MOMASのとびら これまでの報告
企画展物語 親子クルーズ「大事なことすごろく」
今日は美術館の企画展を親子で楽しむ日です。いま、美術館では、「原田直次郎展」が開催されています。原田直次郎さんの人生が、展示室に詰まっているのです。そこで、原田さんの人生の大切な出来事に触れるだけでなく、参加者1人ひとりの人生についても考えてみましょう。展覧会を楽しんだあと、子どもと親それぞれが、自分の人生の大切な出来事をすごろくのマスに書いていきます。挿絵も工夫して、生まれた時から幼稚園や小学校へ…家族が増えていくことも大切な出来事です。実際の出来事だけではなく、来年はこうなっていたいな、20年後は…なんて、これからの夢も思い描きます。親・子それぞれの出来事が揃ったら、それを時系列に並べて家族のすごろくが出来上がりました。最後は、参加者全員の大切な出来事を繋げて、巨大すごろくを楽しみました。家族の大切な出来事が確認できたプログラムになりました。
◆まずは原田さんの人生を ◆いよいよ原田直次郎展へ…
すごろくで知っていきます。 原田さんの大切な出来事を見つけてみよう。
◆親、子、それぞれの大切な出来事を ◆それぞれの人生を、真剣に振り返り中…
出していきます。どんなことがあったかな~。 「弟に初めて出会った日!」
◆並べてすごろくにしてみよう! ◆巨大すごろく完成!
みんないろんな出来事があるんだね。
〈参加者の声〉
・思い出が、あんなにあつまるとは思いませんでした。(小2男子)
・思いがけず自己の人生を振り返ることになりました。楽しかったです。(保護者)
MOMASコレクションみる+つくる「いろはがるた~読めるかな?」
MOMASコレクション第4期では、島州一さんの作品の《ASAMAいろは歌》が壁一面に展示されています。何が描いてあるのかじっくり鑑賞すると、お洋服、いちご、地球の一部…などなど、色々なものが見えてきます。そしてすぐに「文字」が隠れていることを発見!!今日は絵と文字を組み合わせて《いろはかるた》を作りました。自分の好きな文字を、模様や色の違う布を切ったり貼ったりして作ります。とてもカラフル☆キラキラな絵札が完成。それから読み札も考えます。「いろんな色のカーニバル!」の『い』など周りの人に内緒で考えます。なぜなら最後にみんなでかるた大会をして遊ぶからです!「読み札を読んでも見つからない!」と、笑いも起こりましたが楽しく鑑賞しました。今日、たまたま一緒に作って遊んでお友達になれた人もいました。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。
◆ふきぬけ周りにも島さんの作品が ◆「絵の中に何か見つけた人?」
「この中にも文字が…!?」 「お洋服みたい。」「ひらがなの”を”」
◆みんなにわからないように ◆読み札を制作中~
絵に文字を隠すぞ!ふふふ♪ まだみんなには、な・い・しょ!
◆「これだ~!」「あれだ~!」 ◆「絶対これ~!」ダイブ!!!
「え!?ちがうの~~!!?」 白熱の試合に…。
〈参加者の声〉
・いろんな絵札や読み札があって、自分で初めて作って楽しかった。またやりたい。(小3男子)
・自分でかるたをつくって遊ぶことができて楽しかったです。(小4女子)
アート★ビンゴ【わかくさ】
お天気が心配な週末でしたが、参加者が約80人と大盛況!初めての方もリピーターの方も、アート★ビンゴを楽しんでくれました。今日の問題は、島州一さんの《CFP43》という作品を観ているとどんな気持ちになるかを考えたり、美術館のグッドデザインの椅子の中から、自分がお昼寝するならどの椅子にするかを選んだり、間もなく始まる原田直次郎展のポスターから《靴屋の親爺》はどんな人かなと、自由に想像して楽しみました。また、1年間で4枚作るMOMASコレクションのポスターにはスタッフも知らなかった秘密が…。これを知っていたら美術館マニアですね! 様々な問題をぜひお楽しみください。
◆「凸凹していてたくさん色があるね。」 ◆「お昼寝するならどの椅子?」
「楽しい気持ちになるかな・・・」 「これもいいなあ~」
◆ポスターにはすごい秘密が… ◆みんなの発見や想像したことを報告!
「あ~わかった!!!」 笑いあり感動あり楽しく盛り上がります。
工房「宇宙センターMOMAS ~謎の星を調査せよ~」
工房は、作るのが大好きな子供から大人まで参加できるプログラムです。子供に交じって今日も一般の方が参加してくださり、大いに盛り上がりました!今日は埼玉大学の学生さんがリーダーとなり、グループで相談して宇宙の星を作ります。みんなの想像力が大爆発!すっぱい星・しょっぱい星・苦い星などが集まる『味の星』のグループや、やせすぎたネコ星・体を鍛える星などが集まる『ごちそうの星』のグループ、同じポーズの『兄弟の星』や『動物がいっぱいの星』など愉快な星がたくさん誕生しました。最後に暗くした部屋に作品をつるし、照明を当てて鑑賞会をしました。宙に浮かんだ星をみていると、なんだか宇宙旅行をしている気分!楽しい観賞会になりました。
◆子供と大人が一緒にミーティング&制作! ◆初めて会う子とも仲良くなれます!
工房ならではの楽しみです♪ 「なるほど!そんな星もいいね!」
◆『ごちそうの星』の近くに住むと ◆色粘土づくり職人~見事なレインボーカラー
ムキムキ★スポーツマンになっちゃうかも!
◆ユニークな星に囲まれて宇宙旅行! ◆「真ん中の星は、『ごちそうの星!』」
「あったらいいなぁ~こんな星!!」
<参加者の声>
◆みんなで『味の星』たちを作るのはとても楽しかった!ピザの星面白かった。(小3男子)
◆子供たちと一緒につくってみて、子供たちの想像力や発想の自由さに圧倒されました。(一般女性)
企画展物語 親子クルーズ「妄想世界地図」
今日は初めに創作室のモニターで、企画展「旅と芸術」の入り口にある約700年前の地図や、昔の地図を見ました。「あれ?変だぞ!」 洞窟の壁に描かれた地図や、巨大なタコが描かれた地図、国の形が人でできている地図など、みんな興味芯々です。昔の地図には想像した不思議なものがたくさん詰まっていることがわかりました。そこでみんなも妄想世界地図作りに挑戦! まずは大陸づくりです。親子でペンを握って大きな色紙いっぱいに描きます!「山はどこ?」「川や森や砂漠は…」親子で交互に描き加えていきます。次に、自分の地図に加えるものを、企画展を巡ってメモしてきます。創作室に戻るとメモを切って貼ったり、色を塗ったりしてどんどん地図ができていきました。観賞会は、みんなの作った地図に出てくる生き物などのお話を聞いて、楽しい旅をした気分になりました。
◆「あ!服を着た人が横になっている。」 ◆「こんな動物がほんとにいたの?」
「どこどこ?」「ほんとだ!」
◆「知ってる!ピラミッドとスフィンクス」 ◆「お父さんこれ切って~」「ここには洞窟があるよ」
短時間なのによくみて描いているね!! 親子の会話がはずみます
◆たくさん生き物がいたり、線路が走っていたり ◆みんな乗り出して盛り上がった観賞会!
楽しそう♪
<参加者の声>
・見てかんがえて作ひんがつくれてよかったです。(小2女子)
・いろいろ描きたいものが増えてきて最後は時間が足りないくらいでした。楽しかったです。(保護者)