2023/8/26 サマー・アドベンチャー みる+つくる「横尾龍彦さんになりきろう!-無意識から生まれる色とかたち‐」

8月最後のサマー・アドベンチャー第4弾は「みる+つくる」。企画展「横尾龍彦-瞑想の彼方」から《不可知の雲》を鑑賞しました。作品は2mあります。端から端までじっくりみると、「月がみえるよ」「砂嵐かも」「水の中かな」、ひとつの作品からさまざまな世界が浮かんできました。「横尾さんは、水や風、土に描いてもらおう!と無意識に描くことを目指したんだよ」。作品を描くのに無意識なんて…何だか難しいけど、楽しそう!今回は、横尾さんのように無意識の色やかたちの作品づくりに挑戦です。出てきたのは、大きなカンヴァス。グループで描き方を工夫します。「絵の具を流すよ~」『え~!』。「ながーい筆を使ってみよう」『思うようにいかないなあ』。道具や材料をわざと不便にして描きます。いろいろ試したら、ここからMOMAS式。カンヴァスを切って、ひとり一人の作品にしました。最後は少しだけ好みの描き方を付け足して…オリジナルカンヴァスの出来上がり☆横尾さんの作品のように展示室へ並べたら、『同じようにみえて、ひとつも同じじゃないね』。一緒につくってもみんな違う色やかたちが生まれた作品となりました♪

 

◆「どこがどこが?」みんなで作品をじっくり鑑賞。

 

◆大きなカンヴァスをゆらして~ゆらして~

 

◆”パテ”を使って描いてみると…

 

◆「カンヴァスを切ります!」「どうなるのかな~」

 

◆最後は、もう少し試したい絵の具や素材を付け足します。

 

◆「同じ赤も黄色も青もないね。」「宇宙みたい。」

 

(参加者の声)

・ナスカの地上絵みたいになったのがよかったです。(小4)

・遠くから自分たちの作品を見ているといろいろ浮かんできて楽しいです。(中2)