2025年度 第1回ミュージアム・シアター

2025年度 第1回ミュージアム・シアター
「バレエ・スエドワ解散100周年記念 舞踊と美術」

展覧会で紹介する機会の少ない時間芸術を楽しんでいただくイベント、ミュージアム・シアター。
今回は、知られざるバレエ団「バレエ・スエドワ」の解散100周年を記念して、ダンスと美術のコラボレーションをテーマに、イベントを開催します。

※バレエ・スエドワとは?
スウェーデンの貴族、ロルフ・ド・マレが主宰したバレエ団。
活動期間はたった5年(1920-25年)ながら、バレエでの初の映像使用等バレエ史上極めて重要な業績を残した。
レオナール・フジタやフェルナン・レジェら多くの芸術家が舞台美術や衣裳などを手がけたことも特徴。

MOMASコレクションで関連展示を開催中(9月6日~11月30日)

① ダンスパフォーマンス「From there.」

日時

2025年11月24日(月・休)11:30~/13:30~(2回公演、各回15分程度)

会場

埼玉県立近代美術館 地階 センターホール

内容

ダンスカンパニーOrganWorksを主宰し、ダンサー、振付師として国内外で活躍する平原慎太郎氏が新作を披露します。

出演

平原慎太郎、池上たっくん、稲田涼香、今泉かなこ、杉崎舞花、AYUBO

費用

無料

申込

不要 ※立見でのご鑑賞となります。

平原 慎太郎 プロフィール


©Hajime Kato

振付・演出など舞台芸術における空間構成全般を創作する作家として活動。
シアターカンパニー【OrganWorks】主宰。
自作品発表のほか、中山晃子、冨安由真、蓬莱竜太など他分野のアーティストとの交 流も積極的に行う。
2021年TOKYO2020オリンピック開閉会式振付担当。
2022年「浜辺のアインシュタイン」ミュージック・ペンクラブ現代音楽部門年度賞受賞。

② 講演会
「忘れられたバレエ団 ~バレエ・スエドワとロルフ・ド・マレ~」

日時

2025年11月24日(月・休)15:00~16:30 ※開場は14:30

会場

埼玉県立近代美術館 2階 講堂

内容

レオナール・フジタやフェルナン・レジェなど多くの画家が携わったバレエ団、バレエ・スエドワについてご紹介します。

講師

芳賀直子

費用

無料

定員

80名(申込不要。当日先着順)

芳賀 直子 プロフィール


©Photo SAI

舞踊史研究家。
1998年の「バレエ・リュス」展(セゾン美術館)を皮切りに、執筆、講演、展覧会監修等を行うようになる。
近年では「パリ・オペラ座〜芸術の殿堂」(アーティゾン美術館、2022-23年)学術協力など。
著書に『バレエ・ヒストリー』(世界文化社)他。
大正大学客員教授、一般社団法人日本バレエ・リュス&バレエ・スエドワ協会理事。