MOMASのとびら これまでの報告
2024/8/3 みる+つくる「大きな布に手で描こう!」
今日は、企画展『吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる』から《触 "春に"Ⅴ》を鑑賞しました。「端から端までじっくりみてみよう。」「何か自分が知っているものに似ているところはあるかな。」という問いかけに、「動いているように見える」「横にしてみるとアイスクリームみたい」など、色々な感じ方がありました。作者の吉田克朗さんは、この作品を描くとき、まず色をぬって、黒い粉を手のひらでこすりつけて描きました。今日は、みんなで吉田克朗さんのように手で描いてみましょう!手のひらで絵の具を塗ったり、粉末状のパステルも使ったりして、大きな布にダイナミックに描いていきます。最後に、みんなで作ったものを鑑賞して、一人一人が、お気に入りの部分をお話ししました。
◆「何か知っているものに似ているところはあるかな。」
◆手のひらで描いていこう!
◆最後はみんなで鑑賞会をしました。
(参加者の声)
・いろんな色をまぜてたのしかったです。(小2)
・絵の具を手でかいてつかったことがあまりなくて、楽しかった。(小5)
2024/7/20 工房「板から椅子ができた!」
今回のMOMASのとびら「工房」のプログラムは、埼玉大学の学生が進行し、3脚の椅子鑑賞から始まります。
変わった形の椅子の鑑賞で、学生から「この椅子は、どんなものにみえるかな」という質問を投げかけると、参加者からは「鳥みたい」「ぐにゃぐにゃしている」と様々な見方が出てきました。1枚の板からできた椅子《ビン チェア》の鑑賞では、同じ形がたくさん使われていることを発見しました。鑑賞した椅子のように板を切って椅子作りに挑戦!スチレンボードを適当に切り出し、全てのパーツを組み合わせて・・完成!切り方の工夫や組み合わせを工夫して、自分らしい椅子をつくることができました♪
◆「この椅子は、どんなものに見えるかな?」
◆板を切って、椅子作りに挑戦!
◆次はどこを組み合わせようか考え中・・・。
◆それぞれに良さがある椅子が完成しました!
(参加者の声)
・いすをつくるのはたのしかったです。はじめてさわるどうぐ、はじめてつくる物、はじめてのことばかりで
楽しかったです。(小4)
・いろんなかたちをつくれてよかった。またきたいです。(小1)
2024/7/6 工房「板から椅子ができた!」
今回のMOMASのとびら「工房」では、お部屋を変えて、グッドデザインの椅子鑑賞から始まります。「どんな形が見つかるかな」上から、下から、斜めから・・・色々な角度から椅子を鑑賞していきます。最後に、1枚の板からできた椅子《ビン チェア》をよく見てみると、「同じ形がある!」という発見がありました。鑑賞した椅子のように、1枚の板を切り出して、椅子作りに挑戦してみましょう!スチレンボードを、スチロールカッターで自由に切り出していきます。ジグザグ、ゆらゆら、くねくね・・・。そのパーツを全部使って椅子にします。パーツを組み合わせると「ドラゴンがあそぶ椅子」「炎の椅子」「2人が背中合わせで座る椅子」など、雰囲気の違う色々な椅子ができました♪
◆上から、下から、斜めから・・・色々な角度からみてみよう。
◆ジグザグ、ゆらゆら、くねくね・・・自由に切り出していきます。
◆雰囲気の違う色々な椅子が完成しました!
(参加者の声)
・スチロールを切るのが、ぼたんをおしただけで切れるからおもしろかった。(小2)
・座りたくなる椅子には、色々な工夫がされていることが良く分かった。(中1)
2024/6/1、6/29 み~っけ!「キラキラ枢機卿に大変身!」
「み~っけ!」は、初めて美術館に来るお子さまにぴったりなプログラムです。地下1階にある彫刻作品、ジャコモ・マンズー《枢機卿》の鑑賞からスタートします。作品の表情や姿から、どんな気持ちなのかを考えていきます。「寒いから布をまいているのかな?」「眠って夢をみているみたい。」と、姿や表情から、気持ちを想像します。そうだ!この作品になりきったら、もっと作品の気持ちがわかるはず・・・!
みんなで一緒に枢機卿のようにマントや帽子を身に着けて大変身!作品の前で同じようにポーズをとってみます。でも、このままだと、みんな真っ白で同じ…だから、自分だけの模様を描いておしゃれにしましょう。
自由に描ける部屋に移動して、絵の具で模様をつけます。「くるくる、とんとんとん、リズムよく♪」好きな模様でマントがカラフルになっていきました。描いている途中で・・「停電!?」急に暗くなった部屋では、ブラックライトでみんなのマントが光りました!光る模様を楽しみながら、もっともっと描いていきます。最後はみんなでお披露目ランウェイ♪なりきってポーズも決まりました。光マントと帽子を身に着けて、枢機卿もびっくりの美しさでした。
◆白いマントと帽子で大変身!
◆同じポーズになってみよう。
◆光る絵の具を楽しみながら、好きな模様を描いていこう!
◆みんなでお披露目ランウェイ♪
(参加者の声)
・作品を着ることができて、うれしかったとのことです!(保護者)
・本物の服やぼうしみたいでよかったです。(保護者)
・くらくて、ひかってたのしかったです。(6歳)
・もようをかんがえるのが、むずかしかった。(5歳)
2024/5/18、6/22 みる+つくる「『MOMASのかたち』でオブジェをつくろう!」
「みる+つくる」では、埼玉県立近代美術館にある「四角」をテーマに自分だけのオブジェ作りを楽しみました。まずは、みんなでクイズからスタート!「美術館に隠れている形」を探します。「窓が四角!」「扉や天井にも四角があるような・・・」そうなのです。埼玉県立近代美術館には四角がたくさんあります。美術館探検をすると、床や扉だけではなく、柵や壁などいろいろなものが四角いことに気付きました。今回は、四角で作品づくりです。大・中・小それぞれ大きさの違う立方体を使って、組み合わせていきます。「上に高くしたい」「ななめにつけてみようかな」思い思いの形に、立方体を貼り付けていきます。形が決まったら、絵の具を塗って色を楽しみました。途中、描いていると停電が!?暗くなった部屋では、ブラックライトでみんなの作品が光りました!光る模様を楽しみながら、もっともっと描いていきます。最後はみんなで鑑賞会をしました。美術館もびっくりの素敵な色に光るオブジェができました!
◆美術館でたくさんの四角を発見!
◆この角度がいいな・・・自分だけの形をつくろう。
◆もっと描いてみようかな。色々な模様があるね。
◆光る模様を楽しみながら描いていこう。
◆もっともっと高く・・!
◆光り輝くオブジェたち!
◆鑑賞会でさらに感動!
(参加者の声)
・いろいろなもようをかいてたのしかったです。またMOMASのとびらに来たいです。(小学2年)
・いい作品ができた。(小学5年生)
・グルーガンでつけるのがむずかしかったです。(小学3年生)
・さいごのひかるえのぐでびっくりしました。(小学3年生)