和紙と墨でぺたぺたにわとりを作ろう!

 今日の「み~っけ!」は、雄鶏・雌鶏・雛が大きな屏風に描かれた小茂田青樹《鳴鶏》をみて、表情やポーズから鶏の気持ちを想像して楽しみました。「どんなお話しているのかな?」と聞くと、「暑いなー!」「涼しくしてあげるわパタパタ(羽で扇いであげている)」会話が聞こえてきそうです。また、背景の余白をみて「どうなっていると思う?」「鶏がいっぱい、水車、柿の木、田舎の田んぼ」など描かれていない景色を想像しました。鑑賞の後は、色んなポーズの鶏を作ります! 筆で和紙に描くのではなく、和紙をちぎってしまいます。それを濃さの違う墨や水にピタピタ浸して段ボールの台紙にペタッと貼ると体の完成、筆ペンでくちばし、赤い絵の具でトサカをつけるとぐっと鶏らしくなりました!最後にみんなの作品を屏風のようにつなげて鑑賞しました。「遊んでいる、走っている、花の中にいる」素敵な鶏にうっとりしました。


◆「籠の中の鶏はどうしているのかな?」  ◆水にピタピタつけると段ボールにぺったり! 

 「卵を温めてる」「病気で休んでる」    うす墨、濃い墨、お水でペタペタ!



◆白と黒のきれいな羽ができていきます。  ◆とさかの赤でぐっと鶏に!

 


◆桜の花びら舞う中の羽を広げたにわとり♪  ◆歩いてみると違う鶏が顔を出します!



◆屏風になると迫力があってステキ!!

<参加者の声>

・かみでぺたぺたはるのがたのしかった(5才女子)

・最後にみんなで並べてみると一つの作品になって感動しました。(男性保護者)