MOMASのとびら これまでの報告
サマー・アドベンチャー
今日は、4回目を迎える『座れる段ボールの椅子グランプリ』入賞作品の鑑賞会を行いました!今回は大阪・奈良・東京からの応募があり、全部で42校71脚が美術館の1階と3階にずらりと勢ぞろいしました。その中で総合グランプリをとったのは中学校。制作者は模型をつくって形を研究したそうです。審査員からは「眺めても美しく、人が座っても美しい!」「軽くて段ボールの特性を上手くいかしている」と評価が高く今回の受賞となりました。観賞会は、お互いの作品制作のエピソードを楽しく聞きながらも、審査員のデザイナー高須賀昌志先生や美術館館長の話を真剣に聞く姿が印象的、すでに来年を見据えているのでしょうか…。28日まで展示します。ぜひ工夫を凝らした作品たちをご覧ください。
◆制作者の話がおもしろい! ◆白くまの愛らしい表情にうっとり。
デザインの専門家からのお話もいっぱい。 毛並一本一本まで頑張りました!!
◆奈良から駆けつけてくれました!!とても ◆やっぱり座ってみないとね☆
繊細な編み込みに女性かと…男性チームでした!
サマー・アドベンチャー
今日のフリープログラムは豪華2本立てです! 洗濯ばさみをつなげて遊ぶ『洗濯ばさみで絵を描こう!』では、カラフルな洗濯ばさみでオリンピックのマーク、くわがたなどの昆虫、花火など今の時期にぴったりな作品が出来あがりました☆ そして新しく加わった『キラキラ★カチカチスプーンワールド』では、上田薫さんの《ジェリーにスプーン C 》という作品を鑑賞した後、スプーンをマグネットでつなげて造形しました。何を作るかはみんなのアイディア次第なのですが、タワーやドームを作る子や、ウツボやジンベイザメがいる海の中を表現する子もいました。スプーンにキラキラ映る世界が、とてもきれいでした。今日は小さなお子様連れの方が多く、小学生以下のお子さんが参加できる美術館のワークショップについての問い合わせを多くいただきました。MOMASの扉の<み~っけ!>や<アート★ビンゴ>など開催していますのでぜひ遊びに来てくださいね。
◆ジャンボ カブトムシ!! ◆いつの間にか囲まれています!
「立派なツノが強そう~~」
◆いつみても鮮やかで美しい! ◆スプーンには、何が映っているのかな?
「顔が逆さまに見える!」
◆ど迫力!大きな口を開けたサメです。 ◆親子3人で、高さを競い合います。
お兄ちゃんのが1番高いぞ!
ココロの中の地球のカタチ
サマー・アドベンチャー第1弾は、講師に美術館の収蔵作家でもある高田洋一氏をお招きし、みんなが住む地球を作っちゃおう!という、わくわくするプログラムを行いました。地球になるのは丸い発泡スチロール、真っ白な大地に「みんなならどんな世界を作るかな?」まるで神様になった気持ちで山や海を作ったり、住む家を建てたり、どんな生き物を誕生させるか、先生とじっくりじっくり考えます。「大切なもの」「好きなもの」「楽しいもの」自分の世界を再確認しながら、思い思いの地球ができていきます。中には、地球を覆う巨大な紙や雲が出現、「僕はソーラーパネル!」「私は空で暮らすの!」と地球を取り囲む空間や地底までみんなの手によって命が吹き込まれていきます。最後は、一人一人の天地創造の話を聞いて驚いたり感心したりと、素敵な観賞会になりました。
◆地球にはいろんな物があるね。 ◆今日はハンダゴテで溶かしながら川を彫り
ます!! しっかりスタッフがサポート
◆カラフルな地球に! ◆ビルやタワーがたくさん☆
◆動物もたくさん! ◆高田先生がひとりひとりにコメントを
くださいました♪
<参加者の声>
・いろいろなそうぞうあってすごいたのしかったです。(小2男子)
・いろいろな素材を使って制作するのは楽しかった。充実感があった。(保護者)
アート★ビンゴ 「うみ」
夏本番の暑さの中、本日のMOMASの扉はアート★ビンゴです。館内の作品や美術館に関わるクイズに答えて楽しむプログラムです。今日は、ロダンの頭像の彫刻を見て、容姿や表情から「この人物はどんな仕事をしていそうかな?」と考えたり、開催中の竹岡雄二展のポスターを見て「台座の上はどうなっていると思う?」と想像して楽しみました。この問題にみんなびっくり!! ポスターを見てから、展示室の入口に行ってみると、台座の上には何もないのです! 竹岡さんの作品は、作品がのったり、ケースの中に作品が飾られることはなく、台座やケースそのものが作品なのです。フリー参加のプログラムでは参加者にスタンプカードが配られます。今日も、スタンプが全部たまり【美術館博士】の認定証を受け取った友達がいました。問題は毎回変わりますので、ぜひ親子や友達と遊びに来てください。
◆たくさんのご参加ありがとうございます。 ◆鳩が空を見上げて何て言ってる?
「今日はどこまで飛ぼうかな~?」
◆表彰式「おめでとう!」
親子クルーズ「表わそう!キラキラバード」
今日は、彫刻をみて+つくるプログラムでした☆「ロダンはなぜこの頭像をつくったんだろう?」と聞くと「寂しいから!」「自分を格好よくつくった」などユニークな意見が出て盛り上がりました!また、柳原義達《風の中の鴉》と鳩の彫刻《道標》を観て「どんな会話をしていそうかな?」と想像して楽しみました。鑑賞の後は「キラキラバード」を親子で1羽ずつつくります。2羽がどんな場面でどんな話をしているかを考えて、鳥の気持ちを目線や羽の開き方などの動きで表現しました。材料は、芯になる発泡スチロールと割り箸に、新聞紙を巻きつけ上からアルミ箔で覆うとキラキラバードが完成☆ 首が長くなったり、ころんころんと丸くなったり色んなポーズが出来ました。親子で2羽を大事に公園へ運び、並べて鑑賞会です!仲良く寄り添っていたり、飛ぶ練習をしていたり、作品がとってもいきいきして見えました♪
◆彫刻にさわってみると… ◆アルミホイルで輝いてる~ピカピカ☆
「あ、トゲトゲしてる!」 「やってみた~い!」
◆新聞紙を丸めてどんな鳥にしようかな ◆「どんなお話してるの?」
「このおにぎり美味しいよ♪」
◆2羽並んで羽の見せ合いっこかな? ◆自然の中に置いて鑑賞しました!
<参加者の声>
◆アルミホイルでピカピカさせるのがすごくよかった。(小2女子)
◆彫刻に触った時の感触がおもしろくて、親子で物語を作る作業も楽しかったです。(保護者)