ホラー映画とジェンダー/フェミニズム
映画や音楽、パフォーマンスといった、展覧会ではなかなかご紹介できない表現について取り上げるイベントとして「ミュージアム・シアター」を開催します。
初回の2022年度は、「ホラー映画とジェンダー/フェミニズム」をテーマに、映画の上映および映画研究者の鷲谷花氏をお招きした講演会を実施します。
日時
2023年3月5日(日) 第1回:12:00~13:23、第2回:14:00~16:32
2023年3月19日(日) 第3回:10:30~11:54、第4回:13:00~17:00
※スケジュールの詳細は下記参照
場所
2階講堂
上映映画
第1回・第3回:『悪魔のいけにえ』(1974年)
第2回・第4回:『サスペリア』(2018年)
※R-15+指定作品です。15歳未満の方は観覧できません(残虐的、グロテスクな表現を含みます)。
講演会(第4回の上映終了後に開催)
日時:2023年3月19日(日)第4回上映終了後〜17:00
講師:鷲谷花(映画学・日本映像文化史研究)
テーマ:ホラー映画のジェンダー論
定員
各回60名(各回入れ替え制)
費用
無料
申込方法
下記URL(埼玉県電子申請・届出サービス)からお申し込みください。(先着順)
※第1回~第4回のうち、ご希望の回にお申込みください。(複数申込可)
※講演会は第4回に含まれます。
3月5日(日)第1回:悪魔のいけにえ
https://s-kantan.jp/pref-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=47342
3月5日(日)第2回:サスペリア
https://s-kantan.jp/pref-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=47343
3月19日(日)第3回:悪魔のいけにえ
https://s-kantan.jp/pref-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=47346
3月19日(日)第4回:サスペリア + 講演会 定員に達したため、申込受付を終了しました。
https://s-kantan.jp/pref-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=47348
スケジュール
<3月5日(日)>
11:30 開場
12:00~13:23 第1回:映画『悪魔のいけにえ』上映(83分)
13:30~14:00 観客入れ替え
14:00~16:32 第2回:映画『サスペリア』上映(152分)
<3月19日(日)>
10:00 開場
10:30~11:53 第3回:映画『悪魔のいけにえ』上映(83分)
12:00~13:00 休憩(12:30開場)
13:00~15:32 第4回:映画『サスペリア』上映(152分)
上映終了後~17:00 鷲谷花 講演会
上映作品情報
『悪魔のいけにえ』(1974年/アメリカ/83分/ブルーレイ)R15+
監督:トビー・フーパ―
出演:マリリン・バーンズ、ガンナー・ハンセン、ジム・シードウ
低予算で自主製作されたにもかかわらず、ニューヨーク近代美術館にマスターフィルムが保存されている、映画史に残る傑作ホラー映画。
1973年、8月。テキサスでは墓が荒らされ、遺体が盗まれるという奇妙な事件が多発していた。サリー・ハーデスティとその兄フランクリンは、自分たちの祖父の墓の様子を確認するため、恋人や友人とともにワゴン車でドライブ旅行に出かける。彼らは道中でヒッチハイカーの男を乗せるが、その男は自分の手をナイフで切りつけるなど、不気味な行動をとりはじめる…。
『サスペリア』(2018年/イタリア、アメリカ/152分/DVD)R15+
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィンソン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー
1977年に公開され大ヒットしたホラー映画『サスペリア』を、『君の名前で僕を呼んで』で話題を呼んだ映画監督ルカ・グァダニーノが大胆に再構築。
女たちが踊る夜、禁断の宴がはじまる。
1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な<マルコス舞踊団>に入団するため、スージー・バニヨンは夢と希望を胸にボストンからやってきた。初のオーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、すぐに重要な演目のセンターに抜擢される。そんな中、マダム・ブラン直々のレッスンを続ける彼女のまわりで不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。一方、心理療法士クレンペラー博士は、患者であった若きダンサーの行方を捜すうち、舞踊団の闇に近づいていく。やがて、舞踊団に隠された恐ろしい秘密が明らかになり、スージーの身にも危険が及んでいた――。