MOMASのとびら これまでの報告
み~っけ!「つなげて遊ぼう!」
「MOMASのとびら」は、その日に集まった仲間と美術館を楽しむワークショップです。今日の「み~っけ!」は未就学児の子供+保護者のプログラム、初めて美術館に来てくれたお友達ばかりです。そこで、今日のテーマは“つながる”です! 遊びながら初めて会うお友達や家族やスタッフと仲良くなって、巨大な作品を一緒に作りました。「レストランの前の《果実の中の木もれ陽》よりも大きな作品を目指すぞ~!」と全員で協力!材料は傘袋です。空気やお花紙をつめこんで棒にします。それをセロテープでくっつけていくとみんなの身長を越し…「すごい!おおきいね♪」「きれいだね~」素敵な作品が完成しました。いやいや、未完成!?もっと大きくなるのかな?もっと続きを作りたかったけど、最後にみんなで探検しました。「あ~楽しかった。」
◆美術館には、たくさん作品があります!
◆「ことば」をつなげたり、「りぼん」をつなげて仲良しに。
◆子供達はお花紙を入れる係り、大人が膨らませてくれます。みんな上手!
◆どんどんつなげていきます。
◆大きな作品になりました。
◆最後はたんけん!
<参加者の声>
・おもしろかった! おうちでもできるかも!(5才男子)
・人見知りの息子も途中から声をあげて楽しんでいて成長がみられました。(4才保護者)
工房~“ステキ”をギュギュっと詰め込んだ『アートドーム』~
今日の工房は、埼玉大学の学生と一緒にMOMASコレクションを鑑賞しました。 絵画作品の中から、一人一人が「素敵だなぁ」と感じる作品を1点選び、絵や文でメモを取ります。そのメモをもとに“素敵”をビンの中に詰め込んだ『アートドーム』を作ります!今日は魔法の紙、プラバンに絵を描き、ハサミで切り取ります。しかし、この大きさではビンに入らない…? さあ、ここで魔法をかけます! トースターに絵を入れるとあっという間に小さくなってびっくり。それをビンの蓋にホットボンドで取り付けて、特別な水とキラキラな粉を入れ蓋を閉めたら『アートドーム』の完成です☆ 鑑賞スペースに作品を集めるとスポットライトを浴びて作品がキラキラ輝きます。観賞会では見つけた“素敵”なところを発表しました。“素敵”が詰まった『アートドーム』。お家でも大切にしてくださいね。
◆素敵なところを見つけよう!
◆さぁ、つくるぞ~! こんな素敵があったよ!
◆魔法をかけて…☆ わぁ、小さくなっちゃった!
◆特別な水とキラキラな粉を入れて『アートドーム』が完成!
◆みんなの『素敵』が輝いてるね!
<参加者の声>
・絵を見てキレイだと思った作品を、自分で作れたのがうれしかった。(小2女子)
・初めての参加でしたが、いろいろな絵画を見たり、そこから作品をつくる活動をしたりと楽しめました。(保護者)彫刻あらいぐま
夏のような暑さが続きますね。今日の「MOMASのとびら」では、大きな屋外彫刻を洗いました!北浦和公園にある屋外彫刻は、学芸員だけでなく、ボランティアの方たちが洗ったり大切にメンテナンスをしていました。今日はその彫刻ボランティアの方たちを講師に、親子で彫刻洗いに挑戦です!最初に彫刻について詳しくお話を聞き、クイズをしたり楽しく勉強しました。その後、彫刻の近くに行くと「あ!汚れ」「ここの色が変わってる」と様々な発見がありました。ボテロ《横たわる人物》を洗った子供達は「あれ?手になんか持っているよ」「髪が長いね~」など洗いながら彫刻をじっくり観察!「洗ってもらって何だか気持ちよさそうだな~」彫刻の気持ちを想像したり愛着がわいた様子でした。
◆どんな汚れがあるかな?「鳥の糞、雨!」
◆生き物みたい?大きな彫刻だな~
◆高いところは高圧洗浄機で!
◆足の裏まで優しく手洗い。
◆「いい気持ちだわ~」(彫刻の気持ち)
<参加者のこえ>
・ボテロのからだはでこぼこであらいにくかったです、またあらいたいです。(小3女子)
・日頃見るだけの時と間近で触るとでは違う発見があり楽しかったです。(保護者)みる+つくる企画展物語「自然のかたち わたしたちの眼」
埼玉県立近代美術館は、緑豊かな公園の真ん中にある美術館です。ちょっと周りを見るだけで、本当にたくさんの種類の葉が見つかります。今日はそんな葉を、造形活動と共にじっくり観察しました。創作室に集めたたくさんの葉の中で「一番大きいものは?やわらかいものは? では、カッコいい葉はどれ?」それぞれお気に入りの葉を手に取りました。せっかく見つけた素敵な葉のかたち、色鉛筆やクレヨン、インクなどを駆使して、葉のかたちを写し取りましょう。かたちを写し取ってみると、葉全体や葉脈、ちょっと欠けた部分や、枝とつながっているところ、細かい部分までよく見えてきます。写し取った葉を台紙に貼って、参加者それぞれの植物図譜が出来上がりです。さて、美術館で開催中の企画展「川原慶賀の植物図譜」展にも、細かく描かれた植物図譜が展示されています。自分の植物図譜と見比べつつ、川原慶賀の作品と、そこに描かれた植物そのものの美しさを、合わせてじっくり観ることが出来ました。
◆一番カッコいい葉っぱ、どれかなあ。
◆素敵な葉のかたち、フロッタージュで写し取ったり…
◆インクを付けて、スタンプで写し取ったり!
◆こんな素敵な植物図譜が出来ました。
◆大きな葉も、この通り!
◆自分の植物図譜と比べながら、川原慶賀の植物図譜を鑑賞します。
慶賀さん、すごいな…。
<参加者の声>
・いろいろな葉をうつせてたのしかったです。(小3・男子)
・自分で自分のしょくぶつずふをつくれたのがたのしかった。(小2・女子)
もますまつり
ゴールデンウィークはお出かけ日和になりましたね。5日こどもの日と6日、「MOMASのとびら」では、どなたでも参加できる3つのプログラムを実施しました。人気の『洗濯ばさみで絵を描こう!』は、カラフルな洗濯ばさみにみんな夢中!つなげて並べて素敵な作品や力作が床一面を埋め尽くしました。『風を描こう!』は、公園にアクリルパネルを並べます。パネル越しに見える景色の中に、自分が風になったつもりで絵を描きます。たくさんのお友達が参加してくれました。『キラキラ☆カチカチスプーンワールド』は、スプーンに映りこむ景色を楽しみながら造形します。マグネットを使ってピカピカの不思議な造形が楽しめます。小さなお子様から大人まで一緒に楽しめるプログラム盛りだくさんです。ぜひ、みんなで遊びに来てください。
◆親子でタワーとツリーに挑戦!
◆公園の景色が見えるよ~
◆虹をかけよう!
◆スプーンには顔が映っているけど…
◆円に並べて置いて。
葉っぱを観察してみよう!
『川原慶賀展』には125点もの植物画があります。そこで今日の親子クルーズのテーマは“葉っぱ”です。
はじめに1冊の本を朗読。木の枝の葉っぱは1枚1枚みんな違い、元気に生きていると感じられる本です。その後、新緑が鮮やかになった公園へ、子供達は葉っぱをスケッチしに行きました。見つけた様々な形の葉っぱに名前もつけました!創作室に残った大人たちは、子供達にプレゼント作り。公園のヒイラギをこすって葉脈を取り出します! 緑の葉っぱの中には綺麗なレースが隠れていました。『自然』はとても素敵なデザイナーです。子供が描いた『葉っぱ図鑑』を親子で眺めてみます。「不思議な形の葉っぱあったかな?お気に入りは?」「この葉っぱにはどんな花が咲くのかな?」 植物への興味を持ちながら、最後に親子で展示室へ。ゆっくり企画展をお楽しみください。
◆緑がとってもキレイですね☆
◆大人チーム制作中!創作室が静まり返っています。
◆初めてですが、キレイに取れてきました。
◆いろんな形を見つけたね!
◆葉っぱ図鑑完成!
◆知ってる植物発見!
<参加者の声>
・植物のかんさつが楽しかった。人のさくひんを見たり葉っぱをかくのが楽しかったです!(小2・女子)
・実際に本物の植物を見てから展覧会の絵を見たので、絵の細さを実感しました。(男性保護者)
わくわく鑑賞ツアー
今日は、スタッフとお話しながら作品を楽しむ「わくわく鑑賞ツアー」です。公園を通る子供たちにはとても馴染みのある橋本真之《果実の中の木もれ陽》を観ました。「外から見ると大きなヘビかな?中には木の実があるよ!」「ヘビが食べちゃったのかな?」楽しい会話が広がります。展示室では、ルオー《横向きのピエロ》を人物の気持ちを考えたりして鑑賞しました。「ピエロの顔は白かったよ!」以前見たピエロと比べて発見があったり、親子でお話しながらみると名画がとても身近なものに感じられますね。30分の短時間で小さなお子様でも飽きずに作品を楽しめます。ぜひ気軽にご参加ください。
◆「目を閉じて何してる?」
◆「シャワーかな?」
◆「この作品大きくなったの知ってる人?」
◆家族みんなのお気に入りはこの赤い椅子でした。
みる+つくる「MOMAS探検隊!」
今日のMOMASのとびらは、埼玉県立近代美術館の秘密や不思議や面白いことを探って、集めて、持ち帰る日です。みんな、美術館のことどのくらい知っているかな?行ったことない場所もあるかな?小学校1年生から6年生まで、MOMASのとびらに初めて来た子も30回以上来ているベテランさんも一緒に、埼玉県立近代美術館を探検します。初めて見たもの、前に来て楽しかったところ、友だちと見つけたおすすめポイントなど、美術館での発見や出来事をカードに集めていきます。さて、美術館への想いがたくさん詰まったカードをつなぐと…小さな埼玉県立近代美術館が出来上がり!屋根を付けたり、隠し扉を加えたり、みんなで繋げて大きな美術館にしたり!今日集まった仲間だけの、特別な美術館が出来上がりました。埼玉県立近代美術館は、いつでも、北浦和公園の真ん中でみんなを待っています。また遊びに来てね。
◆美術館のどこに行ったことがある?地図を見ながら考えます。
◆探検開始!ショップに並んでいるものは…?
◆展示室も探ります。この人はどこに向かっているのだろう?
◆探検の結果、自分だけのMOMASが出来ました。
◆入口からのぞくと、中に入っていくみたい。
◆みんなのMOMASをつないで、巨大埼玉県立近代美術館!
楽しいことがたくさんの美術館です。
<参加者の声>
・さくひんなどを見て、美じゅつかんをつくれて、たのしかったです!(小5・女子)
・美じゅつかんのいろいろなことが知れたし作品が作れてよかったです。(小3・男子)
洗濯ばさみで絵を描こう!
4月から「MOMASの扉」はアート体感ワークショップ「MOMASのとびら」に名前をリニューアルし、気持ちも新たに頑張ります!今日のプログラムは、美術館で人気の洗濯ばさみを使ったワークショップでした。カラフルな洗濯ばさみを並べたり・つなげたり・積み上げたりして遊びます。どなたでも無料でご参加いただけます。今日も幅広い年齢層の方に楽しんでいただきました。今年度は申込不要のフリープログラムが増えました。ぜひ皆さんで遊びに来て下さい。
◆素敵な色と形のチョウになりそう。
◆制作にはまっているご様子!
◆鮮やかな作品が上から見ると綺麗です☆
わくわく鑑賞ツアー
公園の桜がちらほら咲き始めた今日のツアーは、川合玉堂《山村春色》など桜が描かれた掛け軸4点と、彫刻3点を鑑賞しました。《山村春色》には、のどかな春の風景に牛を連れた子供が描かれています。「どこに行くのかな? 人や牛はどんな気持ちかな~」と想像して楽しんだ後、雰囲気の違う掛け軸の桜を見比べてお気に入りをみつけました。また、「MOMASの扉」ではお馴染みの彫刻、柳原義達《風の中の鴉》、ロダン《ウスタッシュ・ド・サンピエールの頭像》は色々な角度から観ると発見があり、とても会話が弾みます。彫刻と目を合わせると何だか話しかけてくる気がしませんか? スタッフとの会話が楽しい「わくわく鑑賞ツアー」に、ぜひお気軽にご参加ください。
◆「牛を連れているのは大人かな?子供かな?」
◆「この像はどんな仕事してそうかな?」
◆「どこから見たら一番格好いい?」