ワークショップ 彫刻あらいぐま、またまた参上!

埼玉県立近代美術館
リポーター : T.K.

~第3回・彫刻あらいぐま開催レポート~

あらいぐまワークショップも今年で3年連続となり、3期生が広報・取りまとめを担当しました。幸いこれまでで最高の親子計22名が参加、彫刻洗いやワックスがけを楽しみました。
■ボテロ作品にワックスをかける
洗浄したあと、皆でワックスがけ。ボテロ作品は子どもにとってけっこうな高さの台の上にあります。水で滑りやすくなっていることもあり、安全に気をつけながらの作業。水抜きの穴や、ボテロの作品の特徴などについても説明。 塗りムラ、塗り残しがないように目を配ります。

ワックスのあとは、布で磨きます。大人数なのでなかなか大変。台から落っこちてしまったり、疲れからかぐずってしまう子もいました。

■橋本作品をウォーターガンで洗う
まだまだ蚊が元気。虫よけスプレーをしてから洗います。ウォーターガンは、皆が体験できるように順番で使いました。
ウォーターガンを使ったあとは、洗剤をつけたスポンジで汚れを取ります。穴の中をのぞいたり、たたいて音を確かめたり。いつもは見るだけだった“芸術作品”が、今日は公園の遊具のよう。

-まとめ(反省・感想)-
今回は、彫刻洗浄ボランティアTシャツを着たり、修了証やあらいぐまシールをおみやげにするなど、前回よりもボランティアや「彫刻あらいぐま」イベントのアピールが出来たかと思います。
また、前回は少人数だったため、参加者全員で2つの作品を洗いました。しかし今回は、ボランティアメンバーのお子さんや、当日飛び入り参加の方も加わって、集合場所の講座室は大にぎわい。2班に分かれて交代で洗浄することになり、皆をまとめる大変さと、楽しさを感じることが出来ました。 反省点は、春日部高校の出張洗浄イベントのあとだったこともあり、ミーティングや欠席した方への連絡が不十分だったこと。当日、役割分担などでバタバタしてしまいました。また、特にボテロの洗浄時は滑りやすく、安全面の注意の必要性を感じました。

 -日程詳細-
 12:15  彫刻ボランティア集合。予備洗浄や受付準備
 13:00  受付開始
 13:30  ワークショップ開始。講座室で簡単なあいさつの後、移動
 13:45  洗浄作業スタート14:30  班の交代時に、ボテロの前で記念撮影   14:40  洗浄終了。講座室に移動後、クイズやおみやげの受け渡し
 15:00  ワークショップ終了、ボランティア反省会