常設展示室 1F 2002 MOMASコレクション 第2期

2002.6.1 [土] - 8.11 [日]

常設展が変わります!

常設展示には、その美術館の活動の姿勢や実力がうかがえるといわれるほど。当館でも、この4月からより充実した常設展をご覧いただくために、次のような工夫を加えました。
*小展示室や可動壁を新設し、展示点数を増やします。
*展示替えを年6回に増やし、毎回4つのテーマでさまざまなジャンルの作品を紹介します。
* キャプション(作品の名札)や鑑賞カード等を作りかえ、作品の情報をわかりやすくお伝えします。
当館ならではのコレクションや珍しい資料を積極的に紹介するなど、このほかにも新しい試みを考えています。発見や感動に出会えるアトラクティブな常設展をお楽しみに。

ザ・ヌード

油彩画を中心に、版画、写真を含め、裸婦表現のいろいろを紹介します。

西洋の近代絵画

当館所蔵のヨーロッパ近代絵画の名品を紹介します。特に今回は「モネと積みわら」を特集展示します。

風と波のイメージ

自然現象としての風や波をイメージする日本画、油彩画、写真、彫刻作品を紹介します。

光で描くーフォトグラム

瑛久を中心に、印画紙に直接光をあてて画像を作り出す、フォトグラムの作品を紹介します。

会期

2002.6.1 [土] - 8.11 [日]

観覧料

一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
※企画展観覧券をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクションもご覧になれます。

田中 保《花びんのある裸婦》1920-30年

クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888-89年

瑛九《作品46》

五月女幸雄《Vision Fugitive》1989年

MOMASコレクションロゴ

埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。

※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。