2016年1月の記事一覧
工房「宇宙センターMOMAS ~謎の星を調査せよ~」
工房は、作るのが大好きな子供から大人まで参加できるプログラムです。子供に交じって今日も一般の方が参加してくださり、大いに盛り上がりました!今日は埼玉大学の学生さんがリーダーとなり、グループで相談して宇宙の星を作ります。みんなの想像力が大爆発!すっぱい星・しょっぱい星・苦い星などが集まる『味の星』のグループや、やせすぎたネコ星・体を鍛える星などが集まる『ごちそうの星』のグループ、同じポーズの『兄弟の星』や『動物がいっぱいの星』など愉快な星がたくさん誕生しました。最後に暗くした部屋に作品をつるし、照明を当てて鑑賞会をしました。宙に浮かんだ星をみていると、なんだか宇宙旅行をしている気分!楽しい観賞会になりました。
◆子供と大人が一緒にミーティング&制作! ◆初めて会う子とも仲良くなれます!
工房ならではの楽しみです♪ 「なるほど!そんな星もいいね!」
◆『ごちそうの星』の近くに住むと ◆色粘土づくり職人~見事なレインボーカラー
ムキムキ★スポーツマンになっちゃうかも!
◆ユニークな星に囲まれて宇宙旅行! ◆「真ん中の星は、『ごちそうの星!』」
「あったらいいなぁ~こんな星!!」
<参加者の声>
◆みんなで『味の星』たちを作るのはとても楽しかった!ピザの星面白かった。(小3男子)
◆子供たちと一緒につくってみて、子供たちの想像力や発想の自由さに圧倒されました。(一般女性)
企画展物語 親子クルーズ「妄想世界地図」
今日は初めに創作室のモニターで、企画展「旅と芸術」の入り口にある約700年前の地図や、昔の地図を見ました。「あれ?変だぞ!」 洞窟の壁に描かれた地図や、巨大なタコが描かれた地図、国の形が人でできている地図など、みんな興味芯々です。昔の地図には想像した不思議なものがたくさん詰まっていることがわかりました。そこでみんなも妄想世界地図作りに挑戦! まずは大陸づくりです。親子でペンを握って大きな色紙いっぱいに描きます!「山はどこ?」「川や森や砂漠は…」親子で交互に描き加えていきます。次に、自分の地図に加えるものを、企画展を巡ってメモしてきます。創作室に戻るとメモを切って貼ったり、色を塗ったりしてどんどん地図ができていきました。観賞会は、みんなの作った地図に出てくる生き物などのお話を聞いて、楽しい旅をした気分になりました。
◆「あ!服を着た人が横になっている。」 ◆「こんな動物がほんとにいたの?」
「どこどこ?」「ほんとだ!」
◆「知ってる!ピラミッドとスフィンクス」 ◆「お父さんこれ切って~」「ここには洞窟があるよ」
短時間なのによくみて描いているね!! 親子の会話がはずみます
◆たくさん生き物がいたり、線路が走っていたり ◆みんな乗り出して盛り上がった観賞会!
楽しそう♪
<参加者の声>
・見てかんがえて作ひんがつくれてよかったです。(小2女子)
・いろいろ描きたいものが増えてきて最後は時間が足りないくらいでした。楽しかったです。(保護者)
出張!MOMASの扉in蕨市旭町公民館
今日は美術館から飛び出して、蕨市で親子参加のプログラム、「一枚の板から椅子ができた」を行いました! 当館のコレクション「グッドデザインの椅子」を8脚鑑賞しました。お気に入りを探す場面では、人気を分けたのは人型の椅子《ブルム》と折り紙から発想した椅子《パタパタ》でした。《パタパタ》はねじを外すとパタンと一瞬で平らに! みんな椅子の秘密をたくさん知って、座るのが楽しくなりました。「背中が私にぴったり!」「寝そべってマンガを描きたい」など、会話もはずみます。鑑賞の後は一枚のボードからミニチュア椅子をつくりました。下書きもなく切った形をホットボンドでくっつけて椅子にします。最初は緊張気味でしたが、親子で部品を交換するなどして、楽しく制作しました。最後の観賞会では、子供達から大人に「ここは何でこうなってるの~?」などと質問が飛び交い、盛り上がりました。鑑賞と制作を通して親子のコミュニケーションが広がったのではないでしょうか。
◆「この椅子どうやって使うのかな?」 ◆会議室が図工室へ変身!
「丸いところに乗って二人で遊ぶの」 「つくるの大好き~」
◆「旭町公民館コレクション」が勢ぞろい☆ ◆「みんなぜんぜんちがう~!!」
<参加者の声>
◆いろんないすに座れたことが楽しかった。自由に作れたことが楽しかった。(小2男子)
◆1まいのいたでいろんなイスがつくれることがわかった。(小1女子)
◆制作では自分もかなりハマり刺激をたくさん受けました。子供達がいきいき取り組んでいるのを見られ
たことも楽しかったです。(保護者)
◆いすの見方を子供は自由な発想で見られるんだなと感心しました。(保護者)
MOMAS親子クルーズ「カゲのダンス」
今回のMOMASの扉は、開催中の宝船展に出品されている田中清隆さんを講師にお招きして行いました。作家さんのお話を直接聞ける、またとない機会です! 田中さんの《遊影雑技》という作品は、クリップやねじ等の身近で小さな素材をたくさん並べた上に、光の装置が吊られています。田中さんに「ゆらしてごらん」と言われ、みんなでそっと光の装置をゆらします。「あ、カゲが動いておもしろい!」「きれい」予想外のカゲの動きに心がときめきます。「こんな素敵な作品をつくってみたいね!」という事で、なんと光の装置の作り方を教えてもらうことに! そして、色紙を切ったりくり抜いたりして、カゲにする面白いカタチを考えました。さぁ、観賞会! 部屋の電気を消して…、自由にのびて踊るカゲに再び心躍り楽しい観賞会になりました。
◆「光をゆらすとカゲが動くよ!」 ◆親子で話しながら作るって楽しい!
カゲがのびて、右へ、左へ…
◆だんだんとマイワールドへ…真剣。 ◆みんなの作品が勢ぞろい!
◆「ゆらゆらお化けが現れた!」 ◆一斉にカゲがゆれるとまるでダンスを
「赤鬼も!」切り抜きが上手。 しているみたい!「家でも遊んでみてね」
<参加者の声>
◆かげがすごくたのしかった。(小1女子)
◆光と影の面白い使い方を学びました。ありがとうございました。(保護者)
アート★ビンゴ【きん】
2016年最初のMOMASの扉はアート★ビンゴ【きん】を開催しました。アート★ビンゴは美術館にまつわるクイズ9問に挑戦し、スタンプを集めます。家族や友達、カップルなどで、作品を鑑賞しながらお互いに想像したことを伝え合うと、新たな発見や驚きと出合います。それが楽しい!と、リピーターも多いのです。今日の問題、動く彫刻《cycle 90°》をずっと観て「動物に例えると何に観える?」の問いでは、キリン・ウマ・ワニ・ウサギ・シカなど、たくさんの動物が出てきました。観る人によって、感じ方は様々です。真ん中に大きな穴のある椅子《トム・バック》が「もし椅子じゃなかったら何に使う?」という問いでは、「穴から音楽が聞こえるスピーカー」「金魚鉢を置いて下からのぞく」など、デザイナーもびっくりの発想が膨らみました。皆さんのご参加、お待ちしています。
◆「あ、ほんとに動いてる!!」 ◆枯れ木に花を咲かせましょう!
「キツネみたいだな・・・」 「幹からこっそり1輪」「それ素敵~」
◆「この形何に使おうかな?」 ◆僕はサカナ。どこに隠れているか探してね!
「何かはまりそうだな~」