2017年2月の記事一覧
みる+つくるMOMASコレクション「 鳥の世界へ 」
MOMASコレクション展に現在展示されている橋本雅邦《花鳥図》には、12種類もの鳥が六曲一双の屏風の中に描かれています。今日はまずみんなで、展示室でバードウォッチング! 生き生きとした鳥の姿や、美しい羽根の色に注目して作品を鑑賞しました。飛んでいる鳥も水辺にいる鳥も、同じ姿勢の鳥は1羽もいません。橋本雅邦が描いた鳥をよーく観察したら、みんなも鳥を描きましょう。和紙と色水を重ねて鳥を描きます。鳥の動きや羽根の色を工夫するだけでなく、よく合う嘴や脚の色を考えたり、周りに花や木々、川を配置したりしました。静かな熱気の中、集中して作っていました。最後には、みんなが作った12枚の作品をつなぎ合わせて、六曲一双の屏風に! つないでみると、新しい物語が見えてきます。今日はおまけに、もう一度橋本雅邦の《花鳥図》を見に行きました。みんなで作った作品が一番!という子もいれば、やっぱり橋本雅邦の作品は凄い、という子も。作家の力も実感できたプログラムになりました。
◆遠くから全体を見つつ、 ◆近づいてよく見てみます。
双眼鏡も使って、細かいところを見てみます。 気になる鳥に注目…。
◆2人1組で1枚の台紙に描きます。 ◆生き生きした大きい鳥も!
色を重ねて、美しい鳥が生まれます。
◆つなげてみると、1つの新しい作品になりました。 ◆六曲一双のMOMASの扉花鳥図。
場面が続いているみたい! みんなの力で大作が出来ました。
<参加者の声>
・大きなびょうぶが作れて楽しかったです。(小2男子)
・みんなの作品も、自分達の作品もいい作品だなと思った。(小5女子)