令和5年度 公募展表彰式・試食イベントの様子

審査の様子表彰式の様子L PACK.さんのお話しの様子表彰式 受賞者と館長、L PACK.さんと試食イベント レストランテラスイベントの様子イベントの様子 参加者の皆さん創作した食べ物…オープンの瞬間!L PACK.の小田桐さんがカットします断面図が楽しみ!

色鮮やかな断面が!栁平さんの作品と比べると…?

3人とミルクレープ創作する時に難しかったところをお聞きしましたみんな思わずパシャリ!お味は…思わず笑みがこぼれますご家族みんなで・・・♪味わって食べていますおうちの方も近くでみると一層あざやか最後はL PACK.さんも

 

令和5年度(2023年度)公募展

2023 公募展『みつめて、かんじて、たべてみて!─作品のみかた・味わいかた』受賞作品が決定しました!

 

第1回目の公募展には、全部で129点の応募がありました。

審査の結果、7作品(9名)が受賞となりました。おめでとうございます!

なお、応募いただいた全ての作品を当館1階ギャラリーで展示します。

ぜひご来館ください。

展示期間:令和5年11月14日(火)県民の日~令和6年1月28日(日)

展示場所:1階ギャラリーまわり(無料スペース)

 

★総合グランプリ(審査員特別賞)

栁平 悠斗さん(高校3年生) 

タイトル『色とりどりミルクレープ』

鑑賞した課題作品:② 田中保《キュビスト A》1915年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

選んだ作品を見て色とりどりで、かさなっているところがあり、かさなっている食べ物と言ったらミルクレープと考えて、中が虹色だったらおもしろそうで、見てみたいと思って描きました。

 

王冠総合グランプリ(審査員特別賞)を受賞した栁平さんの作品は、埼玉りそな銀行協賛、埼玉県立近代美術館フレンド協力のもと、公募展の審査員を務めた二人組のアーティストL PACK.が実際に食べ物として創作します!(受賞者とその家族、公募展関係者を対象としたイベントです。)

後日イベントの様子をこちらのページでもお知らせ予定です!

→上記ページに当日の様子を掲載しました♪(12月21日掲載)

 

★総合準グランプリ

岩尾 唯芙さん(中学1年生)

タイトル『真赤なソファーで食べたいリンゴのケーキ』
鑑賞した課題作品:④ 剣持 勇《丸椅子(二人掛)》製品化:1967年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

3ついすが並んでたので、リンゴのケーキも3つ横に並べました。それと座る所の赤色をリンゴに例えて、あみあみの所をケーキの下の所のタルトやクッキーで表しました。座る所がフワフワしてそうだったので、スポンジケーキや生クリームをイメージしました。

 

★小学校グランプリ

菅原 美莉さん(小学6年生)

タイトル『新感覚パフェアイス』
鑑賞した課題作品:④ 剣持 勇《丸椅子(二人掛)》製品化:1967年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

この作品を見た時、クッションがやわらかそうだなと思った。でも、土台がかたそうにもみえた。茶色の所が、アイスのコーンに見えたのでアイスにしてみた。クッションは、甘そうに感じたので、いちごやリンゴのジェラートにした。この作品のいすは、だれがすわっても、こわれない安定感があると気づいたので、コーンもパフェのグラスにして、上から下まで食べれる。

 

★中学校グランプリ

大串 光桜さん(中学1年生) 

タイトル『甘いカラフル風車』

鑑賞した課題作品:② 田中保《キュビスト A》1915年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

風車に見えて、べっこうあめを風車の形にしたらおもしろいんじゃないかと思ったので考えました。色も赤色がイチゴ緑色がキウイ黄色パイナップルオレンジ色がみかんに見えたのでべっこうあめをカラフル色にしてフルーツをのせました。土台になっているケーキは絵の下の四角形の紫色が紅芋とさつまいものケーキに見えたので2種類の味のケーキを考えました。

 

★中学校準グランプリ

大月 香波さん(中学1年生)

タイトル『チョコレートケーキの疑問』
鑑賞した課題作品:③ 建畠 覚造《Waving Figure 18》1985年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

溶けたチョコレートケーキのように見えたので自分の頭の中にある「チョコレートケーキはどうしてこんなに美味しいのか」という疑問をスイーツに見たてて表現しました。頭の中の脳をブロッコリーの断面で表すことで、思考回路停止寸前の様子を表しました。

 

★特別支援学校グランプリ

北川 心結さん(高校3年生)

タイトル『カラフル!?ドーナツ~モネの希望をそえて~』
鑑賞した課題作品:① クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888₋89年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

私は、この作品を見て、モネさんの表情を描いてるように見えました。理由は、赤は怒っているけどでも甘く感じました。青は、悲しみと涙を感じました。でも見てるだけでシュワシュワした気持ちにもなりました。緑は、笑顔を感じ、とても幸せな気持ちになりました。

 

★特別支援学校準グランプリ

小島 綾音さん(高校3年生)

原子 悠誠さん(高校3年生)

国谷 結希さん(高校3年生)

タイトル『海鮮ふりかけ丼』
鑑賞した課題作品:② 田中保《キュビスト A》1915年

・課題作品から感じたこと、気づいたこと、考えたこと

最初は海に船がうかんでいる感じがしてそこから魚を釣る人たちを思いうかべ海鮮丼にしました。考えたことは1つ1つ折り紙をちぎってはりつけました。さまざまな切り身を表現しました。

2023 公募展『みつめて、かんじて、たべてみて!─作品のみかた・味わいかた』

 

 

名称

公募展『みつめて、かんじて、たべてみて!─作品のみかた・味わいかた』

 

趣旨

「美術作品をみるとどんな気持ちになる?」「この作品ではどんなことが起きている?」

そんなことを聞かれた時に、なんとなくイメージはあるのに言葉で表すのは難しい…

でも、言葉では上手く伝えられなくても、感じたり考えたりしたことはさまざまな方法で表現できるはず!

今回の公募展では、美術作品を「食(食べ物/料理)」になぞらえると、どんなイメージになるのか。

皆さんの頭の中でわきあがった「食」のイメージを描いてみましょう。

食感は?味は?匂いは?─それは作品のどんなところから感じるのでしょう?

決して食べることができない作品からイメージした「食べ物/料理」を、感性を働かせながら、

自由な発想で表現してみてください。

 

対象

県内の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校(級)

(個人または4名以下のグループ)

※制作に係る費用(画材等)は個人(またはグループ)の負担となります。

 

出品条件

(1)課題作品4点から1点を選び鑑賞すること。

【課題作品リスト】

①クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888-89年

 

②田中 保《キュビストA》1915年

 

③建畠 覚造《Waving Figure 18》1985年

 

④剣持 勇《丸椅子(二人掛)》製品化:1967年

 

(2)館内で作品を展示すること、撮影することに児童・生徒、またその保護者による同意が得られていること。

 

(3)企業商品名の使用は禁止する。

 

(4)画用紙の大きさは八つ切りサイズであること。

 

(5)描画材は問わない。

 

(6)平面表現であり、画用紙の厚みが1cmを超えないこと。

※自然物(どんぐりや落ち葉など)は貼り付けないでください。

 

総合グランプリ、総合準グランプリ  他

 

主催

埼玉県立近代美術館

 

応募方法

(1)応募用紙を記入する。

※応募用紙は切り取り、画用紙裏面右下に貼り付けてください。

応募用紙は館内で配布しているほか、こちらでもダウンロードできます。

 

【チラシ(表面)】・チラシ(表面)のPDFデータはこちら

 

【チラシ裏面(応募用紙)】・チラシ(裏面・応募用紙)のPDFデータはこちら

 

 

(2)美術館へ持参または郵送

作品受付期間:7月19日(水)~9月20日(水)必着

※作品は折り曲げないでください。

※応募作品は返却しませんのでご注意ください。

※応募用紙その他の情報は、目的以外には使用しません。

 

★公募展作品制作のヒント動画公開!

 

「参加したいけど、どんな表現にしてよいかわからない…」

「鑑賞ってどうやるの?」

そのような児童・生徒、先生方のために!

ヒント動画を作成しました。

参考にしてみてくださいね。

 

・ヒント動画① 個人で鑑賞してみたら… クレヨンで描いたよ。

 
 
・ヒント動画② 個人で鑑賞してみたら… 絵の具を使ったよ。 

 

・ヒント動画③ グループで鑑賞してみたら… コラージュに挑戦したよ。