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建畠 晢の館長退任と関 直子の特任館長就任について

この度、埼玉県立近代美術館の館長 建畠 晢は、令和7年3月31日をもちまして館長を退任いたしました。
後任には、特任館長として、令和7年4月1日付で早稲田大学文学学術院教授の関 直子氏が就任いたしましたので、お知らせします。

 

【特任館長より就任のご挨拶】

この度、建畠 晢 館長の後任として、埼玉県立近代美術館の特任館長に就任いたしました。
当館は1982年の開館以来、国内外の優れた作品の収集や企画性の高い展示、教育プログラムを核として、美術を介した多様な世代の活動のプラットフォームとなってきました。
これまでに育んできたものを大切にしながら、多くの美術家がアトリエを構えてきた埼玉県で、美術館が新たなコミュニケーションの場となることを目指してまいります。
環境や社会が大きく変化する中で、他者の考えや感性を共有することができる美術館での時間が、日々を新たに生きる糧となることを願い、ちからを尽くしていきたいと思っております。

令和7年4月1日
埼玉県立近代美術館特任館長 関 直子

3月29日(土)特別対談を開催します!

1 タイトル

 特別対談「嗚呼、近代美術館」

2 対談者

 水沢 勉(美術評論家、元神奈川県立近代美術館長)
 建畠 晢(埼玉県立近代美術館長)

3 趣旨

 1951年に日本で最初の「近代美術館」が、神奈川県鎌倉市に神奈川県立近代美術館として誕生しました。それ以降、1980年代にかけて、多くの日本の国公立美術館が「近代美術館」という名称のもとで創設されましたが、近年では館名について、「近代」を敢えて外したり、別の言葉に置き換えたりする美術館も増えています。その変化から、「近代美術館」という名称の意味合い、さらには「近代」をめぐる歴史観が、時代とともに変質してきたことが読み取れるのではないでしょうか。
 本対談では、美術館の運営に長く携わった二人が自らの経験を踏まえながら、「近代美術館」や「近代」について語り合います。

4 日時

 令和7年3月29日(土曜日)15:00~16:30 ※開場は14:30

5 会場

 埼玉県立近代美術館 2階講堂

6 定員

  80名(当日先着順)

7 参加費

 無料

3月16日(日)さいたまマラソン2025開催に伴う交通規制について

3月16日(日)は さいたまマラソン2025 の開催に伴い、埼玉県立近代美術館 周辺を含む広い範囲で交通規制が予定されています。
車での来館が困難となるほか、徒歩での来館の場合も時間帯により迂回等が必要となります。
周辺の混雑をご理解いただき、お気をつけてご来館ください。

詳細は、大会公式サイトをご確認ください。https://saitama-marathon.jp/about/traffic/

公園内の外灯のLED化改修工事のお知らせ

下記の期間、公園内の外灯の一部をLED化する改修工事を行います。

安全に十分配慮しながら施工しますが、来園の際にはお気を付けください。

 

期間:令和7年2月25日(火)から令和7年3月4日(火)まで【予定】

施工者:中野電設株式会社

該当の外灯箇所