みる+つくる企画展物語「自然のかたち わたしたちの眼」
埼玉県立近代美術館は、緑豊かな公園の真ん中にある美術館です。ちょっと周りを見るだけで、本当にたくさんの種類の葉が見つかります。今日はそんな葉を、造形活動と共にじっくり観察しました。創作室に集めたたくさんの葉の中で「一番大きいものは?やわらかいものは? では、カッコいい葉はどれ?」それぞれお気に入りの葉を手に取りました。せっかく見つけた素敵な葉のかたち、色鉛筆やクレヨン、インクなどを駆使して、葉のかたちを写し取りましょう。かたちを写し取ってみると、葉全体や葉脈、ちょっと欠けた部分や、枝とつながっているところ、細かい部分までよく見えてきます。写し取った葉を台紙に貼って、参加者それぞれの植物図譜が出来上がりです。さて、美術館で開催中の企画展「川原慶賀の植物図譜」展にも、細かく描かれた植物図譜が展示されています。自分の植物図譜と見比べつつ、川原慶賀の作品と、そこに描かれた植物そのものの美しさを、合わせてじっくり観ることが出来ました。
◆一番カッコいい葉っぱ、どれかなあ。
◆素敵な葉のかたち、フロッタージュで写し取ったり…
◆インクを付けて、スタンプで写し取ったり!
◆こんな素敵な植物図譜が出来ました。
◆大きな葉も、この通り!
◆自分の植物図譜と比べながら、川原慶賀の植物図譜を鑑賞します。
慶賀さん、すごいな…。
<参加者の声>
・いろいろな葉をうつせてたのしかったです。(小3・男子)
・自分で自分のしょくぶつずふをつくれたのがたのしかった。(小2・女子)