2022/9/10.9/17 彫刻あらいぐま

9月の彫刻あらいぐまは、10日に、鹿間厚次郎《静の旋律No.31》、志水晴児《NEGATIVE BALL》を、17日に、橋本真之《果実の中の木もれ陽》を洗いました。ではなぜ屋外彫刻を洗うのでしょうか。「風が吹いてほこりがつくから」「雨が作品を汚すから」。汚れがついたままだと彫刻も傷んでしまいます。いつもきれいな状態の彫刻をみられるように、今回は、彫刻を洗うプロの方と一緒に彫刻を洗います。彫刻によって洗い方は異なり、使う道具も変わります。環境に優しい洗剤を使いスポンジで洗ったり、大きな作品には高圧洗浄機で手の届かないところに水をかけたりしていきます。屋外彫刻に近づいて洗うことで、「思ったよりもザラザラしている」「穴の中が光っているよ」など、いつもよりも彫刻を細かく観察し、新しい発見ができました。洗い終えた彫刻はますます素敵にみえたかもしれませんね!

 

作品を近くから観察します。

◆触ってみると…どんな感じがするかな。

 

細かいところまで洗浄します。

◆「力を入れて汚れを落とします!」

 

洗った後はもう一度作品を鑑賞します。

◆「洗ったら新しい色がみえたよ~」

 

作品の鑑賞をしています。

◆のぞいてみると何がみえるかな。

 

特別な道具で作品を洗浄します。 

◆高圧洗浄機でザーッと!上の方もきれいになります。

 

 

(参加者の声)

・いろいろなかたちがおもしろかった。カラダみたいなかたちをみつけた。(小1)

・作品を洗うことはなかなかできない経験なので、とても良い機会でした。(保護者)