MOMASのとびら これまでの報告
冬の特別プログラム「粘土で作ろう!みんなの街」
今回は、若手陶芸家の森一平さんに講師をお願いし、埼玉大学さんをお借りして《粘土で作ろう!みんなの街》を行いました。用意したのは何と、テラコッタ粘土の山!「これ、何キロぐらいあると思う?」と質問すると、「300キロ!」驚くことにズバリ正解! 学校で使っている油粘土とは違った土の匂いと滑らかな感触を確かめた後、「だれが一番、長~くできるかな。」「だれが一番、高くできるかな。」と競争するなどして粘土と遊びました。次に登場したのは森さん制作の埼玉県立近代美術館です。「みんなで近代美術館の周りを街にしよう!」の声掛けで、皆、思い思いに制作を楽しみました。作った作品を美術館の周りに置くと、参加者みんなが暮らすステキな街 ができ上がりました。
◆長~くした粘土をくるくる積み上げます。 ◆「みんな、街には何があるのかな?」
◆自動販売機をリアルに作ってます!!! ◆美術館の周りには家だけでなく、学校やトン
ネル、クリスマスツリーができました。
よ~く見ると、富士山やゴジラまで登場!!!
<参加者の声>
◆学校や変人などを作りました。校庭のタイヤとすべり台が力作です(小4男子)
◆粘土を掻きだしベラで掻きだしたり、紐状にしたり、紐を積み上げるなど、いろいろなやり方を教えてもらい、楽しかったです。他の人のアイディアとつながって広がるのが面白く感じました。(保護者女性)
秋のアーティストプログラム「どろせんワークショップ」
今回は、画家で埼玉大学教授である小澤基弘先生を講師に招き、埼玉大学さんをお借りして《どろせんワークショップ》を行いました。《どろせん》とは、「ドローイング1000枚プロジェクト」を縮めたもので、思い思い気の向くままに描き続けることで、自分の内面の奥底にあるものを表出させるプログラムです。小学校低学年の児童が多かったのですが、小澤先生から「ドローイング=らくがき!!!」という分かりやすい説明があり、皆、肩の力を抜いて自由に描いて描いて描きまくりました。わずか2時間足らずで884枚ものアートなドローイングを描くことができました。親子で絵を描く時間を共有し、芸術の秋を満喫できたようです。
◆「こんな絵、簡単に描けそうだろ~!」 ◆自然に鼻歌を歌いながらノリノリで描きます。
小澤先生の楽しい講義に夢中です!
◆全員のドローイングを並べると圧巻!!! ◆お気に入りの1枚を持って「はい、チーズ!」
<参加者の声>
◆いつも絵を描いているけど、見たり考えたりで新しい発想が生まれました。(小5男子)
◆久しぶりに絵をたくさん描いてストレス発散になりました。一生残したい作品がいっぱいできました。(保護者)
出張MOMASの扉@県庁「洗濯バサミで絵を描こう!」
11月14日は埼玉県民の日! 県民の皆様に埼玉県庁を開放する“県庁オープンデー”で、出張MOMASの扉「洗濯バサミで絵を描こう!」を行いました。県庁には朝から様々なブースが立ち並び、たくさんの親子連れで大賑わい! スタンプラリーやステージショー、ワークショップなどなど・・・、ワクワクする催し物が目白押し!! そんな中、10000個の洗濯バサミを自由に使ったアート体験に、100人を超える参加者が集まってくれました。抜群のバランス感覚で首を立てた龍や、バベルの塔の様なタワーなど、力作がたくさん生まれました。3歳の男の子も洗濯バサミ3個を上手に使って出来た形を見て、「チョウ!」と叫びながら、お母さんに笑顔で見せていました。
◆「これをここに つ~けよっかな~・・・」 ◆「もう6段にもなった~!」構造的に優れた建築物のようです。
◆教育委員会室が洗濯バサミで彩られました。まさに彩の国!!!
<参加者の声>
◆「はぁ~、がんばった! 楽しかった!」(小4女子)
◆「子供の発想って、ほんとに豊かですよね~。家でもたくさん買ってやってみます。」(保護者)
秋の特別プログラム「み~っけ!ファッションショー」
今回は伊奈町総合センターさんをお借りして、「み~っけ!ファッションショー」を行いました。You Tubeで子供服のファッションショーを見た後、「今日はファッションショーをするよ!」「でも、着る服が無いね~・・・」「じゃぁ、今から作ろうか!」と言って、服作りに取り掛かりました。使う材料はミラマットという梱包材量です。コップやお茶碗が割れないように包む、白くてフワフワした素材です。これを使うと真っ白な飾りがいっぱい付いたカワイイお洋服ができるのです。帽子やアクセサリーまで作って、思い思いに変身?しました。最後はきゃり~なみゅぱみゅさんの曲に合わせてブルーカーペットの上を歩き、かわいくポーズを決めました。みんなと~ってもステキ♥でした!
◆「ひらひらの次はリボンを付けようかな~」
◆「魔法使いのイメージです。」「帽子がキュート!!!」◆「1歳でもがんばりました!」
<参加者の声>
◆すごいたのしかった。もいっかいやりたい。(6歳男子)
◆ファッションショーをやって緊張したけど、服を作ったりショーをやったりして楽しかった。(小4女子)
秋の特別プログラム「かくかくしかくのアートなランプをつくろう!」
今回は東松山市の松山市民活動センターさんをお借りして、「かくかくしかくのアートなランプをつくろう!」を行いました。「美術館に隠れている形はな~んだ?」黒川紀章さんが設計した埼玉県立近代美術館には、正方形の格子状のデザインがたくさん用いられています。美術館の中の四角い形クイズで盛り上がった後は制作です。障子紙を貼った正方形の格子パネルを5枚、6枚、7枚、8枚・・・と、ホットボンドで接着していくと、様々な立体造形ができ上がりました。LEDライトにこれを被せると、ランプシェードになるのです。水彩絵の具でお気に入りの動物やお花の絵を描くと、きれいなオリジナルランプのでき上がり! 最後に真っ暗な部屋で灯りをともすと「わ~、きれい!」みんな大満足でした。
◆「今度はどこに付けようかな・・・」「ちょっとずらして貼るのも芸術的だよね!」
◆同じ材料で同じ様に作っているのに同じ形は一つもありません。そこがアートのイイところ!
<参加者の声>
◆普段はできない活動や体験ができたのでとても良かったです。とての楽しかったです。(中学生女子)
◆障子紙に色を塗るのは初めてで、にじみ具合が美しく、子ども達も楽しんでいました。ライトを点けた時、また違った雰囲気になりステキでした。(保護者女性)