MOMASのとびら これまでの報告

企画展物語みる+つくる

「企画展物語 みる+つくる」で現在開催中の「ピカソの陶芸」展を紹介しました。

知っているようで知らないピカソのことを創作室でお話しし、展示室では、「顔」に注目して作品を鑑賞しました。楽しい顔、悲しい顔、不思議な顔などいろいろな「顔」に出会った後、様々な形の紙皿から気に入った形を選び、ピカソになって「顔」を作りました。紙皿が参加者の手でたくさんのカラフルな「顔」に生まれ変わりました。ちょっと紙皿には見えないかも・・・。


◆この「顔」はどんなときの顔でしょう?。


◆できあがった作品は、展示をしてみんなで見ました。

<参加者の声>

◆太陽みたいにして、面白い顔になった。(小学校3年男子)

◆ピカソの気持ちになって作品を作ることができた。とても楽しかった。(小学校6年女子)

MOMASコレクション みる+つくる

今日は、第1回「MOMASコレクション みる+つくる」を開催しました。小学1年生から高校生まで20名の参加者と、新しくなった常設展示室で最上壽之《バッ ドラネコミャオ―》を鑑賞しました。蜘蛛に見えたり、山や相撲の取り組みに見えたりした作品ですが、実は二匹の猫が睨み合っている様子がもとになっていたりします。最後は、最上さんになって木材を組み合わせる作品作りを楽しみました。


◆この作品は木ととっても関係が深いんです。


◆最上さんになってカタカナ題名もつけました。

<参加者の声>

◆つくった人のきもちになれた。(小3女子)

◆どの人も作品の題名のつけ方が面白くて、形もそれぞれ違うところがよかったです。  (小6男子)

アート★ビンゴ【さくら】


   リニューアルオープンしてから初めてのビンゴです。晴天に恵まれ、桜が咲き誇る中、北浦和公園にはたくさんの人々が集い、アート★ビンゴにも多くの親子連れの方々が参加してくれました。作品を生き物にたとえたり、美味しそうな作品を選ぶなど、想像力を働かせながら鑑賞したり、グッドデザインの椅子の座り心地を楽しみながら、親子の会話も弾んでいました。次回は53日「アートビンゴ【そら】」を開催します。たくさんの参加をお待ちしております。


◆同じに見えるけど・・・「あっ、ここが違う!」


◆この唇、あなたに何を語りかけてくると思う?

6月22日 工房


世の中には積み重ねたり組み合わせたりしたものがたくさんあります。たとえば、積木や組体操などです。アートの世界でも積み重ねたり組み合わせたりすることで大きな作品になることがあります。そこで今回は、封筒を輪切りにして切り込みを入れて組み合わせ、高い塔のような作品をつくりました。高く高く制作する人、形にこだわって制作する人、それぞれのこだわりポイントをもちながらの制作になりました。完成後は、美術館の外観をバックに見上げるようにして写真を撮り、作品が、まるで大きなオブジェのように見えました。

皆さん制作に夢中です。


すてきな写真でしょ。

〈参加者の声〉
◆つくる時に、どきどきわくわくしました。ふねを1だい、2だい、3だいつくりました。またやりたいです。(小2 女子)
◆想像力を働かせたりアイデアを出したりして時間を忘れるほどおもしろかった。(小6 男子)

6月29日 アート★ビンゴ【わかくさ】


梅雨なのにお天気も良く、空気のさわやかな一日だったので、今回のビンゴは外で受付をしました。公園内には多くの家族連れが訪れていたので、ビンゴの参加者も多かったです。短いひと時でしたが、お気に入りのイスを見つけたり、作品の中の人物の気持ちを考えたり、美術館にある作品やグッドデザインのイスを楽しんでもらいました。
次回は7月27日に「アート★ビンゴ【きん】」を開催します。今年度最後の「アート★ビンゴ」になりますので、たくさんのご参加お待ちしております。

友達同士で楽しんでいます。


この作品の人たちは何をしているのかな?

7月6日 MOMASコレクション みる+つくる


当館には、GOODデザインの椅子が館内のあちらこちらに置いてあります。今回は、これらの椅子をグループに分かれて、いろいろな角度から鑑賞しました。《ガーデン・リトル・ツリー》という椅子では、その見た目から「きのこのマンションみたい!」と会話が弾みました。創作室では、ひとつの椅子をみんなで囲み、いろいろな角度から椅子の絵を描きました。できた作品を写真に撮り、ひとつの動画にしてみんなで楽しみました。

まさにいろいろな角度から鑑賞していますね。


透明なシート越しに、椅子を描きました。

<参加者の声>
◆いろいろなイスを見て、最後にイスをいろいろな角度から描いたのが、難しかったけれど楽しかった。(小4 男子)
◆片目をつぶって絵を描くのが、楽しかった(小5 女子)

7月13日 み~っけ!


美術館の中にはおもしろい形がたくさんあります。今回の「み~っけ!」では、親子でおもしろい形をさがし、その形をもとに遊びました。画用紙で形を切り、紙を乗せてクレヨンでフロッタージュをしたり、長い障子紙にたくさんの形を白クレヨンで描き、絵具をぬってはじきの表現を楽しんだりしました。描いた形が浮き出てくると「でた!」と言っては喜んで、大きな紙をたくさんの色で埋め尽くしてくれました。

「このランプの形がおもしろいな。」


絵具でぬると、白い形が浮き出てきます!

<参加者の声>
◆絵具でぬるのが楽しかったようです。絵が浮き出たとき、思わず「出た!」とつぶやいていました。(保護者)
◆最後にすてきな大作ができてびっくりしました。自由にさせてもらえて、ほめてもらえて大満足でした。(保護者)

7月20日 企画展物語 親子クルーズ


今回は、企画展「浮遊するデザイン‐倉俣史朗とともに」を楽しむためのプログラムです。倉俣史朗のデザインした《ミス ブランチ》という椅子は、アクリルの中に造花の赤いバラが埋め込まれたすてきな作品です。これをもとに参加者が持参した写真の一片を高透明度ポリエステルで固め、思い出を閉じ込めた作品をつくりました。作品を乾燥させている間に、企画展示室を親子でまわり、「浮遊」をキーワードに会話をしながら楽しんでいました。

《ミス ブランチ》をみんなで鑑賞しました。


できあがった作品は、まるで宝石のようです。

〈参加者の声〉
◆つくったものの中の写真が、「浮遊するデザイン」と共通していると思った。(小5 女子)
◆光、透明、屈折、影、鏡で不思議な世界を見せていただき楽しかった。(保護者)

7月27日 アート★ビンゴ(きん)


夏休みに入って初めての「MOMASの扉」でした。エントランスには、子ども向けの相談窓口である「MOMASステーション」を設置し、連日多くの子どもたちが来館してくれています。
そして今回は、今年度最後の「アート★ビンゴ」でした。受付でビンゴシートをもらい、親子連れや友達どうしで、美術館散策を楽しんでくれました。次回は、来年度になりますが、スタンプカードは引き続き使えますので、パーフェクトを目指して保管しておいてください。

今回もたくさんの方が参加してくれました。


この作品は何に見えますか?

8月3日 「身近なものが生き物に変身!」


身近な素材を使って、キュートな生き物を制作する美術家の富田菜摘さんを講師に迎えてワークショップを開催しました。富田さんが講師を務めるプログラムでは、身近にあるプラスチックのスプーンやストローを使って生き物を制作しました。プラスティックの独特の艶やカラフルな色あいで、どれもかわいい動物が完成し、創作室を彩りました。
また、2階の講堂では、フリーのプログラムも同時開催しました。こちらも富田さんの作品をもとに、新聞紙のカラー刷り広告をコラージュし、海の生き物を制作しました。2時間近くも制作に没頭する、熱心な参加者もいました。

自身の作品《俊彦》に乗って説明する富田さん。


かわいいペンギンができそうです。