MOMASのとびら これまでの報告
どこへ行く~イスと旅する365日~
今日の『工房』は、<ツル><レッド&ブルー><タン>の3脚のイスを取り上げました。「このイスと一緒にどこへ出かける?」と想像を膨らますプログラムを、埼玉大学の学生が考えてくれました。鑑賞では、タンが「滑り台、チョウチョ、トランポリンに見える!」という参加者に、常連の参加者が「これはベロなんだよ!」と教えている場面もありました。ざらざら・ふわふわなど“触り心地”や、“誰にぴったり?”、“座って何をする?”と対話が盛り上がりました。制作の時間には、色々な景色の写真を眺め、自分とお気に入りのイスで“どこを旅したいか”考えました。「雲の上、自然の森の中、外国の街…」イスに座ってこんな景色を見れたらいいなとイメージの旅を楽しみました。
◆3脚とも個性的。「どのイスが好き?」
◆「このイス 紙飛行機みたい」
◆海にしようかな~山にしようかな。
◆制作の様子
◆大きなひまわりの葉っぱの上にみどりのイス
◆外国のおしゃれな街を旅しているレッド&ブルー
<参加者の声>
・同じいすでも人それぞれちがうところにもっていくのがおもしろいと思った!(小2・女子)
・今日はいすをいろんなところから見るのが楽しかった。しゃしんをえらぶのが楽しかった(小1・男子)
アート★ビンゴ
2018年最初のMOMASのとびらは「アート★ビンゴ」です。館内や公園にある作品などに関わる問題に答えます。北浦和公園にある橋本真之《果実の中の木もれ陽》が何の形に見えるかを考えたり、「MOMASコレクション」ポスターにある作品の中に人は何人いるかを数えてみたり、シャルル・デスピオ《ビアンキーニ嬢》と見つめ合って会話をしたりして楽しみました。最後にスタッフと答え合わせ。お話をしながら、どんどん想像を膨らませることができました。とても寒い日ではありましたが、たくさんの方に参加していただけました。これからも、ぜひ親子や友達と一緒に美術館へ遊びに来てください!
◆アート★ビンゴに出発!9つの問題に挑戦しよう!
◆「クジラやイルカみたいだな~」「アリの巣にも見えるよ!」
◆「この作品に描かれているのは人なのかな…?」
◆子供「首を曲げて体操しているの?」ビアンキーニ嬢「そう!気持ちいいよ!」
◆子供の発想力にスタッフもびっくり!「その考えはとても面白いね!」
わくわく鑑賞ツアー
今年最後の「MOMASのとびら」は、館内の作品をスタッフとお話をしながら楽しむ「わくわく鑑賞ツアー」です。展示室ではモーリス・ドニ《トレストリニェルの岩場》を観ました。参加者からは「海岸で楽しそうに遊んでいるね!なんで裸なんだろう?」などの感想がありました。1階吹き抜け周りにあるオーギュスト・ロダン《ウスタッシュ・ド・サンピエールの頭像》では、「この人はどんな人なんだろう?偉い人かな?」など、表情を真似しながら人物像を想像していました。3階では4脚のグッドデザインの椅子を鑑賞。ベストデザインの椅子グランプリを獲得した《マリリン》の他、とても大きな《XL(プランクトン1.8)》やシンプルでかわいい《タン》、ゆらゆら揺れる《ロッキング・チェア》に実際に座って、楽しくお気に入りを見つけていました。来年も「MOMASのとびら」に是非ご参加ください!!
◆「この作品には何が描かれているのかな?」
◆「立派なひげだな~。何をしている人だろう?」
◆「私はこの椅子がお気に入り!!」
◆たくさんスタンプ集めてね!
工房「なりきり瑛九!シュシュシュッあーちすと」
今日の工房は、いつもMOMASのとびらのスタッフをしている埼玉大学教育学部の学生が内容を考え、進行をしてくれました。まずは、瑛九の作品《手》の鑑賞からスタート。「どんな色や形があるかな。明るいかな。暗いかな。」《手》は、いろいろな型紙を使って吹き付けの技法で制作した作品です。カラースプレーを使って実演すると、子供たちは「やりた~い!」と大興奮。早速、制作に取り組みました。型紙を変えたりずらしたりして着色していくと色も形もどんどん変化していきます。「裏と表で全然違う!」「クリスマスみたいになってきた!」など、偶然の造形を発見することからイメージがわいていきます。できたアクリル板を重ねて、作品の変化を更に楽しんで完成。最後にスポットライトの前に素敵な作品を並べて鑑賞会をしました。「4色のスプレーからたくさんの色ができた!」「偶然できた色や形だったけど、すごいきれいでびっくりした!」みんな瑛九に負けないくらいの『あーちすと』になれましたね!
◆どんな形がありますか?「丸!四角!手もあるよ!」
◆どの型紙を使おうかな!
◆スプレーで色を塗ろう!
◆アクリル板を重ねると、色も重なってきれいだね!
◆「見て!見て!向こう側が透けて見えるよ!」
◆光を通すと、さらに素敵な作品になるね!
<参加者の声>
・たくさんの色を重ねて、きれいな色ができたから、おもしろいなと思いました(小2・女子)
・思ったものとは違った色・形ができ、いろいろ工夫ができて楽しかったです。(大人)
アート★ビンゴ
今日のMOMASのとびらは「アート★ビンゴ」。館内の作品や美術館に関わるクイズに答えます。北浦和公園内にある石のベンチ《風のかたち》の形が何にみえるかを考えたり、美術館の建物に何がドッキングしたら面白いかを想像して描いたり、舟越保武《ダミアン神父》と向き合ってどんな会話をするかを考えたり、1階エントランスで実施中のポスター展の中から好きなデザインを見つけたりして楽しみました。最後にスタッフとお話をして、さらに想像を膨らませることができました。どなたでも参加できるプログラムです。ぜひ親子や友達と一緒に遊びに来てください!
◆ヘビみたいでかっこいい!!
◆「建物から大きなお菓子が生えてると面白そう!」
◆子供「今日も寒いですね!」神父「風邪ひかないようにね!」
◆今までの企画展ポスターを展示中!「このポスターは色がきれいだね!」
◆どうしてそう思ったの?「それはね、ここが○○だからだよ!」
「みんなで大きな壁画を作ろう!」
企画展『ディエゴ・リベラの時代』の最終日が近づいてきました。今日は、リベラが画家として成功し注目を浴びた【壁画】を鑑賞後、協力して壁画制作をしました。絵を描いて社会に貢献したいと思っていたリベラは、大臣からの依頼を受けメキシコ国内を取材して公共の場へ壁画をたくさん残します。今日の参加者もチームで相談してテーマを決めてクラフト紙に絵描きました。また、《アラメダ公園での日曜日の午後の夢》という作品は、横15メートルあり、たくさんの人物が描かれています。大きな壁に自分の姿を投影して、ペアでなぞり合い、参加者全員が登場する壁画も完成!「どこに顔出す?どんなポーズにしようかな?動かないって大変!」初めて会った友達とも協力できて、時間内で2つの壁画を完成させました。☆お見事です☆
◆「ディエゴ・リベラはどの人でしょう?」
◆「農家」がテーマ、水をまいて野菜をいっぱい育てます
◆このチームは「ダンスしてる人たち」がテーマ
◆「動かないで~!!」友達の顔なぞっています
◆「悪者は何をしたの?」「国の人を苦しめたんだよ!」
◆大きな《土曜の午後の夢》
<参加者の声>
・きょう力してすばらしいのが作れてよかったです。(2年女子)
・大きな絵をはじめてかけたのでうれしかったです。(1年男子)
『洗濯ばさみで絵を描こう!』『風を描こう!』
今日はどなたでも参加できるフリープログラム。地下1階センターホールでは、いつも大人気の『洗濯ばさみで絵を描こう!』を実施しました。カラフルな洗濯ばさみをつなげたり、並べたり、敷き詰めたり、今日も素敵な作品がたくさんできました。外では『風を描こう!』を実施し、公園で遊んでいた子供たちがたくさん参加してくれました。木にぶら下がっている葉っぱの揺れや、子供の髪がなびいている様子など、あらゆるところで風を感じながら、透明のアクリルボードに描きました。「子供の発想は素晴らしいですね!」とご覧いただいた方々から称賛の声があがりました。これからも「MOMASのとびら」に是非ご参加ください!
◆みなさん洗濯ばさみに夢中です!
◆「家で飼っている鳥さんを描いたよ!」
◆上から見ると、本当にきれいだね!
◆公園内の子供たちがたくさん集まりました!
◆葉っぱの揺れから風を感じよう!
◆向かい合って描くのも楽しいね!
MOMASコレクション 親子クルーズ「風のかたち~野面石 石積みのベンチ~」
北浦和公園内に設置された石積みベンチ「風のかたち」を作った日本庭園協会埼玉県支部の職人さんを講師に招き、親子で『石のアーチ』づくりに挑戦しました。このアーチ形は石を積むだけで出来ています。「どうやって作るのかな?」みんなで考えます。重い石を親子で運んだり、石の大きさや形を考えてパズルのように積み上げたり、土のうでアーチの土台を作ったりなど、知恵を出し合い、グループで力を合わせて取り組みました。職人さんに的確なアドバイスをもらい、5つ全ての『石のアーチ』が完成!どれも素敵な形です。ライトアップするとさらにカッコイイ★職人さんてすごいな~と憧れる子もいて、楽しい時間を過ごすことができました。
◆石積みのベンチを鑑賞!硬い石でできているやわらかい曲線を楽しみます。
◆どうして下が空いてるのに崩れないんだろう!?
◆「どうやったら『石のアーチ』ができるのかな?」
◆「これならできそうだね!」職人さんからも太鼓判!
◆土のうを取っても崩れないかな…。「できた~~~!!!」
◆美しいアーチができました!
◆最後にみんなで記念撮影!
<参加者の声>
・少し緊張したけど、できてよかった!職人さんありがとう!(小1女子)
・大人も子供も頭と体を使って一生懸命取り組んだので、できた時はとても嬉しく、達成感がありました。(保護者)
もますまつり
今日は埼玉県の県民の日ということで、どなたでも参加できる「もますまつり」を開催しました。生憎の天気ではありましたが、たくさんの方が参加してくれました。地下1階センターホールでは、人気の『洗濯ばさみで絵を描こう!』を実施しました。色とりどりの洗濯ばさみをつなげて並べて、床一面に素敵な作品が埋め尽くされました。美術館の外で行った『風を描こう!』では、透明のアクリルパネル越しに見える景色に、自分が感じる風を描きました。『カクカクつなげて遊ぼう』では、ストローをつなげてカクカクと曲がった作品を作って楽しみました。申込不要のプログラムはこれからも予定しています。ぜひみなさんでご参加ください!
◆大人気の『洗濯ばさみ』!
◆カラフルな作品が次々とできていくよ!
◆向かい合って描くのもおもしろいね!
◆親子で仲良く描こう!
◆もっとカクカクさせたいな~!
◆ブレスレットにしてオシャレだね!
アート★ビンゴ
清々しい秋空のもと、館内の作品や美術館に関わるクイズに答える「アート★ビンゴ」を実施しました。外で空を見上げているフェルナンド・ボテロ《横たわる人物》の表情から「この像は何を考えているかな?」と想像したり、ヴェナンツォ・クロチェッティ《マグダラのマリア》と同じポーズをとって何をしているのかを考えてみたり、ベスト・デザインの椅子グランプリのノミネート作品の中から自分のお気に入りを見つけたりして楽しみました。大人から子供まで、どなたでも参加できるプログラムです。来月も違う問題で行います。初めての方もリピーターの方も、ぜひ親子や友達と一緒に遊びに来てください!
◆作品を見つけて、問題に答えよう!「目指せ!美術館博士!」
◆階段の白いものは何だろう?「けむりみたいだね~」「水が流れているんじゃないかな」
◆座るとどんな気持ちになるかな?「抱っこされているみたいであたたか~い」
◆「やった!全部できたよ!」
◆最後にスタッフとお話!見事8ビンゴ達成!!「アート★ビンゴ楽しい~!」