当館の3,200点を超えるコレクションは、先代の人々が優れた芸術を後世に伝えようとした努力の「たまもの」であり、縁が重なって授かった「たまわりもの」であり、埼玉県民の共有財産「さいたまのもの」とも言えるものです。
本展では、2013年に当館で開催した「たまもの」展にちなみ、川越市立美術館を会場として、当館コレクションの中からモネ、ルノワール、シャガール、ピカソ、草間彌生、岸田劉生など国内外の美術家による珠玉の作品約100点を選りすぐってご紹介します。
また、関連イベントとして、当館館長の建畠晢による講演会や美術館サポーターによる作品ガイドなどを開催します。
川越市立美術館 たまもの in 川越 モネから草間彌生まで—埼玉県立近代美術館の逸品大集合!
2015.1.24 [土] - 3.15 [日]
会期
2015.1.24 [土] - 3.15 [日]
会場
川越市立美術館 地下1階 企画展示室
〒350-0053 川越市郭町2-30-1
電話:049-228-8080
休館日
月曜日
開館時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料
大人500円(400円)、大高生250円(200円)
※( )内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付き添いの方1名を含む)は無料
※「川越きものの日」にちなみ、毎月8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金で入館可
※埼玉県立近代美術館友の会会員は、会員証提示で観覧無料
出品作品(予定)
主催
川越市立美術館、埼玉県立近代美術館
助成
一般財団法人自治総合センター
関連イベント
- ・連続講演会(当館館長 建畠晢、ブリヂストン美術館学芸員 賀川恭子、当館主任学芸員 梅津元)
- ・アートスクウェア「たまもの展でアート・ビンゴ in 川越」
- ・託児付き鑑賞会
- ・埼玉県立近代美術館の美術館サポーターによる作品ガイド
- ・対話型鑑賞研修
- ・ファミリー鑑賞タイム
詳細・申込み方法等については、川越市立美術館ホームページをご覧ください。
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クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888-89年
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オーギュスト・ルノワール《三人の浴女》1917-19年
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キスリング《リタ・ヴァン・リアの肖像》1927年
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草間彌生《スーツケース》《脚立》1966年
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岸田劉生《路傍初夏》1920年
埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。