和田英作、岸田劉生から埼玉ゆかりの画家まで、明治時代以降の洋画家たちの試みをたどります。
1階展示室 2015 MOMASコレクション 第4期
2016.1.23 [土] - 4.10 [日]
鈍色の輝き-日本の近代洋画
アーティスト・プロジェクト:
島州一 世界の変換と再構築
浅間山に自らを投影した《Tracing-Shirt》シリーズなどの近作を中心に、美術の概念をゆさぶり拡張してきた島州一の世界を紹介します。
椅子の美術館のイス
歴史的名脚から個性的なデザインまで、バラエティに富んだ椅子のコレクションを紹介します。また、椅子に関連する油彩画や版画などもあわせて展示します。
震える青-難波田龍起の抽象
戦後にほんの抽象絵画を牽引した難波田龍起の画業の一端を、ドリッピング(垂らし)技法を用いた1960年代の油彩画を中心に紹介します。
会期
2016.1.23 [土] - 4.10 [日]
休館日
月曜日(3月21日は開館)
開館時間
10:00~17:30(入場は17:00まで)
観覧料
一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は団体20名以上の料金です。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料です。
※企画展観覧券をお持ちの方は、併せてMOMASコレクションもご覧になれます。
出品作品
関連イベント
スペシャル・トーク「世界の変換と再構築-島州一の世界」
内容:アーティスト本人と塚本豊子(双ギャラリー)によるスペシャル・トークです。
日時:1月23日(土)14:00〜16:00
場所:2階講堂、1階展示室/申込:不要/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
サンデー・トーク
内容:学芸員が展示作品から1点を選んで展示室内で解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
日時:2月28日(日)15:00〜15:30/作品:森田恒友《午睡する看護婦》1907年/担当学芸員:鴫原悠
日時:3月20日(日)15:00〜15:30/作品:難波田龍起《形象》1966年/担当学芸員:大浦周
美術館サポーターによる作品ガイド
内容:1月23日(土)、24日(日)を除く会期中の毎日14:00から30分程度、美術館サポーター(ガイド・ボランティア)が展示作品について解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
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展示風景(YouTube)岸田劉生《路傍初夏》1920年
森田恒友《午睡する看護婦》1907年
島州一《Tracing-Shirt 193》2012年 作家蔵
島州一《ASAMAいろは歌 ほ》2012年 双ギャラリー蔵
《ロッキング・チェア》
デザイン・製品化 1860年/1890年頃
埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。