MOMASのとびら これまでの報告

2022/2/19 工房 SMFプログラム「和紙を貼って貼って〇ランプ!□ランプ!」

 今日のMOMASのとびらはアーティストのみゃうかさんをお招きしてのプログラムです!最初にみんなが集まった部屋は薄暗く、そこには優しく光る作品がたくさんありました!それらは、講師のみゃうかさんが和紙で制作した作品だったのです。今回はみゃうかさんに和紙の魅力を教えてもらいながら、ランプづくりに挑戦します。まずは、和紙の上にお花紙を貼って好きな模様や図柄をつくります。「海の中をイメージしたよ!」「お花のかたちにしよう」想像を広げていきます。次に、もう1枚の和紙を上から重ねて貼ります。最後に、ランプのかたちの土台になる円柱と角柱それぞれに、和紙を貼りつけて完成です!作品づくりの後は、部屋を暗くしてみんなの作品をみていきます。「プレゼントみたい!」「重なっているところがきれい!」和紙やお花紙がライトの光で浮かび上がりました。和紙の魅力をたくさん知ることができたワークショップでした♪

 

 

和紙の原料について話をききます

◆和紙の原料「楮(こうぞ)」です!

 

お花紙で模様を考えます

◆「やわらかいイメージの作品をつくろうかな~」

 

講師と貼り方を確認します

◆みゃうかさんと一緒に確認!

 

完成した作品です

◆〇ランプ!□ランプ!イメージを変えてみました~

 

部屋を暗くして作品鑑賞です

◆みんなで鑑賞会!

 

参加者の声

・和紙のいろいろな種類がわかりました。暗い所できれいに光るところが楽しかったです。(小3)

・和紙の組み合わせやライトの組み合わせなどをかえるだけで、また違った世界ができてとても楽しかったです。(小4)

 

 

2022/2/5,2/12 親子クルーズ「色やかたちで伝えよう!ここが好きだよ、すてきだよ。」

 今回の親子クルーズでは、マルク・シャガール《二つの花束》を鑑賞しました。「鳥やお花が描いてあるよ。」「月もある!」作品の中には、身近なものもたくさん描いてありました。そして、絵の右下をよ~くみると、人の顔が!実はこの人がシャガール本人で、頭に乗せている黄色の花や左の赤い花は、シャガールの奥さんや娘さんをイメージしたのでは…と考えられるのです。今日は、そんなシャガールさんのように、親子でお互いのイメージを色やかたちで表していきます。まずは、相手のどんな部分を表現するか考えます。イメージが決まったら、メインとなる素材にゆび絵の具で色を塗っていきます。「優しい色~」「元気な色!」お互いの性格や雰囲気を表す色で染まっていきます。素材を乾かしたら、相手のイメージに合った形に切って針金に接着し、お花のような作品が完成!同じ材料でも、その人らしい色やかたちになって、いつまでも飾っておきたくなるような作品ができました♪

 

作品を鑑賞しています

◆「何が描かれているかな~?」

 

絵の具を使って制作しています

◆「緑色を両手で…やさしいイメージ!」

 

色をつけた素材を組み立てていきます

◆「強そうな形をつくるぞ!」

 

自分の作品について発表しています

◆つくった人の説明を聞くと、色やかたちに納得!

 

親子の作品を並べてみました

◆相手のイメージが詰まった作品が出来上がりました! 

 

参加者の感想

・人を人じゃないものであらわすのはむずかしかったけど、つくるのが楽しく、そうぞう力がアップしたと思います。(小2)

・家庭では用意するのが大変な絵の具や材料を使っての制作で、面白かったです。(保護者)

 

2022/1/8、1/15 フリープログラム「MOMASを冬色に染めよう!」「お気に入りの椅子をみつけよう!」「MOMAS探検隊!」

 あけましておめでとうございます。2022年のMOMASのとびらは、3つのフリープログラムからスタートです。「MOMASを冬色に染めよう!」では、お花紙や針金などを使って、自分が考える「冬」を作り、MOMASの文字の形をした巨大なオブジェに接着していきます。「こたつにみかん~」「寒い色を合わせたよ!」目に見えるものだけでなく、冬の音やにおいもイメージして作りました。「お気に入りの椅子をみつけよう!」では、いろんな角度から椅子をみたり、お尻で座り心地も確かめたりして、自分にぴったりの椅子をみつけました。「MOMAS探検隊!」では、館内の作品をじっくりみることで、今までとは違った感じ方や考え方ができました。美術館の裏側も探検して、MOMASに詳しくなったかもしれません。フリープログラムは、1回の活動時間が短いので美術館に初めて来る方にもおすすめです!

 

冬色にしているところ 

◆できた「冬」をどんどん飾っていきます。

 

 冬色MOMAS

◆冬色MOMASの完成!

 

 椅子の後ろを鑑賞しているところ

◆椅子の後ろはどうなっているんだろう?

 

 椅子に座って鑑賞しているところ

◆ちょうどいいフィット感♪

 

 壁面を鑑賞しているところ

◆サイが歩いているよ!

 

館内作品を鑑賞しているところ

◆この作品…宇宙から飛んできたのかな?

フリープログラム「お気に入りの椅子をみつけよう!」「MOMAS探検隊!」「洗濯ばさみで絵を描こう!」

 2021年最後のMOMASのとびらは、フリープログラムを3つ行いました。「お気に入りの椅子をみつけよう!」では、やわらかい触り心地の椅子やカクカクした形の椅子などいろいろな椅子に座り、目だけでなくおしりでも鑑賞します。「MOMAS探検隊!」では、美術館の中を探検し、展示室以外にある作品を見つけていきます。美術館の窓から見える公園にも、多くの作品があることに気付きました。「洗濯ばさみで絵を描こう!」は、久しぶりのプログラムです。たくさんの洗濯ばさみを床に並べたり、つなげたりして模様や形を作っていきます。「長くて強いドラゴン!」「虹や星の空の模様だよ~」楽しみながら進めていくと、会場がどんどんカラフルに♪みんなの模様や形が集まると、まるで一つの作品のようになりました。パワーあふれる作品が出来て、みんなでよい年が迎えられそうです♪

 

さまざまな角度から鑑賞します

◆「ここもきもちいいよ~」

 

全身を使って鑑賞します

◆「椅子だけど…くぐっちゃえ!」

 

展示されている椅子は目でみて鑑賞します

◆「下からのぞくと、何にみえるかな?」

 

親子で感じたことを伝え合います

◆この作品はどこからきたのでしょう?

 

模様や形をみながら置いていきます

◆洗濯ばさみをどんどん並べていきます!

 

模様や形を鑑賞します

◆みんなの作品が集まって大きな作品ができました!

 

みる+つくる「動く生き物?! あんな動き?こんな動き!」

 2階で開催中の企画展「大・タイガー立石展」で、タイガー立石《汝、多くの他者たち》を鑑賞し、生き物が動いているように見えるしかけの作品づくりに挑戦しました。まずは、動かしたい生き物を描き、その形の輪郭だけ透明シートを使って写します。写しとった形はスタッフが切り抜いて型にします。その間に、みんなは背景づくり。様々な色や形を透明折り紙で表現しました。背景の雰囲気をみながら、出来上がった生き物の型を使って、別の透明シートに同じ形を描いていきます。シートは全部で7枚。1枚ずつ少し型を動かして描いていきます。シートを重ねると…なんだか生き物が動いているように見える作品が完成です!背景と合わせて立体的になりました。最後に全員の作品を一斉に吊るしてライトアップ!みんなが描いた生き物たちの足音が聞こえてくるようでした♪

 

展示室で作品を鑑賞します

◆「太陽も馬も動いているみたい!」

 

生き物を描いています

◆「どんな生き物を描こうかな~?」

 

背景を作ります

◆「背景には丸を入れた世界を作ろう」

 

シートの順番を考えます

◆「動かすのは、この順番にするよ!」

 

吊るして鑑賞します

◆全部並ぶとにぎやかになりました☆

 

(参加者の声)

・少しずつキャラクターの向きを変えて、命がふきこまれたように感じる作品ができてよかったです。(小4)

・ほんとうにうごいているようにみえたのでおもしろかったです。(小2)