企画展物語みる+つくる「ココロレントゲン」

 美術館に展示されている作品の中には、作者の想いや気づき、世界に密かに存在する美しさなど、いつもは眼に見えないものが映し出されています。まずは、現在開催中の「竹岡雄二展 台座から空間へ」へ出発。台座やショーケース、大きなガラス張りの部屋のような作品をみんなで見て、話し合いながら、「見えないものを見えるようにする」仕組みについて考えます。竹岡さんは、いつもは見えない、美術館の壁の中まで見えるようにしてしまっています。そこで、参加者のみんなも、自分の心の中を見えるようにしちゃいましょう!気になるチラシを集めたら、切ったり貼ったりして、自分の心の中に潜む、「いいな」「すごいな」「素敵だな」という気持ちを、見えるようにしていきます。出来上がったら、心臓の大きさのセロファンを貼って、ちょうど心臓の上にピンで留めます。心の中が見えるようになったら、なんだか恥ずかしい気もしてきた…心の中の豊かさ、面白さが見えるようになった時間でした。


◆竹岡雄二展に出発!           ◆何も見えないと思っていたけど、

 竹岡さんの心の中にお邪魔します。     よ~く見るといろいろ見えてくる…。


 

◆気に入ったチラシを集めました。     ◆どこを使おうかなあ。真剣です。

 どこが気になったのかな。     



◆私が気に入ったものを集めた上に、    ◆みんなの心の中が見えちゃう。

 心臓の大きさのフィルムをぺたり!     なんだか緊張するね。

<参加者の声>

・自分が思ったことをやれて楽しかった。(小2男子)

・しんぞうをみせるのがはずかしかった。(小1女子)

・自分の心の中を作るなんてすごいと思いました。(小4女子)