企画展

密やかな美 小村雪岱のすべて

2026 7月11日(土)- 9月23日(水・祝)

書物の装幀、挿絵、舞台美術、肉筆画。
小村雪岱が示した、静かで洗練された美の世界。

Komura Settai in Perspective : A Secret Sense of Beauty

小村雪岱《蝶》(部分)1925年|絹本着色|川越市立美術館蔵|後期展示

会期

2026年7月11日(土)-
9月23日(水・祝) 前期|7月11日(土)-8月16日(日)
後期|8月18日(火)-9月23日(水・祝)

休館日

月曜日 ※7月20日、9月21日は開館

開館時間

10:00-17:30 ※展示室への入場は17:00まで

観覧料

一般 1,400円
大高生 1,120円 ※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方は無料

※観覧料の団体料金、障害者手帳等をご提示の方、リピーター割引等の詳細は、開催概要をご確認ください。

見どころ

01
小村雪岱の代表作を多数紹介

雪岱の装幀家としてのデビュー作である『日本橋』(泉鏡花著)、挿絵画家として名声を高めた、邦枝完二の小説「おせん」と「お傳地獄」の挿絵下図や原画など、雪岱の代表作とされる作品を多数ご紹介します。また、新聞連載小説「山海評判記」や「江戸役者」の挿絵原画は、近年所在が明らかとなり、それぞれの所蔵先である泉鏡花記念館、東京国立近代美術館以外では初めての出品になります。

02
雪岱に影響を与えた小説家、画家の作品を併せて紹介

雪岱は、生涯鏡花を敬愛し、鏡花を中心とした交友の輪に身を置いていました。本展では、鏡花に関する資料のほか、鏡花を慕った鏑木清方や里見弴らの作品をご紹介します。また、雪岱の日本画制作に大きな影響を与えた松岡映丘の作品や、映丘とその門下との合作である《十二ヶ月図連幅》や《草枕絵巻》を雪岱の個展で初めて展示します。さらに、雪岱が大きな影響を受けた鈴木春信、初代歌川国貞の浮世絵の優品も併せてご紹介します。

03
小村雪岱展最大規模の点数を紹介

本展では、さまざまな分野の仕事を並行して手掛けていた雪岱の創作活動について、編年体を基本にご紹介します。雪岱のおよそ25年間の活動について8章に分け、約700点の作品・資料を前期・後期に分けてご紹介します。

出品作品のご紹介

本展に出品される作品の中から、肉筆画、装幀、挿絵原画、舞台装置に関わる資料など、雪岱の多彩な仕事の一端をご紹介します。

画像は左右にスクロールしてご覧いただけます。

前期展示

会期前半にご覧いただける作品の一部をご紹介します。

小村雪岱《青柳》
小村雪岱《青柳》1924年頃|絹本着色|埼玉県立近代美術館|前期展示(後期は版画を展示)
小村雪岱《『鏡花選集』裏見返原画》
小村雪岱《『鏡花選集』裏見返原画》1915年|紙本着色|慶應義塾図書館|前期展示
小村雪岱《『処女の友』第13巻第6号表紙原画 雨晴れて》
小村雪岱《『処女の友』第13巻第6号表紙原画 雨晴れて》1930年|紙本着色|川越市立美術館|前期展示
小村雪岱《八幡太郎》
小村雪岱《八幡太郎》1931年|絹本着色|はち巻岡田|前期展示
小村雪岱《『婦人之友』第26巻第1号表紙原画 時代景物 都会》
小村雪岱《『婦人之友』第26巻第1号表紙原画 時代景物 都会》1932年|紙本着色|婦人之友社|前期展示
小村雪岱《「稽古扇」舞台装置原画》
小村雪岱《「稽古扇」舞台装置原画》1934年|紙本着色|弥生美術館|前期展示
小村雪岱《星祭り》
小村雪岱《星祭り》|絹本着色|金子國義事務所 金子修氏|前期展示

後期展示

会期後半にご覧いただける作品の一部をご紹介します。

小村雪岱《秋海棠図》
小村雪岱《秋海棠図》1905年|紙本着色|個人蔵(埼玉県立近代美術館寄託)|後期展示
松岡映丘他《草枕絵巻》(上巻・中巻)
松岡映丘他《草枕絵巻》(上巻・中巻)1926年頃|絹本着色|奈良国立博物館|後期展示
※図版は中巻・第8段絵 松岡映丘「湯煙りの女」
小村雪岱《蝶》
小村雪岱《蝶》1925年|絹本着色|川越市立美術館|後期展示
小村雪岱《見立寒山拾得》
小村雪岱《見立寒山拾得》|絹本墨画|清水三年坂美術館|後期展示
小村雪岱《吉川英治「遊戯菩薩」第5図第2図挿絵原画》
小村雪岱《吉川英治「遊戯菩薩」第5図第2図挿絵原画》1935年|紙本墨画|清水三年坂美術館|後期展示
小村雪岱《邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画(川に投げ込まれたお初)》
小村雪岱《邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画(川に投げ込まれたお初)》1935年|紙本墨画|(有)田中屋|後期展示
小村雪岱《おせん》
小村雪岱《おせん》1941年頃|木版|埼玉県立近代美術館|後期展示

通期展示・頁替え等

通期で展示される資料や、会期中に変則的な展示替えを行う作品の一部をご紹介します。

小村雪岱『日本橋』
小村雪岱『日本橋』1914年|泉鏡花記念館、さいたま文学館、牙鳥文庫、(有)田中屋
小村雪岱『鴛鴦帳』(裏見返)
小村雪岱『鴛鴦帳』(裏見返)1918年|泉鏡花記念館、さいたま文学館
小村雪岱『をとめ』第1号
小村雪岱『をとめ』第1号 1916年1月|真田幸治氏
小村雪岱《「足利尊氏」舞台装置原画 第二幕(一)浄土寺多宝塔前の場》
小村雪岱《「足利尊氏」舞台装置原画 第二幕(一)浄土寺多宝塔前の場》1928年|紙本着色|東京藝術大学|7月11日~7月26日
小村雪岱《「江戸役者」挿絵原画画帖》より第65図
小村雪岱《「江戸役者」挿絵原画画帖》より第65図 1932年|紙本墨画|東京国立近代美術館|2週間毎に頁替え
出品作品一覧

本展の出品作品一覧をPDFでご覧いただけます。

関連事業

本展にあわせて、上映会、講演会、担当学芸員によるスライド・レクチャー、ギャラリートーク、公開講座など、さまざまな関連事業を開催します。日時・会場等の詳細は、各事業のカードをクリックするとご確認いただけます。

01
上映会

雪岱が初めて本格的に美術考証を担当した映画作品「春琴抄 お琴と佐助」ほか、1930年代の貴重な映像を上映します。

日程|8月9日(日)
場所|2階講堂 参加費|無料

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02
講演会

挿絵、装幀、鏡花との関係、歌舞伎の舞台美術など、各分野の講師を招き、雪岱の仕事を多角的に紹介します。

日程|8月16日(日)、8月30日(日)、9月5日(土)、9月20日(日)
場所|2階講堂 参加費|無料

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03
担当学芸員による
スライド・レクチャー

担当学芸員が、本展の見どころや小村雪岱についての調査研究の裏話などを、スライドを交えて紹介します。

日程|8月22日(土)、8月29日(土)
場所|2階講堂 参加費|無料

詳細を見る ↓
04
担当学芸員による
ギャラリートーク

展示室で作品を前に、担当学芸員が解説します。手話通訳付き、音声字幕付きの回もあります。

日程|7月12日(日)、7月26日(日)、8月23日(日)、9月6日(日)
場所|2階企画展示室 企画展観覧料が必要

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05
ミュージアム・カレッジ2026
「小村雪岱の世界」

本展にちなみ、埼玉大学教養学部と当館が共催する公開講座を開催します。

日程|7月17日(金)、7月19日(日)、7月24日(金)、8月2日(日)
場所|2階講堂 参加費|無料

詳細を見る ↓
06
スライド・トーク

ご希望のグループに、スライドを使って本展覧会の見どころをご案内します。

予約制|グループ向け
教育・広報担当へお問い合わせ

詳細を見る ↓

図録・関連資料

企画展チラシ、図録、関連する読みもの、ミュージアムショップで取り扱うオリジナルグッズなどをご案内します。

展覧会図録『密やかな美 小村雪岱のすべて』表紙
図録

展覧会図録『密やかな美 小村雪岱のすべて』(264×193mm、349頁、税込3,600円)を当館ミュージアム・ショップで販売します。

オリジナルグッズ

本展にあわせて、オリジナルグッズを多数販売します。ハンカチ、クリアファイル、マスキングテープ、ポストカード、菓子類などを当館ミュージアムショップで取り扱います。

WEB版「ソカロ」

雪岱展に関連するWEB版「ソカロ」の記事を公開しています。展覧会とあわせてお楽しみいただけます。

報道関係者の方へ

報道発表資料は、下記リンクからご覧いただけます。

関連事業 詳細

本展に関連して開催する事業の日時・会場等をまとめています。来館日から探しやすいよう、はじめに日程順の一覧を掲載しています。

関連事業 日程一覧を開く 7月12日(日)から9月20日(日)までの関連事業を日付順に確認できます。

関連事業 日程一覧

日付順に関連事業を確認できます。各事業の内容や講師等の詳細は、右側の「詳細」からご覧ください。

7月
7.12 15:00

担当学芸員によるギャラリートーク

場所|2階企画展示室 企画展観覧料が必要

詳細
7.17 15:00

ミュージアム・カレッジ2026「小村雪岱の世界」 「隠された手―小村雪岱の美人画における身体表現をめぐって―」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
7.19 15:00

ミュージアム・カレッジ2026「小村雪岱の世界」 「小村雪岱のデザイン」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
7.24 15:00

ミュージアム・カレッジ2026「小村雪岱の世界」 「『大衆』の時代を考える——小村雪岱の仕事を入口として——

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
7.26 15:00

担当学芸員によるギャラリートーク手話通訳付き

場所|2階企画展示室 企画展観覧料が必要

詳細
8月
8.2 15:00

ミュージアム・カレッジ2026「小村雪岱の世界」 「小村雪岱の旅行記」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
8.9 未定

上映会

場所|2階講堂 参加費|無料 上映作品やスケジュールは決まり次第ご案内します

詳細
8.16 15:00

講演会①「挿絵画家としての小村雪岱」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
8.22 15:00

担当学芸員によるスライド・レクチャー①

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
8.23 15:00

担当学芸員によるギャラリートーク

場所|2階企画展示室 企画展観覧料が必要

詳細
8.29 15:00

担当学芸員によるスライド・レクチャー②

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
8.30 15:00

講演会②「掌上の愉悦―雪岱の装幀―」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
9月
9.5 15:00

講演会③「旅の所産―鏡花、雪岱、千章館」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細
9.6 15:00

担当学芸員によるギャラリートーク音声字幕付き

場所|2階企画展示室 企画展観覧料が必要

詳細
9.20 15:00

講演会④「歌舞伎を彩る舞台美術の魅力」

場所|2階講堂 参加費|無料

詳細

01上映会

雪岱が初めて本格的に美術考証を担当した映画作品「春琴抄 お琴と佐助」ほか、1930年代の貴重な映像をお楽しみいただけます。

日程 8月9日(日)
時間 決まり次第ご案内
場所 2階講堂
定員 50人
参加費 無料
申込不要、当日先着順です。上映作品やスケジュールについては、決まり次第、当館ウェブサイトでご案内します。

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02講演会

雪岱の挿絵、装幀、泉鏡花との関係、歌舞伎の舞台美術など、各分野の講師を招き、雪岱の仕事を多角的に紹介します。

時間 15:00-16:30
開場 14:30
場所 2階講堂
定員 80人
参加費 無料

申込不要、当日先着順です。

整理券 当日13:30より2階講堂前にて整理券を配布します。

8月16日(日)

「挿絵画家としての小村雪岱」

講師|真田幸治(装幀家、小村雪岱研究家、大阪芸術大学特任教授)

8月30日(日)

「掌上の愉悦―雪岱の装幀―」

講師|平田雅樹(牙鳥文庫主人)

9月5日(土)

「旅の所産―鏡花、雪岱、千章館」

講師|穴倉玉日(泉鏡花記念館学芸員)

9月20日(日)

「歌舞伎を彩る舞台美術の魅力」

講師|岡崎哲也(松竹株式会社顧問、歌舞伎座舞台株式会社社長)

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03担当学芸員によるスライド・レクチャー

担当学芸員が、本展の見どころや小村雪岱についての調査研究の裏話などを、スライドを交えて紹介します。

時間 15:00から
所要時間 1時間程度
場所 2階講堂
定員 80人
参加費 無料
申込不要、当日先着順です。
8月22日(土)

担当学芸員が本展の見どころをご紹介します。

8月29日(土)

当館学芸員3名が、小村雪岱について調査研究の裏話などをお話しします。

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05ミュージアム・カレッジ2026「小村雪岱の世界」

本展にちなみ、埼玉大学教養学部と埼玉県立近代美術館が共催する公開講座を開催します。

時間 15:00-16:30
開場 14:30
場所 2階講堂
定員 80人
参加費 無料
申込不要、当日先着順です。
お問合せ| 埼玉大学総務部広報渉外課ミュージアム・カレッジ担当
TEL|048-858-9213
7月17日(金)

「隠された手―小村雪岱の美人画における身体表現をめぐって―」

講師|清水紀枝(埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授)

7月19日(日)

「小村雪岱のデザイン」

講師|辻絵理子(埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授)

7月24日(金)

「『大衆』の時代を考える——小村雪岱の仕事を入口として——

講師|杉浦晋(埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授)

8月2日(日)

「小村雪岱の旅行記」

講師|菊地真央(当館学芸員)

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06スライド・トーク

ご希望のグループに、スライドを使って本展覧会の見どころをご案内します。

対象 グループ向け
申込 予約制
内容 本展の見どころ紹介
問い合わせ 教育・広報担当
電話 048-824-0110
お問い合わせ、ご予約は教育・広報担当までご連絡ください。

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開催概要

展覧会名
密やかな美 小村雪岱のすべて
会期
2026年7月11日(土)-9月23日(水・祝)
前期|7月11日(土)-8月16日(日)
後期|8月18日(火)-9月23日(水・祝)
休館日
月曜日
※7月20日、9月21日は開館
開館時間
10:00-17:30
※展示室への入場は17:00まで
観覧料
一般 1,400円(1,120円) 大高生 1,120円(900円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※障害者手帳等をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料
※リピーター割引:本展の「一般」又は「大高生」の観覧券を購入すると、半券提示で本展会期中2回目以降の観覧料が2割引になります。なお半券の他人への譲渡は認めておりません。その他の割引との併用はできません。
※企画展観覧券(ぐるっとパスを除く)をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。
主催
埼玉県立近代美術館、毎日新聞社
協賛
DNP大日本印刷
特別協力
川越市立美術館
協力
JR東日本大宮支社、FM NACK5
助成
芸術文化振興基金