北浦和山水図巻

MOMASコレクションの中には、『道』が描かれている作品がたくさんあります。最初はグループごとに、参道や金色に輝く道、長い道、短い道など『道』を見つけながら展示室を巡りました。「一番長い道はどれかな?」と聞くと、橋本雅邦《大和山水図巻》が選ばれました。「道はどこに続いているのだろう?」「今の景色と何が違うのだろう?」「山はどんな描き方をしているのかな?」と、みんなでじっくり見て楽しみました。鑑賞の後は、自宅から近代美術館までの道のりを水墨で描き、巻物に仕立てました。「この辺に公園があって、ウサギがいて、お寿司屋さんがあって…」親子でお話しながら描く姿はとても楽しそう! 最後に各家族に発表してもらうと、空に何かが飛んでいたり、雷様や虹も現れたり、楽しい道が美術館まで続いていました。



◆「金色の道の先には何がある?」     ◆「何か気づいたことはある?」

 「…梨の木!」「海!」          「高い建物がない…昔の絵!?」 



◆水墨って初めて♪            ◆予想外のストーリーが展開☆

 水で濃さをかえるんだね。            



◆街もあり、自然もあり。現代版山水図巻  ◆来る途中で色々巻き起こってるね!

                      乗り物もたくさん!
<参加者の声>

・すみでまきものをかくのがすごくたのしかったです(小1女子)

・いつも見ている風景を2人で思い出し会話もたくさんできました。(保護者)