2018年7月の記事一覧
工房「自分だけの“たからもの”をつくろう!」
今日の工房は、埼玉大学の学生が考えたプログラムです!! 最初に、大学生達が持ってきた“たからもの”と、全員にアイマスクが配られました。「一体何だろう?」目隠ししたまま、手で重さやさわり心地を感じたり、鼻で匂いを嗅いだりして考えました。「ザラザラ」「石かな?でも、ふんわり軽い?」目隠しを取ると、それは『木』でできた“たからもの”でした。握りしめると何とも言えない心地よさがあります。今日は、木片をやすりで磨く制作です。とてもシンプルだけど、自分で選んだ『木』を磨いていくうちに、だんだん愛着のわく『たからもの』に変わっていきます。「ツルツルになって楽しい」「スーッとしてよい香りがお気に入り」など、素材をたくさん味わうプログラムでした。「皆さんの“たからもの”は何ですか?それはどんなさわり心地?どんな匂いですか?」
◆「いい木の匂いがする」「僕にもかがせて~」
「どんなさわり心地?」「すべすべ」
◆順番にやすりがけ。
黙々と進める手仕事、どんなことを感じているのでしょうか。
◆大学生が進行しています。…内心はどきどき緊張~ハンパない!
◆「みてみて!」愛着がわいてきましたね。
◆今日は『宝物』について手紙にしたためて、大切に包み持ち帰りました。
時々子供に混ざって挑戦して下さる大人の方の作品、年輪にグッときますね。
(参加者の声)
・木がきれいにつるつるになって楽しかった。(1年生女子)
・初めてのことが楽しかった。こんどは木を削って形をかえてみたい。(3年生男子)
み~っけ!「キラキラ枢機卿に大変身!」
み~っけ!は、初めて美術館に来るお子さまにもぴったりなプログラムです。今回は、地下1階にある彫刻、ジャコモ・マンズーの《枢機卿》を鑑賞しました。その後、スタッフ手作りのマントや帽子が配られ、小さな枢機卿に大変身!「真っ白なマントと帽子をおしゃれにしよう!」と、絵の具やチョークを使って、ぐるぐる、てんてん、好きなマークなどみんな思い思いに模様を描きました。親子で楽しく描いている途中、部屋の電気が消えてしまいます。次の瞬間、ブラックライトがついて模様が光り出し「わぁー!」と歓声が上がりました。「キラキラ!」「魔法みたい!」「もっと描きたい!」とみんなの気持ちも高まります。最後は、光る模様のマントと帽子を身に着けて、幻想的なファッションショーです!枢機卿になりきってたくさん遊びました。
◆枢機卿に変身して、みんなでお祈り。
◆「お花のとなりにちょうちょを描こう。」
「ぐるぐるでつなげたら町みたいになったよ。」
◆「お星さまが光ってきれい!」
◆みんなキラキラ、ピカピカな枢機卿です。
(参加者の声)
・えのぐをぬるのがたのしかった。ひかるのにびっくりした。(5才男子)
・小さい子供でも楽しく芸術とふれあうことのできる貴重な会だと思いました。(保護者)
「アート★ビンゴ~夏~」
本日のMOMASのとびらは「アート★ビンゴ」です。作品や美術館に関する9つのクイズに挑戦します!今回は、本物の木そっくりな彫刻の重村三雄《風景の外側》を見て、「この木にはどんな実がなるかな?」と想像したり、丸山直文《puddle in the woods 6》を見て、自分ならどんなタイトルをつけるか考えたりしました。椅子のコレクションの中には、人型のオリヴィエ・ムルグ《ブルム》という椅子があります。「もし顔があったらどんな顔をしていると思う?」というクイズでは、座った人を思いやる優しい人の顔や、ちょっかいを出そうと企んでいるいたずらっこの顔など、いろいろな顔を考えてくれました。アート★ビンゴの正解は一つではなく、参加者の皆さんの数だけ答えがあります。親子で、友達で、ご夫婦で、ぜひ楽しんでください!
◆作品はどこにあるかな?
◆石の側面を見ると、いろいろな模様があるよ。
「オリジナルの模様も考えてみよう!」
◆椅子のお顔を想像「どんな顔にしよう?」
◆この彫刻はどんなことを言っていると思う?
「今日は暑いなぁ。」「他の部屋にも行ってみたいな~。」
◆「どんな発見があったかな?」親子で回ると楽しいね♪