2015年5月の記事一覧
工房「マリオネットで踊ろう!」ダンスパーティーへようこそ
今回の工房は、埼玉大学の学生達が企画し、進行をしてくれました! 音楽が流れる会場はいつもと違う雰囲気!「何を作るのかな?」と期待していると、おかしなマリオネットの「クモまる」達が登場! みんなの目がキラッと輝きます。「一緒にダンスパーティーをしてくれる友達を探しているよ!」ということで、今日はスポンジやたわし、ストローなどを使ってマリオネットをつくりました。木村直道さんの作品でも使われているように、身近な材料を体の一部分に見立てて組み合わせると、面白い生き物や人形ができます。糸を結び付けて操ると、手足をくねくねと動かすマリオネットの完成です。最後は班ごとに音楽に合わせてダンスを披露。ビデオ撮影したものをみんなで鑑賞しました。作ったマリオネットに命が吹き込まれて踊りだすと、観ていた大人も「お~」っと心躍りました。ダンスパーティーは大成功!
◆「銀色の束子をゾウの鼻に使おうかな~」 ◆「どんなダンスにしようかな~」
◆「ちゃんと踊っているように見える?」 ◆鑑賞会「みんなの動きが面白いね!」
<参加者の声>
◆じょうずにダンスをおどれてたのしかったです。(2年女子)
◆みぢかなもので作るというのが楽しかった。(4年男子)
企画展物語 みる+つくる「瑛九になろう!カリカリエッチンgood!」
今回の企画展物語 みる+つくる では、企画展「private,privateわたしをひらくコレクション展」関連作品の中から、瑛九の版画作品を鑑賞しました。版画といっても、学校でやったことがある木版画や紙版画ではありません。エッチングという銅版画の作品や、リトグラフの作品です。髪の毛のような細い線に注目してみると、風や動きを感じとることができました。鑑賞の後は制作です。透明の塩ビ板に鉄筆でカリカリ絵を描いたら、クレヨンで色を塗ります。タオルで余分なクレヨンを拭き取ると、鉄筆で描いた線の中にクレヨンの色がつくのです。カリカリ描いてはクレヨンで塗って拭き取る・・・を繰り返すこと1時間。塩ビ板の裏に和紙を貼ると、子供の思いが詰まった素敵な作品が完成しました。摺らなくても版画ってできるのです!
◆「風が吹いてるみたいで気に入りました。」◆「雷神竜を描くぞ!カリカリ!」
◆クレヨンを拭き取ります。馬楝(ばれん)で擦っているみたい!◆鑑賞会「素晴らしい作品ばかりだね!」
<参加者の声>
◆たのしくてしぬまでやりたかったです。(2年男子)
◆鉄筆でたくさん線を引いたり線の太さを変えたりして、とても楽しかったです。(4年女子)
アート★ビンゴ【やまぶき】
今年度初めてのアート★ビンゴ! ベビーカーを押しての親子連れや友達同士などたくさんの方が参加してくれました。動いて形を変える屋外彫刻を再発見して驚いたり、美術館入口扉の中が光っている佐藤時啓さんの写真を見て、この扉の中ではいったい何が起こっているのだろう・・・と想像したり、ヒト型の椅子『ブルム』に似合う洋服を考えたりしました。お話をしながら毎回ユニークな答えや豊かな発想が聞けるので、スタッフもとても楽しみにしています。常連の方がスタンプを40個ためて美術館博士となり、表彰状と記念品でお祝いしました。次回は6月13日(土)です。ふるってご参加ください。
◆美術館に何がドッキングしたらおもしろいかな?
もますまつり「リキシャカメラ登場」「洗濯バサミで絵を描こう!」
ゴールデンウィーク5日、6日に、リニューアルオープン記念イベント“もますまつり”が行われました。MOMASの扉では、美術科 佐藤時啓さんがバングラデシュで制作したリキシャカメラに乗る体験と、「洗濯バサミで絵を描こう!」を行いました。リキシャカメラに乗車してカーテンを閉めると、膝の上に置いた白い板に外の景色が映し出されます。佐藤さんはこの映し出された景色をもとに、12点のドローイング作品を制作したそうです。今回はスケッチブックを持って乗車して、実際にスケッチを描いた子もいました。洗濯バサミの方も新作が続々登場していました。子供の想像力は無限です。2日間でリキシャカメラを509人が体験し、洗濯バサミは372人が参加してくれました。
◆子ども達に大人気のコバトンとさいたまっち! ◆「リキシャカメラに乗って絵を描いてみましょう!
◆こんな風に逆さまに映って見えます! ◆絵も逆さまに! ジャグラーがいるのが分かりますか?
◆洗濯バサミを使って親子でアートします。 ◆カニさんパラダイス!がんばったね♥
もますまつり「オリジナル万華鏡箱カメラをつくろう!」
この春リニューアルオープンした埼玉近美。ゴールデンウィークも“もますまつり”で盛り上がりました。MOMASの扉では、箱に虫眼鏡とミラーとフィルムを貼って、万華鏡箱カメラづくりを楽しみました。これは、美術家 佐藤時啓さんの作品《リキシャカメラ》の原理と四面万華鏡を組み合わせた、埼玉近美オリジナルのものです。中を覗くと「あら、不思議!」外の景色が格子状に連続して映ります。黒川紀章さんが設計したこの美術館も、格子状のデザインが特徴的なのです(^_^)V。組み立てた万華鏡箱カメラに思い思いの飾りをつけて覗き込む子ども達は、とっても嬉しそうでした!
◆外箱には虫眼鏡、内箱にはミラーを付けます ◆「フィルムを貼って!」親子で協力して作ります。
◆外箱に内箱を差し込み、覗きながらピントを合わせます。◆絵を描いたり飾りをつけるのも楽しいな!
◆鯉のぼりの口から入った外の景色が尾から見えます! ◆デジカメに取り付けて彫刻広場を撮影