2018年3月の記事一覧
みる+つくる MOMASコレクション「みんなでつくる 石・竹・風のかたち」
北浦和公園の石積みのベンチ《風のかたち》のまわりに、日本庭園協会埼玉県支部の庭師9名の皆さんと竹を使った共同制作に挑戦しました。庭師の手にかかると、固い竹がしなやかに曲がる細い竹に変身します!最初は恐る恐るの様子な子供たちも、竹を次々と上手に割ることができました。それを使って「石のベンチから風が流れている様子をイメージしてみよう!」が今日のテーマです。1本1本を緩やかな半円になるよう地面に差し込みます。「もっと竹を短くして小さくしたら? 交差させてみよう!」アイデアを出し合いながら、みんなで“風”を表現しました。「石のベンチが草むらの中にいるヘビみたいだ!」「しゃがんでみるとすごい迫力があるよ!」展示室の外で自然を感じ、自然を表現する楽しいワークショップでした。
◆職人さんの技に感動!
◆みんなで力を合わせて竹を割るのに挑戦!
◆「どこに竹をさそうかな?」
◆「固い竹がこんなに曲がるなんてすごい!」
◆「ここから見ると、小人が住んでいそうだよ!」
◆職人さんとみんなの共同作業で、素敵な作品が出来ました!
<参加者の声>
・竹を丸くしただけなのに、素敵な作品ができてびっくりしました。(小1女子)
・初めて竹をさわって、つるつるでいい感触でした。(小4女子)
みる+つくる 企画展物語 「写真と版画で夢の世界を広げよう!」
『版画の景色』では、展示中の島州一《ゲバラ》菅井汲《スクランブルC》など、写真を活用した版画作品を楽しめます。今日は鑑賞後に、写真を印刷した版画用紙5種類から好きなものを選び、版を重ねる制作に挑戦しました。写真は美術館の建物等を撮ったもので、「美術館が月明かりに照らされている世界」など自由に膨らませたイメージを、○、□、△など切られたパーツの版を組み合わせて構成します。配色を変えたり、何度も試し刷りできたりするのは版画の楽しいところ♪お気に入りの1枚に額をつけて完成!「色を変えたら、イメージが変わって面白い!」同じ写真でも、そこから想像する世界は一人一人違い、オリジナリティあふれる作品が並びました!
◆「どんな美術館に変えちゃおうかな?」
◆「月のイメージはやっぱり○かな~?」
◆「なに色にしようかな~」
◆「思い通りに刷れるといいな」
◆「お家に飾りたいな!」
◆みんなの思いが詰まった作品を鑑賞!素敵な世界が広がったね!
<参加者の声>
・3回目の版画で前よりもきれいに描けてうれしいです。(小2)
・写真に理想の姿を版画で描けて楽しかったです!(小5)