親子クルーズ企画展物語「発見!自分だけの形の世界☆」

 企画展「辰野登恵子 ON PAPERS」の一室には、大きな油絵が並んでいます。そのひとつ、《Aug-2-2003》は2つの形が重なっているように見えます。「赤いところは触ったら、ぐにゃぐにゃしていて、押したらとび出してきそう」と、触り心地を想像したり、「雲みたいにふわふわ広がっていきそう」など、絵の中の空間を想像したりしました。辰野作品に描かれた、複雑に重なり合って組まれた形や空間の面白さを味わった鑑賞の後は、立体で表現することに挑戦しました。スチレンボードを2つに切って、その隙間の形の間から見える世界を想像して、絵を描いたり、色画用紙やお花紙を使って表現したりしました。平面の絵を立体にしてみると新しい形や違う空間を発見することがあります。絵の見方も変わりそうですね。

 辰野作品を鑑賞しているところ
◆「黄色い形は、やわらかいところと硬いところがありそう。」

形の間から見える世界を表現しているところ 

◆「お花紙で、やさしい感じの世界を作ろうかな。」

 鑑賞からイメージを広げて作品をつくっているところ

◆「展示室で見た絵みたいに、とび出しているところもあるよ。」

 親子でパーツを交換した作品

◆親子で交換。

 近づいて覗くと、自分の世界が見えます!

◆近づいて覗いてみると…。

<参加者の声>

・自分のせかいのふんいきを出すにはどうしたらいいか、考えるのが楽しかったです。(小2)

・形のあいだからとび出すせかいを作りました。(小1)