カテゴリ:2026年度の報告

2026/8/15 フリープログラムDAY 「わくわく鑑賞ツアー」 「カクカクつなげて遊ぼう!」 「洗濯ばさみで絵を描こう!」

 サマーアドベンチャー フリープログラムDAYでは、「わくわく鑑賞ツアー」「カクカクつなげて遊ぼう!」「洗濯ばさみで絵を描こう!」の3つのプログラムを開催しました。「わくわく鑑賞ツアー」では、常設展示室内や、吹き抜け回りに展示してある絵画や彫刻、椅子を巡り、対話型鑑賞を行いました。「カクカクつなげて遊ぼう!」では、当館の野外彫刻、松本薫《Cycle90°》にちなんで、短く切ったストローや、折れ曲がるストローをつなぎ合わせてアクセサリーや様々な形をつくりました。小さなお子様にとっては、短く切ったストローを毛糸などの紐に通すことが、手先を動かすよい経験にもなったようです。

◆重村三雄《立ち話》を鑑賞しながら考えます。会話の輪に入ってみましょう。「どんな話をしているのかな。」

◆福田美蘭《黄金の雨に変身したジュピターを迎えるダナエ》には、紅茶のティーパックの実物がついています。以前は、ここから鑑賞者が実物をもらっていってもよい仕組みになっていたそうです。ストックが無くなってしまうので、現在は、できません。鑑賞者を巻き込む仕掛けに面白さ(ユーモア)が感じられます。

◆赤い小さなストローを1つずつ数えながら入れています。入れたストローが反対側から抜けないように気をつけないといけません。

◆様々な方向に曲がるので、繋げていくと思いがけない複雑な形になっています。繋ぎ目をしっかりとセロハンテープで止めて、中にビーズを入れてみると、動かすと音が鳴るようになります。

◆以前から親しまれている「洗濯ばさみで絵を描こう!」ですが、最近、新色の洗濯ばさみが入荷しました。色から発想を広げるところもあるプログラムなので、新たな形、作品が見られるようになりました。ぜひ、新色の洗濯ばさみで遊びに来てください。

 

(参加者の声)

【「わくわく鑑賞ツアー」より】

・1つの作品を皆で観ることで、自分では気づかされなかったことや、見ていなかったことに気づかされました。(乳児・幼児・大人)

・子供たちが、たくさん発言していました。自由な感想で良いということが伝わったのでは・・・と思います。(幼児・小学生・大人)

【「カクカクつなげて遊ぼう!」より】

・手を動かして遊べて、親子で楽しめました。ありがとうございます。(乳児・大人)

・孫とお盆休みの思い出になりました。(幼児・大人)

・「シャカシャカ」なって、おもしろかったです。(小学生・大人)

【「洗濯ばさみで絵を描こう!」より】

・ブロック遊びより夢中になっていました。大人も無心でできてリラックス効果がありました。(幼児・小学生・大人)

・カラフル洗濯ばさみがたくさん!!アイディアが刺激されて楽しかったです。(小学生・大人)

・洗濯ばさみで、うまくとまらないけれど、アンバランスな感じが楽しかったです。(小学生・大人)

 

 

2026/8/1 サマーアドベンチャー 「丸シールでアート作品に挑戦!」

 サマーアドベンチャー 「丸シールでアート作品に挑戦!」では、昨年に引き続き、現代美術家である大村雪乃さんを講師にお迎えしました。大小様々で、色とりどりの丸シールで日本各所の夜景を描いた作品をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、大村さんが「東京タワー」「スカイツリー」「東京駅」「富士山と樹木」の4種類の台紙を用意してくださいました。同じ台紙で描いた作品でも、選んだシールや貼り重ね方によって、趣や表情が違って感じられました。鑑賞の時間には、それぞれ異なった魅力や個性のある風景の作品が、参加者の皆さん分、並びました。

◆始めに「Let's Try! みんなの丸シールアートブック Vol.2」に掲載されている大村さんの作品を見せていただきながら、作品のつくり方の基本を学びました。こんなに多くの表現ができるなんて、すごいですね。

◆シールを途中まで貼った作品を見ながら、自分の制作について詳しくイメージをもちます。

「どの台紙を使おうかな。」「どんな作品ができるかな?」「楽しみだな。早くつくりたいな。」

◆台紙を選んだら、どんな丸シールを使うか考えて選びます。ビビットな色のものから、ホログラム、アースカラー、くすみカラーまで・・・丸シールの種類って、本当にたくさんあるのですね。

◆台紙に1つ1つ丸シールを貼っていきます。小さな丸シールは、ピンセットを使って貼ることもありました。小さな丸シールを貼るのは、小さなかわいらしい手の子供たちの方が得意だったようです。

◆皆さん、仕上げに向かって黙々と制作していました。時々、周りの参加者の方々の作品を見たり、大村さんにアドバイスをもらったりしながら、和やかで楽しい時間を過ごすことができました。

◆最後の鑑賞では、参加者の皆さんの作品を展示し、大村さんからお話をいただきました。「これをつくった人は、誰かな?」大村さんが気になった作品の制作者から、どんな思いでつくったのかを教えてもらいました。

 

(参加者の声)

・さいしょは、こんなにあるから むずかしいと おもっていたけど、やってみたら たのしくて すいすいできた。(小学1年生)

・てんてんを はるのは、むずかしかったし、とくに、おつきさまをはるのが、時間がかかりました。楽しかったから、またきてやりたいです。(小学2年生)

・初めてのワークショップだったが、先生、スタッフの人が、やさしく教えてくれたので、楽しくプログラムに参加できました。また、行ってみたいと思います。(小学4年生)

・今まで絵は、鉛筆ばっかりだったので、初めてシールでやったので難しかったけれど、楽しかったです。また、別のも作りたいです。(中学1年生)

・集中してシールを貼ったり、イメージを膨らませたりと子供のころに戻ったような楽しい時間でした。(保護者)

・初めて体験するアートでとても楽しかったです。シールを1個貼るごとに脳細胞が活性化するような感覚で、ちょっとした快感でした。(保護者)

・色の重なりを考えながらの作品づくりだったので、久しぶりに達成感を味わえました。(保護者)

・初めて丸シールアートに挑戦し、とてもハマってしまいました!また、つくりたいです。きっと子供たちは、今日の経験が、絵の具を使う時の色使いに活きると思いました。息子の「東京駅」にコメントをいただけて感動でした。(保護者)

2026/7/29,7/30 サマーアドベンチャー 「作品のみかた・発想のしかた」

 今年のサマーアドベンチャーでは、公募展関連プログラムとして、「作品のみかた・発想のしかた」というワークショップを開催しました。公募展の課題作品であるモーリス・ドニ《シャグマユリの聖母子》、藤原吉志子《棘のある家》、元永定正《さんかく しかく ながいまる》、ヴェルナー・パントン《パントンチェア》の4つの作品を「わくわく鑑賞ツアー」のように巡り、対話型鑑賞を行いました。その後、皆さんの発想がムクムクと新しく膨らんでいるうちに、アイディアスケッチに取り組んでいただきました。一緒に対話型鑑賞を行ったグループの仲間がいたからこそ、気づくことができた作品もあったでしょう。「第4回 みつめて、かんじて、たべてみて!-作品のみかた・味わいかた」の作品受付期間は、9月18日(金)までです。ご応募お待ちしています。

◆「次は、どんな作品を見るのかな?」「美術館を探検するみたいで、楽しいね。」

◆「座った感じは、どうですか?」黄色の色や座り心地から、どんなメニューが思い浮かぶかな?もしかしたら「からし」味かも・・・

◆よく見るといろいろな花が咲いていますね。食べられるお花がのっているケーキなんて、どうかな?

◆4つの作品から1つ、自分で「食(食べ物/料理)」で表現する作品を決めます。ここも迷うところですね。創作室でサポートスタッフの方々とお話をして、さらに発想が広がりました。

 

(参加者の声)

・自分から考えてみようということは、ないのでよい体験になった。(小学6年生)

・初めて見る絵や作品ばかりで、情報量が一つ一つの作品にたくさんあって、たくさんの背景を想像することができました。(中学1年生)

・とても作品が、どれもすばらしかったです。考えさせられるような作品ばかりで、すごく素敵だと思いました。(中学2年生)

・人と話しながら見てまわることによって、自分とはちがう見方が分かって、面白かったです。(中学3年生)

・様々な作品に触れることができ、色や周りの植物などの色の鮮やかさが、とてもきれいでした。絵を描くことは好きなので、考えたものをより伝えやすいように工夫したいと思います。(中学3年生)

 

2026/7/18 みる+つくる 「作品をみつめて・・・額縁をつくろう!」

 今回の「みる+つくる」では、埼玉大学の学生が、スタッフとしてワークショップを進行してくれました。当館と埼玉大学の連携により、地域連携科目の一つとして、美術館やワークショップについて学ぶ機会となっています。プログラムの内容は、6月13日(土)と同じです。進行を務めてくれた学生の皆さんは、大学で対話型鑑賞や子供たちへの接し方、声掛けなどを学んで、当日を迎えています。子供たち一人一人に優しく寄り添い、「美術館での出来事を楽しんでもらいたい!」という思いをもって、ワークショップを運営していました。

◆「それでは、展示室に入ります。並んで、チームを確かめましょう。」

◆モーリス・ドニ《シャグマユリの聖母子》を鑑賞します。「どこから、そう思ったの?」

◆展示室で鑑賞した2つの絵の周りには何があったか覚えているかな?

◆グルーガンの使い方を説明します。「よく見て、聞いていてくださいね。」

◆色や並べ方にこだわって、つくっています。青が鮮やかできれいですね。

◆みんなのつくった作品が並びました。「友達の作品もよくみてみましょう。どんなところが素敵かな?」

 

(参加者の声)

・いろいろなカラフルなもので、つくったのが、たのしかったです。(小学1年生)

・ハートをつむのが、たいへんだったけど、きれいにできたから うれしかった。(小学2年生)

・絵に合わせてかざりをつけたり、材料を選んだりするのが楽しかったです。(小学3年生)

・額縁は知っていたけど、額縁は、つくったことがなかったので楽しかったです。次は、近代美術館ならではの椅子をつくりたいです。(小学4年生)

・自由に作品を作れたり、アドバイスをしてくれたりしました。(小学4年生)

 

2026/7/4 フリープログラム 「椅子を知る・つくるボールチェア」「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」

 今回のフリープログラムでは、「椅子を知る・つくるボールチェア」「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」の2つのプログラムを開催しました。「椅子を知る・つくるボールチェア」は、今年度、椅子コレクションに仲間入りしたエーロ・アールニオ《ボールチェア》にちなんだ初めてのプログラムです。椅子から感じ取ったことや、「どんな場所で使ってみたいか」などと想像したことから発想を広げ、自分だけの《ボールチェア》をつくりました。「キラキラ★カチカチ スプーンワールド」は、何度か開催しているプログラムですが、毎回、新しい驚き・発見のある作品が登場します。ご家族で一緒に取り組み、町や村、テーマパークのように広がっていった作品もありました。

◆ウサギの耳がついて、かわいらしい椅子になりました。「次は、どんな材料をどこにつけようか?」

◆毛糸と丸い飾りがフワフワとしていて、触り心地も座り心地もよさそうです。お姫様が座っていそうですね。

◆卵のような形が特徴の《ボールチェア》です。「この外側に合う材料は、どれかな?」

◆スプーンの向きや磁石の組み合わせによって、こんな立ち上がる構造もできます。生き物のようですね。

◆1つのつくった形から、どんどん広がっていきます。一緒につくると、新しい発見があったり、思いがけないものができたりして、ワクワクしますね。

 

(参加者の声)

・つくることが楽しかった。キラキラが楽しかった。(幼児・小学生・大人)

・椅子づくりとスプーン、どちらも楽しかったそうです。親も一緒に楽しめました。椅子づくりは、素材選びが材料いっぱいで良かったです。スプーンは、自由に組み合わせて形づくりができるので、いつまでもできました。(小学生・大人)

・いすをつくるのは、すごく楽しかったし、色合いに気をつけてやったらきれいにできました。(小学生・大人)

・いつも狭い家でジオラマをつくっていたので、広い部屋で、スプーンでつくることができて楽しそうでした。(小学生・大人)

・同じ形のスプーンでも、たくさん集まると、いろいろな形に見えてくるところが楽しかった。(小学生・大人)