カテゴリ:2013年度の報告

7月27日 アート★ビンゴ(きん)


夏休みに入って初めての「MOMASの扉」でした。エントランスには、子ども向けの相談窓口である「MOMASステーション」を設置し、連日多くの子どもたちが来館してくれています。
そして今回は、今年度最後の「アート★ビンゴ」でした。受付でビンゴシートをもらい、親子連れや友達どうしで、美術館散策を楽しんでくれました。次回は、来年度になりますが、スタンプカードは引き続き使えますので、パーフェクトを目指して保管しておいてください。

今回もたくさんの方が参加してくれました。


この作品は何に見えますか?

8月3日 「身近なものが生き物に変身!」


身近な素材を使って、キュートな生き物を制作する美術家の富田菜摘さんを講師に迎えてワークショップを開催しました。富田さんが講師を務めるプログラムでは、身近にあるプラスチックのスプーンやストローを使って生き物を制作しました。プラスティックの独特の艶やカラフルな色あいで、どれもかわいい動物が完成し、創作室を彩りました。
また、2階の講堂では、フリーのプログラムも同時開催しました。こちらも富田さんの作品をもとに、新聞紙のカラー刷り広告をコラージュし、海の生き物を制作しました。2時間近くも制作に没頭する、熱心な参加者もいました。

自身の作品《俊彦》に乗って説明する富田さん。


かわいいペンギンができそうです。

8月10日 「せんたくバサミで絵を描こう!」


「幼い頃にせんたくバサミで遊んだことはありませんか?」並べたり繋げたりして楽しいものですが、家にある数ではなかなか満足のいくものができません。そんな体験をもとに今回のワークショップでは、10000個のせんたくバサミを用意しました。初めは子どもたちがワークショップに参加しますが、次第に大人の方が夢中になって1時間以上も制作に没頭する方もいました。地下のセンターコートがカラフルで華やかになりました。

並べるだけでもきれいですね。


センターコートが華やかなせんたくバサミで埋まりました!

8月17日 「親子でペーパーキルト 動物王国!」


色紙の紙片を巧みに貼り合わせ、アフリカをテーマに制作しているテツ山下さんを講師にお迎えして、ワークショップを開催しました。さまざまな色のタント紙という紙を切り、台紙に敷き詰めて貼ります。紙をめくると裏に動物の絵が出てくるので、その形を切り取ると…、カラフルなモザイクで彩られた動物になります。背景や他の動物なども作成して、はがき大の紙の中に、アフリカの世界が表現されました!
オープン参加のワークショップも同時並行で行い、多くの方に楽しんでもらいました。

親子で楽しむテツさんのワークショップ。


オープン参加のワークショップもにぎわいました。

〈参加者の声〉
◆ただの三角や四角が組み合わさることで、もっと素敵な作品に変身できる発見がありました。また家でも親子で作品づくりをしたいです。(保護者)
◆アフリカの大草原の動物たちを見てみたくなりました。(小2 男子)

8月24日 「企画展物語 親子クルーズ」


現在行われている企画展「浮遊するデザイン 倉俣史朗とともに」に関するワークショップです。ガラスでできた透明な椅子や光るテーブルを、子どもたちはとても興味深く鑑賞していました。倉俣作品のひとつに、プラスチック板を熱で軟らかくしてつくったランプの作品《ランプ (オバQ)》があります。この作品をもとに、参加者もLEDライトと白い紙でランプシェードをつくりました。「浮遊」をキーワードに、ふわふわと漂うようなランプシェードが、たくさんできました。

思わず、「この椅子ほしい!」という子も。


闇に浮き上がるようなランプたちが並びました。

〈参加者の声〉
◆すごくすてきなものができて思い出になると思いました。(小2 女子)
◆子どもが切った紙を親が貼りました。共同してできたことがとてもよかったです。(保護者)