みる+つくる企画展物語『解体!?絵画の大変身』

 開催中の企画展『モダンアートの再訪』の中からロスコ、フォンタナ等の作品4点を鑑賞しました。今日は「これって絵画?」をキーワードに展示室へ向かいました。第5章には、抽象的な作品、余白が切り取られたり、カンヴァスに切り込みが入っていたり、四角いカンヴァスにただ対象が描かれている絵画は見当たりません。「これらの作品はどうして生まれたのでしょうか?」じっくりと向き合います。ロスコの作品を見ていると、はじめはジャムを塗ったパンに見えていましたが、「白い半分はお弁当のごはん?いや、人じゃない!?」と見方が広がりました。「何だか気持ちが伝わってくるからこれは絵だよ!」また、隣のステラの作品は「組み立ててるから立体?」など十分にモダンアートを楽しみました。創作室戻り、大きなカンヴァスをみんなで解体!剥がした布で新しい作品を作りました。帽子、ロボット、動物、「絵って立体にもなるんだね。」子供のつぶやきに、絵でもない彫刻でもない新しい作品の可能性を感じました☆


ロスコの作品をみている 

◆赤紫色は何に見える?

「ジャム~!帽子?」

フォンタナの作品をみている

◆緑の奥に何か見えてるね!「後ろの絵をのぞく!」

「これは絵じゃない!立体だ」


カンヴァスを切っている 

◆みんなもフォンタナのように切り込みます。

「木枠がみえてきた」


制作の様子 

◆穴あけパンチやホチキス、針金で作ります。



作品 

◆これは絵が起き上がって犬に!


制作の様子

◆ヴィアラの木枠や額縁を排除したカーテンのような作品にような

 刺激をうけて制作!

 

<参加者の声>

・キャンバスがいろんなものにへんしんしておもしろかった。(小3女子)

・チョキチョキ切ったりするのが楽しかった。(小2男子)