わくわく鑑賞ツアー

 今日のツアーでは、MOMASコレクションに展示中の瑛九《手》とポール・シニャック《アニエールの河岸》、そして吹き抜け周りにあるグッドデザインの椅子を見てまわりました。《手》は、画面の真ん中に手が描かれています。その手を見て、「太陽をつかもうとしている」「誰かを呼んでいる」「自分を包み込んでいる」など、様々な物語が生まれました。《アニエールの河岸》は、今年度当館のコレクションに仲間入りをした作品です!描かれた場所が画家にとってどんな場所だったのか聞くと、「落ち着く」「ほっこりする」「大好きな場所」という返答がありました。実は、絵になった場所は、作者のシニャックが暮らしていたところです。作者もこの河岸の道をのんびりと歩いていたのかもしれないと、さらに想像が膨らみました。MOMASコレクションの新しい作品も古株の作品も、グッドデザインの椅子も、たっぷり楽しみに来てくださいね♪

 

 色に注目して話し合っているところ

◆「わくわくしてくる色!」「後ろの方はちょっとさみしい感じ。」

 季節や温度を想像して話し合っているところ
◆「ひんやりした風がふいていそう。」「水がゆれてキラキラしているんだよ!」

 椅子の形を見立てて楽しんでいるところ

◆「マーブルチョコみたい♪」