が展示されます。


自分の影で遊ぶ時間です。

◆「写ってる!」「あの影が私だよ!」



重なっても面白い!どんな形にしようか考え中… 

◆「大きな目ができたよ♪」

 

パステルの使い方をみんなで聞いています。

◆「パステル使うの初めて!」

 
ひたすら影を描いていきます。

◆色を重ねていこう!

 
力強く重ねていきます!

◆赤、青、緑、3つの色が混ざり合います。

 
3色の影…同じ色を使っても出来上がりは様々です。

◆「もう一人のわたしがいるよ~!」



(参加者の声)

・赤青みどりで自分の色ができた。(小2)

・3つの色だけなのに、いろいろな色があってたのしいなと思いました。(小2)

・大きな紙の上で、4才の子供も手や足を使って遊んでいました。とても楽しかったです。(保護者)

『アーティストから「カタチの挑戦状」が届く!』

 サマー・アドベンチャー第2弾は、講師の高田洋一さんから参加者一人一人に、ダンボールでできた「カタチの挑戦状」が手渡されました!カクカクした形、お面のような形、タワーのような形、生き物のような形…それぞれの形を手がかりに、君ならどんな作品にする?その挑戦状に応えるべく、イメージを広げて作品をつくります。「丸い形を生かしたいな。」「宇宙人に見えてきたよ。」「ひもをつけたらロープウェーみたい!」挑戦状を読み取り、厚さの違うダンボールやカラーのガムテープなどの材料を組み合わせていきます。カタチを生かした作品もあれば、全く違う作品になったものもあり、それぞれが楽しいカタチの言葉での対話になりました♪

 

何が起こるのかわくわくしています

◆吹き抜けの天井から垂れ下がっていたひもを引っ張ると…

 
不思議タネがたくさん…みんなで集めます。

◆ひらひらフワフワ、種がいっぱい!

 アーティストさんとの素敵な出会いです。

 

どんな形を返そうか考え中です。

◆カタチの挑戦状がズラリ!

 
大きな挑戦状に夢中で制作中です。

◆いろいろなところから見て…どんなふうにしようかな。

 
色んな形に変わってきました。

◆挑戦状が変身!

 
形が変わり作品の雰囲気が変わりましたね。

◆いろいろな作品が並びました♪

 

(参加者の声)

・ちょうせんじょうをもらってたのしい作品ができてよかったです。(小1)

・高田先生とわたしのアイデアが合わさってできた作品です。今までのより大切にします。(小2)

・渡されたお題から考えるアートで、おもしろかったです。(小5)


 

 

 

 

「フリープログラムDAY」

 夏休みはワークショップ「MOMASのとびら」の拡大版、「サマー・アドベンチャー」を実施します。今日はその第1弾!どなたでも参加できるフリープログラムの日です。「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」では、当館の人気コレクションのひとつである上田薫《ジェリーにスプーンC》をヒントにして、スプーンを並べたり組み合わせたりしながら、スプーンに映る世界を楽しみました。「つなげて遊ぼう!」では、細長いビニール袋をふくらませて、屋外彫刻にも負けないくらい大きな作品をつくりました。毎回人気の「洗濯ばさみで絵を描こう!」では、地下1階センターホールが楽しい空間になります。今日もカラフルな動物や線路が登場しました。夏休みはお子さん向けの相談コーナーもあります。遊びに来てね♪

 

 作品をみてイメージしているところ

◆じっくり鑑賞中…「ぶどう味かな。」

 
床一面に広がったキラキラの世界

◆キラキラの世界が広がりました。

 
袋をつなげているところ

◆どんどん大きくなっていきます!

 
中を探検しているところ

◆「探検だ!」「ゴールはどこかな?」

 
迫力のある作品も登場

◆たくさんつなげて作りました!

 
壁を使った作品

◆壁も、すてきになりました♪

「アート★ビンゴ」

 太陽が照ってぐったりしてしまうような日でしたが、館内は「アート★ビンゴ」で盛り上がりました。「1階吹き抜け周りのグッドデザインの椅子の形は、何に見える?」というクイズでは、まずビンゴシートに載っている椅子の写真からどの椅子か探します。「こっちから見るとキリンみたい!」「ここはシルクハットに見えるよ!」「カクカクした音符?」椅子をいろいろな角度から見て探すと、角度によってイメージが違います。クイズの答え以外にも話が膨らんでいきました。他にもジャン・アルプ《バラを食べるもの》が話していることを考えたり、館内に描かれているサイがどこに向かうのか想像したりしました。暑い夏、美術館で涼しくアートを楽しめますよ♪

 

 いろいろな角度から見ているところ

◆オットセイ、馬、おたま…いろいろ見えてきた!

 
彫刻の気持ちを想像しているところ

◆「悲しいのかな?」「光がまぶしいのかも!」

 
ポスターの絵を見て考えているところ

◆「すいこまれそう!」「車の滝だよ!」

 
スタッフとお話をしているところ

◆最後はスタッフとお話です♪

工房「マイ美術館コレクションをつくろう!」

 今回は、埼玉大学の学生さんが考えたプログラムです。最初に質問です!美術館は皆さんにとってどんな場所でしょう?「楽しいところ、絵をみるところ、作品がいっぱいあるところ…」。展示室の中は作品に合わせて壁で仕切られたりケースがあったりしますよね?「作品が大切だからだね!」「守っているんだ!」みんなから声があがりました。美術館は大切なものを飾るところです。そこで今日は、自分の大切なものを飾る「マイ美術館」をつくりました。パネルをスチロールカッターで切ってホットボンドでくっつけて、「マイ美術館」の建物ができました。その中に、大切な気持ちを形にしたものを飾って完成です!「マイ美術館」と同じように、大切なものがある美術館。夏休みもいっぱい遊びにきてくださいね♪

 
美術館について話し合っています。

◆「美術館には大切な作品がいっぱいあるね!」

 
マイ美術館を作っていきます。

◆「壁はどんなふうにしようかな?」

 
装飾にもホットボンドを使いました。

◆大切なものはキラキラにするよ!ホットボンドもキラキラ!

 
すてきな作品が並びます。

◆「マイ美術館」ができました!

 
大切なものの飾り方も様々です。

◆大切なものが中にあります。

 
最後に鑑賞会をしました。

◆鑑賞会でスポットライトをつけるともっと特別な感じになりました♪


(参加者の声)

・いりぐちからでぐちまで きらきらにできた。ぜんぶたいせつ。(小1)

・自分だけの美術館が作れてよかったです。壁をくふうしました。(小3)