近現代建築探検ツアー 2016年度

【第2回】近現代建築探検ツアー・最終回 建築の可能性

近現代の建築についての講義と、実際の建築の見学によって、建築鑑賞の方法を学ぶことを目的として開催してきた本講座の最終回です。近現代の建築が抱える課題をふまえて、建築の今日的な可能性を問う、未来志向の充実したプログラムとなります。
近現代建築探検ツアー・最終回 チラシ(PDF)

日程

平成29年3月18日 (土) 10:30〜16:30

【午前】物質試行No.42《池田山の住宅》の見学
【午後】レクチャー会場にて、物質試行No.24《絶対現場1987》の記録写真の上映、講師によるレクチャー&ディスカッション

見学建築

物質試行No.42《池田山の住宅》(鈴木了二/2001年)

五反田駅近くの住宅街に位置する個人邸を講師の解説付きで見学します。

物質試行42 池田山の住宅 撮影:鈴木了二

物質試行No.24《絶対現場1987》(鈴木了二・田窪恭治・安斎重男/1987年)

レクチャー会場にて、1987年に神宮前で遂行された伝説的なプロジェクト《絶対現場1987》を講師の解説付きで鑑賞します (記録写真の上映) 。※建築は現存しません。

物質試行24 絶対現場1987 撮影:安斎重男

講師

鈴木了二 (建築家、鈴木了二建築計画事務所主宰)

公共施設や商業ビル、個人宅などの建築作品のみならず、著述、美術家とのコラボレーション、映像制作など幅広い活動を通して、建築の在り方について発信している。

参加費用

2,500円 ※移動の交通費、昼食等は各自負担 (移動・昼食休憩は自由行動)

定員

20名 (抽選)

申込方法

往復はがき (一人一枚) に返信の宛名を記入し、「平成28年度近現代建築探検ツアー (最終回) 参加希望」と書き、郵便番号、住所、氏名 (ふりがな)、年齢、連絡先の電話番号を明記の上、当館建築ツアー担当までお送りください。
応募受付期間:2月14日 (火) 〜28日(火) 必着

申込み・問合せ先

埼玉県立近代美術館 建築ツアー担当
〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1
TEL.048-824-0110 FAX.048-824-0118

【第1回】古河 終了しました

今回は、製糸業繁栄の面影を色濃く残す蔵の街、茨城県古河市を訪ねます。江戸から戦前に建てられた歴史的建造物や、建築家・吉田桂二が建物の保存と新しい街づくりを手がけた文化エリアを見学しながら、今の暮らしと歴史とが共存する街空間の在り方を探ります。

日程

平成28年11月26日 (土) 12:00〜16:15
12:00 JR宇都宮線・古河駅に集合 → 徒歩で見学 → 16:15 同駅で解散
 ※昼食をすませてから集合してください。

主な見学先

◆ 亀屋商事株式会社 (旧飯島家住宅・旧飯島製糸煉瓦倉庫) 〈登録有形文化財/昭和10年〉
◆ 篆刻美術館〈登録有形文化財/大正9年/1991年開館〉
◆ 古河文学館〈設計:吉田桂二/平成10年開館〉※ここで講師のお話があります
◆ 古河歴史博物館〈設計:吉田桂二/日本建築学会賞および公共建築賞/平成2年開館〉
◆ 長谷川家住居〈設計:吉田五十八/戦中〉
 ※事情により見学場所、見学順が一部変更される場合があります。
 ※内部を見学することができない建築があります。

亀屋商事株式会社 篆刻美術館 古河文学館

左から、亀屋商事株式会社、篆刻美術館、古河文学館

見学ガイド

伊豆井秀一 (地域美産研究会副代表)

参加費用

2,100円 (参加費1,500円+入館料600円) ※移動の交通費等は各自負担

定員

20名 (抽選)

申込方法

往復はがき (一人一枚) に返信の宛名を記入し、「建築ツアー (古河) 参加希望」、郵便番号、住所、氏名 (ふりがな)、年齢、連絡先の電話番号を明記の上、当館建築ツアー担当までお送りください。
応募受付期間:10月1日 (土) 〜13日(木) 必着

申込み・問合せ先

埼玉県立近代美術館 建築ツアー担当
〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1
TEL.048-824-0110 FAX.048-824-0118