2022年度は、日本画家の林樹里氏を講師にお迎えします。林氏は、絵画制作の傍ら、琳派の作品模写を通して「たらしこみ」技法の研究を続けています。さらに、東京藝術大学COI拠点に在籍し、バーミヤンE窟天井壁画《青の弥勒》や、フリーア美術館所蔵雪村筆《寿老人》など数々の文化財の高精細複製「クローン文化財」制作を精力的に行なっています。
レクチャーでは、実際の「クローン文化財」作品をお持ちいただき、模写や文化財継承の現在、作品制作についてお話いただきます。
日時
2023年3月21日（火・祝日）14:00～15:30（開場は13:30）
会場
2階講堂
定員
60名
費用
無料
申込み
不要（当日先着順）
講師
林樹里（日本画家・東京藝術大学 COI拠点 Arts&Science LAB 特任助手）
| 2013 | 東京藝術大学美術学部芸術学科卒業 |
| 2015 | 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復研究領域（日本画）博士課程修了 |
| 博士（文化財）学位取得 | |
| 「たらしこみの研究―尾形光琳筆「四季草花図巻」（個人蔵）の模写を通して―」 | |
| 2018 | 東京藝術大学大学院専門研究員、芳泉文化財団展覧会事務局学芸員 |
| 2019～ | 東京藝術大学COI拠点特任助手、日本美術院院友 |
