カテゴリ:2014年度の報告

企画展物語 親子クルーズ

「企画展物語 親子クルーズ」で現在開催中の「ピカソの陶芸」展を紹介しました。

展示室にはピカソが描いた様々な「顔」があります。じっと見ていると、どこかで見たことのある「顔」が見つかったり、逆にどこにもない不思議な「顔」に出会ったりします。親子で鑑賞した後、ピカソになって「顔」を陶器のお皿に描きました。お母さんのニコニコ「顔」、ピカソ風の息子さんの「顔」、弟さんの特徴をとらえた「顔」など、いろいろな「顔」が出来上がりました。この食器で家族との食事を楽しんでいただければと思います。


◆「こんな作品もあるんだね」親子で展覧会を楽しみました。


◆たくさんの楽しい「顔」ができました。

<参加者の声>

◆ピカソやみんなの顔を見ることができて楽しかったです。(小学校5年女子)

◆とても楽しかったです。娘も息子も個性的な作品を作ることができました。お家で大切に使います。(保護者)

アート★ビンゴ【そら】

   ゴールデンウィークのアート★ビンゴは、子ども達の想像力をかきたてる問題をたくさん用意しました。カラスの彫刻と会話をしてみたり、作品に乗って時空を旅してみたり、公園にある大きな岩を何かに例えてみるなど、思い思いに想像して答えてくれました。子どもが想像した世界を生き生きと話す姿を見て、お父さんやお母さんの顔もほころんでいました。
次回は531日「アートビンゴ【やまぶき】」を開催します。たくさんのご参加をお待ちしています。


◆カラスが「あそぼ~」って言ってるよ!


◆「背中に乗って、お空に行くの~」「うん!」

MOMASコレクション 親子クルーズ


MOMASコレクション 親子クルーズ」では、小清水 漸さんの《作業台―硯―》を紹介しました。

この作品は真っ黒なテーブルの表面に窪みがあり、そこに水を注いであるので、硯(すずり)にも見えます。そこで今回は、硯をヒントに 墨と水、割り箸を使って“アートな水平器”を制作しました。親子で相談しないで交互に割り箸を付けていき、水を注ぐ小皿を取り付けます。割り箸を墨で真っ黒に着彩し、最後に水を注ぐと、親子の感性が詰まった“アートな水平器”が完成しました。


◆水平にするのって難しいな~


◆墨で真っ黒に塗ると、がらっと雰囲気が変わりますね!


<参加者の声> 

◆てきとうに作っていったらできたのでとってもうれしかった。すみでぬるのも楽しかった。(小学校3年男子)

◆話し合わず、インスピレーションだけで制作していくのは予想もつかない偶然の楽しさがありました。(保護者女性)


企画展物語みる+つくる

「企画展物語 みる+つくる」で現在開催中の「ピカソの陶芸」展を紹介しました。

知っているようで知らないピカソのことを創作室でお話しし、展示室では、「顔」に注目して作品を鑑賞しました。楽しい顔、悲しい顔、不思議な顔などいろいろな「顔」に出会った後、様々な形の紙皿から気に入った形を選び、ピカソになって「顔」を作りました。紙皿が参加者の手でたくさんのカラフルな「顔」に生まれ変わりました。ちょっと紙皿には見えないかも・・・。


◆この「顔」はどんなときの顔でしょう?。


◆できあがった作品は、展示をしてみんなで見ました。

<参加者の声>

◆太陽みたいにして、面白い顔になった。(小学校3年男子)

◆ピカソの気持ちになって作品を作ることができた。とても楽しかった。(小学校6年女子)

MOMASコレクション みる+つくる

今日は、第1回「MOMASコレクション みる+つくる」を開催しました。小学1年生から高校生まで20名の参加者と、新しくなった常設展示室で最上壽之《バッ ドラネコミャオ―》を鑑賞しました。蜘蛛に見えたり、山や相撲の取り組みに見えたりした作品ですが、実は二匹の猫が睨み合っている様子がもとになっていたりします。最後は、最上さんになって木材を組み合わせる作品作りを楽しみました。


◆この作品は木ととっても関係が深いんです。


◆最上さんになってカタカナ題名もつけました。

<参加者の声>

◆つくった人のきもちになれた。(小3女子)

◆どの人も作品の題名のつけ方が面白くて、形もそれぞれ違うところがよかったです。  (小6男子)