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建畠 晢の館長退任と関 直子の特任館長就任について

この度、埼玉県立近代美術館の館長 建畠 晢は、令和7年3月31日をもちまして館長を退任いたしました。
後任には、特任館長として、令和7年4月1日付で早稲田大学文学学術院教授の関 直子氏が就任いたしましたので、お知らせします。

 

【特任館長より就任のご挨拶】

この度、建畠 晢 館長の後任として、埼玉県立近代美術館の特任館長に就任いたしました。
当館は1982年の開館以来、国内外の優れた作品の収集や企画性の高い展示、教育プログラムを核として、美術を介した多様な世代の活動のプラットフォームとなってきました。
これまでに育んできたものを大切にしながら、多くの美術家がアトリエを構えてきた埼玉県で、美術館が新たなコミュニケーションの場となることを目指してまいります。
環境や社会が大きく変化する中で、他者の考えや感性を共有することができる美術館での時間が、日々を新たに生きる糧となることを願い、ちからを尽くしていきたいと思っております。

令和7年4月1日
埼玉県立近代美術館特任館長 関 直子