MOMASのとびら これまでの報告
企画展物語 親子クルーズ
企画展「ベン・シャーン展」を親子でまわるプログラム。
今回は、ベン・シャーンの作品の特徴の一つである、「人物の顔」にスポットをあてて鑑賞しました。鑑賞後は、親子でお互いの顔の特徴を考えながら描き合いました。子どもたちが親の特徴をよくとらえて顔を描いているのがとても楽しかったです。中には、我が子の眉毛だけを描いた親もいて、そのデフォルメや強調の手法はまるでベン・シャーンのようでした。
「顔って意外と難しい。。。」
力作がズラリ。みんなの作品を見あいました。
〈参加者の声〉
◆単純そうでむずかしい。線の力は凄い!!ベン・シャーンもスゴイ。(保護者)
◆お父さんの顔を真剣に描いたことがなかったし、筆で初めて描いたので楽しかった。(小4 女子)
企画展物語 みる+つくる
現在行われている「ベン・シャーン展」を知るプログラムです。
今回は、ベン・シャーンの描く「手」に注目し、手が象徴的に描かれている作品を中心に鑑賞しました。それと同時に、ベンシャーンの作品にみられる、細く震えたような線にもスポットを当てて、次の制作に生かしました。鑑賞後は、面相筆とインクで自分の手を描きました。手にもいろいろな表情があることを知り、ベン・シャーンのような山の入った線をまねて描きました。
手だけしか描かれていないのに、その手にも表情があるように見えてきます。
実際の手に比べると、指が大きく強調されて描かれ、まるでベン・シャーンのようです。
手だけしか描かれていないのに、その手にも表情があるように見えてきます。
実際の手に比べると、指が大きく強調されて描かれ、まるでベン・シャーンのようです。
〈参加者の声〉
◆ベン・シャーンの手の形が楽しかった。(小1 女子)
◆手にはいろいろな動きがあることを改めて実感した。(小5 女子)
工房
テーマは「とびだせ美術館!」。美術館の内外をまわり、鑑賞した作品からイメージを膨らませてポップアップカードを作りました。制作後は、スタッフが作った巨大美術館ポップアップカード?!のまわりに参加者の作品をおいて、小さな北浦和公園になりました。
「この作品をイメージしてつくったんだ。」
創作室が小さな北浦和公園になりました。
「この作品をイメージしてつくったんだ。」
創作室が小さな北浦和公園になりました。
〈参加者の声〉
◆つなげたり考えたりするのは大変だったけど、とっても楽しかったです。(小4 女子)
◆試行錯誤をしていい作品ができてよかったです。(小3 男子)
アート★ビンゴ【そら】
今回も「アート★ビンゴ」のために多くの方が来館してくれました。参加者は、お気に入りの椅子を見つけたり作品を見て自分なりの想像をしたりして楽しんでいました。今回は、スタンプを40個集めてアート博士になった方が、なんと3人もいました。うれしいことです。
「どの作品が、いいかな…。」
「私はこの椅子がお気に入り!」
「どの作品が、いいかな…。」
「私はこの椅子がお気に入り!」
MOMASコレクション 親子クルーズ
美術館にある作品は、よく見ると不思議なものがたくさんあります。今回は「不思議」をテーマに作品を鑑賞しました。たっぷり不思議を感じた後は制作です。あらかじめ準備しておいた画像を切り抜き、一見、関係のない物を組み合わせたり途中で切り離したりして、不思議な作品をつくりました。
「いすに羽根が付いているなんて不思議だなぁ…」
「いすに羽根が付いているなんて不思議だなぁ…」
無関係なものをはり合わせた作品に見えますが、制作者にはちゃんと意図やストーリーがあり、それを話してくれました。
〈参加者の声〉
◆ひとりひとり、全く違った作品ができあがったのがおもしろかったです。チョキチョキペタペタでさまざまなイメージが広がりとても楽しいひとときでした。(保護者 女性)
◆自分でふしぎの世界をつくるのがおもしろかったし、おもしろい発表もよかった。(小3 男子)