MOMASのとびら これまでの報告
み~っけ!「発見!北浦和公園に住む生き物たち!」
秋晴れの空の下、「み~っけ!」を実施しました。彫刻広場にある山本信《這うものたちの午後の眠り》という細長くてカラフルな3つの彫刻の鑑賞から始めました。「何に見える?」と聞くと、凸凹した形や色から「ヘビとキリンがお昼寝している、追いかけっこしている」など、幼児たちの発想に驚かされました。生き物にも見えたので名前をつけて遊びました。その後は彫刻の“友達”を作りました。まず、クレヨンで絵を描いたり色を塗ったりした大きな紙を、筒状に丸めて新聞紙を詰めました。次に、結束バンドやモールなどでくびれさせ、飾りをつけると細長くてカラフルな“友達”が完成!“名前は何にしようかな~”。最後に、今日の参加者にも“友達”を紹介して仲良くなりました。カラフルな仲間が増えて彫刻もなんだか喜んでいるようでした!
◆「黄色い滑り台みたいだね。」「じゃあ名前は『滑り台ちゃん』!」
◆美術館の外でお友達作り!
◆「あの作品みたいに色をたくさん使おう!」
◆絞ったり、ねじったり、今にも動き出しそうな形にしよう!
◆紹介タイム!
<参加者の声>
・外でできたのが楽しかった。生き物の名前を考えたり、お友達を作ったのがおもしろかった。(5才女子)
・親子で夢中になって取り組めました!子供の創造力を見ることができてうれしい発見にもなりました。(4才保護者)
わくわく鑑賞ツアー
「わくわく鑑賞ツアー」は、館内の作品をスタッフとお話をしながら楽しむプログラムです。始めにクロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》を観ました。参加者からは「藁のお家だから『三匹の子ぶた』が住んでいそうな世界だなぁ。夕日がきれいで、暖かい感じがする!」などの感想がありました。山本日子士良《室内母子》では、「(子)お腹がすいたよ~。(親)じゃあすぐにご飯にするね!」など、作品に描かれている親子の会話を想像していました。地下1階のジャコモ・マンズー《枢機卿》は、同じ姿勢になってみたり、表情を真似したりなど、体を使って楽しみながら観ました。12月23日(土)にも実施しますので、ぜひお気軽にご参加ください!
◆「この作品に描かれているのは何かな?」
◆「この親子はどんなお話をしているのかな?」
◆「《枢機卿》はどんな人だろう?」
◆参加するとカードにスタンプがたまります!たくさん集めてね!
みる+つくる MOMASコレクション「観音様はどんな世界にいるのかな?」
今日は日本画の鑑賞です。始めに川合玉堂《蓬莱暁色図》には何が描かれているかを鑑賞しました。その後、山と山の間などの余白に注目して「霧がかかっているんじゃないかな・雲の上の世界だ・滝があるんだよ」など、想像して楽しみました。次に川端玉章《魚籃観音図》を鑑賞し、観音様のまわりの余白はどんな世界なのかを想像しました。「雲の上にいる神様が下の人間の世界を見てるよ・海で魚を取ってきた帰り道だよ・魚屋さんが魚を売っている」鑑賞後は、一人一人が想像した世界を観音様のまわりに描き加えました。同じ作品でも想像する世界は人それぞれで、とてもおもしろいですね。
◆「何も描かれていないところには何があるかな?」
◆どんな世界が見えたかな?描いてみよう!
◆「海でお魚を取って、砂浜を歩いて帰っているの!」
◆「私が想像した世界に似てる!」「へぇ~こういう世界もあるんだぁ!」
◆想像した世界を発表して楽しみました!
<参加者のこえ>
・自分オリジナルに描いたりできたので、とても楽しかったです(小3女子)
・いろいろな世界を想像できました。(小4男子)
『洗濯ばさみで絵を描こう!』『キラキラ★カチカチスプーンワールド』
今日は、どなたでも申込不要で参加できるフリープログラム。生憎の天気でしたが、会場は参加してくれたみなさんの笑顔がキラキラと輝いていました。大人気プログラム『洗濯ばさみで絵を描こう!』では、大きな生き物を描いたり、床いっぱいに長くつなげたり、ダイナミックな作品が出来ました。上の階から眺めると、全体をきれいに見渡すことができ、他の来館者からも感嘆の声があがっていました。『キラキラ★カチカチスプーンワールド』では、上田薫《ジェリーにスプーンC》を鑑賞し、その後、スプーンを並べたり重ねたりして、光や部屋の中や顔がそこに映るのを楽しみました。時が経つのも忘れるくらい、夢中になっていました。来月もフリープログラムがあります。また是非ご参加くださいね!
◆「たくさんつなげていくぞ~!」
◆床いっぱいに大きく描けたね!
◆上から見るととってもきれい!
◆「スプーンに顔が映っている!」「向きを変えると違うのが映るよ!」
◆親子で楽しく制作中!
◆キラキラ輝く素敵な作品が出来ました!
親子クルーズ 企画展物語「『夢の世界』を旅しよう!」
今日は「駒井哲郎展~夢の散策者~」から《夢の始まり》《束の間の幻影》など4点を鑑賞しました。それぞれの作品に何が描かれているかをじっくり見ると、「家がある・窓じゃないかな・目の形に似ているよ・魚にも見えるよ・いろいろな世界に行ける扉だよ」など、子供たちの想像が広がりました。「もっと見たい!」と展示室へ移動し、親子でたくさんの作品を見て回りました。鑑賞後は、スポンジのスタンプを使って、それぞれの『夢の世界』を作りました。優しく押して薄い色を付けたり、スポンジの角をずらして線を描いたり、親子で紙をつなげたり、工夫を凝らして表現していました。「お菓子の世界にしたよ!」「星が流れてるみたいだね!」「大きな虹があってきれいだよ!」最後に一人一人が想像した世界について話しました。これからも親子で会話をしながら、作品を楽しんでくださいね。
◆「何が描かれている?」「木の中に顔が!魔法をかけられちゃったんだよ!」
◆「これは何だろう?」「きっと星だよ!」
◆スポンジでペッタン!楽しいな!
◆親子で世界をつなげよう!
◆みんなの想像力はすごいなあ!